称えよ、その名はウィッチハンター
集合
PC1:”叡智の番人”上戸乃亜(キャラシート)PL:海野しぃる
PC2:"ペルーの守護者"永倉文吾(キャラシート)PL:中村
PC3:"アフォーダンス"芝石花(キャラシート)PL:自動
PC4:"誘いの惑い星"真木優里(キャラシート)PL:しお
メインログ|雑談ログ
目次
プリプレイ
GM:それではセッションを開始していきたいと思います
芝石花:おねげえしますだ~
上戸ノア:よろしくおねがいします!
真木優里:よろしくおねがいしまーす!
永倉文吾:しゃす!
GM:では自己紹介から始めていきましょう
GM:キャラシのURLも貼ってくれると助かるよ
GM:ではPC①の上戸さんからどうぞ
上戸ノア:はい!
上戸ノア:キャラシート
上戸ノア:昼はマスター、夜は支部長補佐! 十一地区を中心にイリーガルに仕事の斡旋や物資の提供を行うお兄ちゃんです!
GM:たよれる
上戸ノア:能力もサポートに特化!
上戸ノア:ダメージを増やしたり、攻撃の被害をそらしたり、達成値を盛ったりします!
GM:なんか強いですよね コワイ
上戸ノア:味方を強く、敵を弱く、オルクスとバロールの美味しいとこをつまんでます!
上戸ノア:人間の魔術系オーヴァードっぽい顔で密教っぽい能力行使を行いますが、その実は人間大好きレネゲイドビーイングなので優しくしてあげてください
上戸ノア:よろしくおねがいします!
GM:はーい、よろしくお願いします
GM:そんな上戸さんのハンドアウトはこちら
GM:PC1:上戸ノア
シナリオロイス:遠里悠
11地区でオーヴァードが殺される事件が頻発している。
UGNに被害は出ていないがこのままではイリーガルや善良な市民にも被害が拡大する恐れがある。
君は支部長の指示を受け事件の調査を開始した。
GM:
上戸ノア:ウオーッ! イリーガルを……守る!
GM:狙われるのは君かも知れない…
GM:情報部門の支部長補佐として期待しています!格好良くいきましょう!
上戸ノア:先祖代々魔女狩りに狙われる家計……
上戸ノア:格好良く行きます!
GM:はい
GM:では次はPC②
GM:永倉君
永倉文吾:はーい
永倉文吾:キャラシート
永倉文吾:PC2の永倉文吾(ながらくぶんご)です
永倉文吾:半年前に借金返済のためにペルーに流されましたが最近帰ってきました
GM:あの泣き虫だった永倉君が見違える様だ
永倉文吾:ペルーのある村でゲリラの戦禍に巻き込まれそこで半年間ゲリラ兵士と戦ったり、仲間が沢山死んだり敵もいっぱい殺したりしたので
永倉文吾:日本にいた頃は明るい馬鹿でしたが、なんか暗めの落ち着いた雰囲気の子に性格が変わっていきました
永倉文吾:今は利子で膨れ上がった借金を返済する為頑張ってます
永倉文吾:性能としてはピュアノイマンの勝利の女神とフェイタルヒットの力を白猿の額でゲットしたサイレンに乗っける!
永倉文吾:あとは生き字引でそれなりの情報収集をする感じです!
永倉文吾:以上です。よろしくおねがいします
GM:とにかく強いんだよね
GM:永倉君
GM:はい、そんな永倉くんのハンドアウトはこちら
永倉文吾:100%超えればね
GM:PC2:永倉文吾
シナリオロイス:禍田雅彦
鴻央会は少なからぬオーヴァードを構成員として支配下に置いている。
この数日で数名のオーヴァードヤクザが殺害される事件が起きた。
ヤクザは面子を重んじる。
鴻央会傘下の組長、禍田雅彦は君に犯人に対して調査を依頼した
GM:
GM:お仕事の依頼です
永倉文吾:なんか、デジャヴを感じる……!!
永倉文吾:俺もそんな感じで雑に殺されかけたんだ…!!
永倉文吾:ヤクザに証拠はいらないのかも知れないが俺は証拠を探していくからな……!!
GM:大丈夫
GM:多分
永倉文吾:禍田さんが大丈夫って言うならきっとだいじょうぶだぜ、よろしくおねがいします
GM:よろしく
GM:それでは続いてPC③
芝石花:はーい
GM:芝さん、よろしくお願いします
芝石花:キャラシート
芝石花:芝石花(しば・せっか)。35歳の穏やかな、というかホケーとした男です。彫刻家を志していた過去があり、今でもきれいなものが大好き。最近第四支部配属に決まりましたが、バーやカフェに赴いたり、にぎわう夜を眺めたりと、月夜銀座にはよく訪れます。見た目もあんまり言われませんしね
芝石花:左の肌と髪が光沢を帯びた黒に変化しています。これは砂鉄で、こいつの左半身の多くは体内で生成した砂鉄で構築されたものです。変わった容姿ですが、本人は気にせずゆるく生きています。
芝石花:性能は自身の砂鉄で銃をつくり、そこに電気を通して磁力を発生させ、威力を高めて撃つという仕組み。わかりやすいモルフェウス/ブラックドッグですね。範囲攻撃や防御貫通もできます。あとはDロイス「触媒」でがんばる誰かのお手伝いもできるはず。
芝石花:以上です!よろしくおねがいしまーす
GM:汎用性が高い
GM:触媒がいると怖いんですよねw
芝石花:まだ使ったことないので、そのへんはお助けくださいませ
GM:そんな芝さんのハンドアウトはこちら
GM:シナリオロイス:“ウィッチハンター”
夜の街「月夜銀座」。
君はこの街を良く訪れる。
夜の歓楽街を歩いていた君の目の前に仮面を付けた人物が立ちはだかる。
「お前、オーヴァードだな?」
そういうとそいつは君に襲い掛かって来た。
GM:
GM:PC3:芝石花
GM:が抜けていた
芝石花:ありがとうございます
GM:夜の街を歩く君は仮面の変な奴に襲われます
芝石花:こわいよー
GM:治安、悪いですね
芝石花:こ、こんな街に善良なエージェントが襲われるなんて
芝石花:頑張って倒さなきゃですね
GM:襲われた場所が場所なので管轄する11支部に報告には来てね
芝石花:もちろんです!
GM:では宜しくお願いします
GM:それでは最後
GM:PC④の真木さん
真木優里:はいはい
真木優里:キャラシート
真木優里:PC4、真木優里です
真木優里:11支部の片隅で占い師をやっています。通称ミス・マーキュリー
GM:情報屋だー
GM:良いですよね歓楽街の情報屋
真木優里:要人からカネと情報を売ったり買ったりして生きているぜ
GM:弱みを握られそう
真木優里:簀巻きにされて海に放り込まれそうなところを遠里支部長に助けられたとか
真木優里:おそらくそういう過去があるとかないとか
真木優里:能力は回避特化。攻撃誘導して避ける!それだけ!
真木優里:ブラックカードがあるので購入も強いぞ
GM:なんて奴だ
GM:当たる気がしない
真木優里:そんな感じでよろしくおねがいします!
GM:情報が得意なのは頼りになりますね
GM:ではそんな真木さんのハンドアウトはこちら
GM:PC4:真木優里
シナリオロイス:敷嶋警部
街で殺人事件が起きているらしい。
らしい、というのはそれが全く表ざたになっていない事だ。
情報屋である君がこの噂を放置しておく理由は無い。
噂から情報を組み上げられるかどうかが優秀な情報屋の腕の見せ所だからだ。
うまくいけば情報を扱う11支部にも恩を売る事が出来るだろう。
君はその為に11地区担当の敷島という警部に接触を図る事にした。
GM:
真木優里:でかいシノギの匂いがするわね
GM:白龍かよw
GM:デカいシノギにしてくれてもいいんだよ
真木優里:ばっちり恩を売ってやるわ
GM:宜しくお願いします
真木優里:おねがいします~
GM:そんな4人が遭遇する事件は初めて行きましょう
芝石花:はーい
上戸ノア:はい!
永倉文吾:しゃす!
真木優里:はーい!
GM:----
GM:日差しは焼けるように熱く。
蝉の鳴き声は煩い。
GM:
GM:市内最大の歓楽街である月夜銀座も表通りから離れれば怪しげな雑居ビルが立ち並ぶ。
カラフルなネオンが輝く夜と違い、日中では薄汚さが白日の下にさらされる。
GM:
村田刑事:「うへぇ、これはヒドイっすね。オゲェー…」
GM:
GM:若い刑事が思わず口元を押さえた。
目の前にあるのは死体だ。
違法風俗店の事務所。
カタギではないであろう被害者の頭部は見事に潰れ、体も所々損壊している。
夏の暑さにやられたのだろう、腐臭が酷い。
GM:
敷島警部:「ああ、酷いもんだ」
GM:
GM:中年の刑事が応える。
執拗に、と言うべきだろう。
余程恨みがあったとしてもここまで死体を破壊する理由にはならない。
まるで、殺しても死なない相手を殺す為に行うような。
ゾンビ映画でもあるまい。
だが、この街でなら。
死亡したヤクザの名をデバイスで検索する。
ヒットだ。
GM:
村田刑事:「いやぁ、やっぱりヤクザってのは恨みを買うもんなんですかね。それとも男女のアレコレですかね」
GM:
GM:若い刑事が緊張感のない言葉を発する。
GM:
敷嶋警部:「いや、そうじゃない」
村田刑事:「じゃあ猟奇殺人ですかぁ?暴対じゃなくて一課で捜査本部を?」
敷嶋警部:「俺達にできる事はもうないよ」
村田刑事:「?」
敷嶋警部:「こいつは、R案件だ」
GM:
GM:俺達平凡な人間の出番はお終いだ。
UGNが時間を置かずにここにやってくるだろう。
GM:
GM:被害者はオーヴァード。
不死身の怪物だ。
大昔のヨーロッパなら魔女とでも言うべきか。
犯人は不死者狩り、ウィッチハンター。
これはここ最近頻発する不死者を殺す連続殺人事件の一件にすぎない。
ダブルクロス the 3rd edition。
「称えよ、その名はウィッチハンター!」
GM:----
PC④オープニング 『噂』
GM:ではPC④のOPから始めたいと思います
GM:真木さんは登場をどーぞ
真木優里:真木優里の侵蝕を10上昇(侵蝕:30->40)
GM:ホットスタート
真木優里:幸先……
GM:----
GM:OP1 真木優里 『噂』
GM:11支部。
GM:クラブハウス『STUDIO TSUKIYO』。
GM:歓楽街である11地区の中でも若者の溜まり場の一つであり。
GM:様々な情報が集まる場でもある。
GM:色々な情報屋が顔を出し、ネタを求めている。
GM:賑やかなクラブではあるがカウンターバー周辺は静かに酒を飲む事もできる。
GM:君はそんな場所にやってきていた。
GM:静かに飲んでいた君に声をかける者がいる。
“クラブキング”恋城夢神:「やあ、珍しいね」
真木優里:「どーも」
GM:君に声をかけたのはやたらとキラキラした男。
GM:この11地区でも競争が激しいホストクラブ業界でナンバーワンを常に争う男。
GM:ホストであり情報屋でもあり、オーヴァードではないかという噂もある。
真木優里:「そちらこそ珍しいじゃない。お仕事はお休み?」
“クラブキング”恋城夢神:「ハハハ、僕くらいになると忙しすぎて」
“クラブキング”恋城夢神:「忙しい事を理由に仕事を断って休みを取る事もできるんだよ」
真木優里:「それは羨ましいわね」
“クラブキング”恋城夢神:「君こそ人気の占い師じゃないか」
“クラブキング”恋城夢神:「今日は客との予定はないのかな?」
真木優里:「まあアタシくらいになると予約がいっぱいだって言って予定を後回しにすることもできんのよ」
GM:話すだけで周囲にキラキラしたエフェクトが飛び散るような気さえする。
“クラブキング”恋城夢神:「おっと、それは確かに」
“クラブキング”恋城夢神:「ふむ…」
“クラブキング”恋城夢神:「じゃあ、今はヒマなわけだ」
真木優里:「人聞きが悪いわね」
真木優里:「情報収集中と言ってちょうだい」
“クラブキング”恋城夢神:「それもまた丁度いい」
GM:君の横に座り、少し小声で話す。
“クラブキング”恋城夢神:「ネタがあるんだ」
真木優里:「……」「マスター、テキーラ。2つね」
マスター:「…」
GM:シュっとカウンターを滑るようにグラスが二つ
“クラブキング”恋城夢神:「有り難く頂くよ」
真木優里:「そいつは情報量の前金よ」
“クラブキング”恋城夢神:「それにしちゃ安い」
“クラブキング”恋城夢神:「ま、いいけど」
真木優里:「あとは内容次第ってとこね」
“クラブキング”恋城夢神:「こちらの条件を先に言っておこう」
“クラブキング”恋城夢神:「後だしはフェアじゃないからね」
真木優里:「条件?」
“クラブキング”恋城夢神:「真咲工業の専務。まあ当然女性だが」
“クラブキング”恋城夢神:「彼女の好みなどの情報を貰いたい。こんど客として来店するのでね」
“クラブキング”恋城夢神:「サプライズで持成したいわけさ」
真木優里:「サボってると思ったら仕事熱心じゃないの」
真木優里:「オーケー、わかったわ。後でまとめて送っとく」
“クラブキング”恋城夢神:「宜しく」
“クラブキング”恋城夢神:「では本題だ」
“クラブキング”恋城夢神:「3丁目の裏通りに雑居ビルがある。あの辺りは雑居ビルだらけだが」
“クラブキング”恋城夢神:「ドブロク通りのギャラクシービルと言った方が通りがいいかな」
真木優里:「ああ、あの辺ね」
“クラブキング”恋城夢神:「そこで殺人事件があった」
“クラブキング”恋城夢神:「らしい」
真木優里:「らしい、ってのは?」
“クラブキング”恋城夢神:「君、殺人事件のニュースをTVや新聞で見たかい?」
真木優里:「……そういえば見ないわね」
真木優里:「つまりそういうこと?」
“クラブキング”恋城夢神:「公にはなっていないって事さ。だが警察が動いたという確かなスジからの情報がある」
“クラブキング”恋城夢神:「それだけなら、この街で良くある事と言っても良い」
“クラブキング”恋城夢神:「星影横丁の路地裏。クラフトホテル。女衒通り」
“クラブキング”恋城夢神:「僕が知ってるだけで4カ所」
真木優里:「……なるほどね」
“クラブキング”恋城夢神:「全て未確認。つまり『噂』さ」
真木優里:「それは確かに……いいネタだわ」
“クラブキング”恋城夢神:「正直言って僕向きの情報じゃないんでね」
GM:自分向きでない情報を交換する
GM:それもこのクラブの有り様だ。
“クラブキング”恋城夢神:「いくつかはUGNも把握しているだろうが」
“クラブキング”恋城夢神:「全てではないかもしれない」
“クラブキング”恋城夢神:「逆に言えば、もっと”ある”んじゃないかって気もするんだ」
真木優里:「……正直、あんまり多くないほうが助かるんだけど」
“クラブキング”恋城夢神:「僕は荒事は苦手でね怖い事に手をだしたくない」
GM:冗談めかして言う。
真木優里:「アタシも荒事向きじゃないっての。……まあいいわ」
GM:この男が実際は凄腕であるという『噂』もまたある。
GM:全ては『噂』。
GM:この街は『噂』で回っているという情報屋もいる。
“クラブキング”恋城夢神:「荒事が苦手なら、誰かの手を借りるって手もあるよね」
“クラブキング”恋城夢神:「君はそういうのも得意そうだ」
“クラブキング”恋城夢神:「おっと、忘れるところだった」
真木優里:「そうね。動けそうな奴を何人か当たってみるわ」「……っと、何?」
“クラブキング”恋城夢神:「ギャラクシービルの事件。担当の刑事の名前」
“クラブキング”恋城夢神:「敷嶋警部どのさ」
真木優里:「げ、敷島のおじさま?」
“クラブキング”恋城夢神:「”融通の利く”敷嶋警部」
“クラブキング”恋城夢神:「ま、困ったら当たってみても良いかもしれないね」
“クラブキング”恋城夢神:「高くつく可能性もあるけど」
真木優里:「確かに融通は効くけど……背に腹は変えられないわね」
“クラブキング”恋城夢神:「まあ、頑張ってネタをモノにしてくれたまえ」
“クラブキング”恋城夢神:「グッドラック」
真木優里:「はいはい。そちらも頑張ってサプライズ仕込んでね」
GM:酒を飲み干し、手を振りながら人混みへと消えていく。
真木優里:こちらも残った酒を一気する
真木優里:「ごちそうさま。」
GM:マスターは無言でグラスを下げ
GM:静かに佇んでいる。
真木優里:「さ……ってと。それじゃ」
真木優里:「商売道具を集めるとしますか」
真木優里:代金をカウンターに置き、店を出る
GM:----
GM:ロイスが取得できます
真木優里:とりあえず保留で!
GM:了解
GM:----
PC③オープニング 『仮面』
GM:では芝さんのOPです。
GM:登場をお願いします。
芝石花:はーい
芝石花:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7
芝石花:31→38へ
GM:OKです。
GM:----
GM:OP2 芝石花 『仮面』
GM:月夜銀座。
GM:N市内最大の歓楽街。
GM:人の欲望と。
GM:それに群がる人々の集う場所。
GM:しかしそれは。
GM:賑やかで、落ち着く場所でもある。
GM:表通りの明るいネオン街。
GM:すこし裏通りの怪しげな店の数々。
GM:それを眺めているだけでも、一時の楽しみが得られるだろう。
GM:そんな街を君は歩いている。
芝石花:街の光の中、ぼんやりとした薄明かりを歩く男。
芝石花:半身がわずかに光沢を帯び、ざらついた黒に変質した、奇妙な風貌だ。
芝石花:しかしその様子は町の人々と変わらず、リラックスしきっている。ほのかな酩酊に歩みが軽い。
客引き:「お兄さん、どう?今なら飲み放題ついて5千円だよ」
芝石花:「へー…いや、そこまで呑まないし…」
芝石花:半分の顔が奇妙にぎらつく
客引き:「また、飲みたくなったら声かけてね!」
客引き:「ウチは女の子もカワイイから!」
芝石花:「はいはい、ありがとう」雑に手を振る
GM:客引きの声を背中に聞きつつ。
GM:歩く君は違和感を感じる
GM:そうですね、知覚で判定してもらいましょう。
GM:目標値は5です。
芝石花:4DX+1+0@10>=5
DoubleCross : (4R10+1+0[10]>=5) → 6[1,3,6,6]+1 → 7 → 成功
芝石花:ヨシ!
GM:では理解します。
GM:君に対して明らかに敵意ある視線が向けられている。
芝石花:(……これは)見られること、不躾な視線は慣れている、だがこれは、
GM:君の背後10数メートルを黒いフードを被った人物が歩いているのが解るでしょう。
芝石花:こちらを殺す猟犬のような視線。自然と、半身の表面がざわめく。
GM:この場所は人通りが多い。
GM:何かあれば一般人を巻き込みかねません。
芝石花:《ワーディング》
芝石花:眠らない街がゆるやかに眠り、異形だけが目を覚まします
GM:その人物はフードをゆっくりと外す
???:「…お前」
GM:フードで隠れていたその顔には仮面が付けられている。
GM:デジタル処理がかかったような声でそいつは呟く。
???:「オーヴァードだな?」
芝石花:自分とて仮面のような風貌に映るに違いない。左半分が鉄砂に覆われた異相。
芝石花:「そう訊くやつに、ろくな人間はいないよ」
GM:ジャッ!
GM:素早くコートのポケットから大型の拳銃を取り出す。
GM:パシュッ…。
GM:気の抜けた音、サイレンサーで消音された銃声と共に弾丸が飛来する。
GM:5dx+8
DoubleCross : (5R10+8[10]) → 6[1,2,5,6,6]+8 → 14
芝石花:3DX+0+0@10 回避
DoubleCross : (3R10+0+0[10]) → 8[7,8,8] → 8
芝石花:では砂鉄マン部分で受け止めちゃいましょう
GM:奇襲じみた攻撃を避ける事は出来ない
芝石花:反応がわずかに鈍ったのは、酔いのせいか。
???:「死…ネ」
芝石花:咄嗟に翻した左腕が弾丸を飲みこむ。
芝石花:鉄の粒子が、同じ轍を喰らい、溶かすように威力を弱め、受け止める。
???:「む?」
芝石花:衝撃の形を波紋形に残して、その銃弾は失われた。
芝石花:瞬間、その波紋はさらに形を変える。
芝石花:触手や水棲生物を思わせる不自然な造形を作り出す。
芝石花:それは銃だ。
芝石花:中央の銃口以外、銃らしき特徴を殆ど失った銃が、敵に照準を合わせる。
芝石花:パシュッ…。
???:「お…おおッ!」
芝石花:同じく気の抜けた弾丸が、真っ直ぐに敵を喰らいに飛びかかった。
GM:弾丸は謎の人物に命中する
???:「が…がはっ」
GM:倒れそうになるが踏みとどまる
芝石花:「あれ、威力が足りなかったか?」
???:「お前は今までの…ヤツとは違う」
芝石花:もう一回、構えようとした手が止まる。
???:「その顔、覚えた」
???:「必ず、殺すぞ」
GM:一歩後ろに下がる。
???:「名前…聞いておく」
芝石花:「……《アフォーダンス》」
芝石花:「本名は教える義理が無いよな」
芝石花:「君は?」
???:「クク…」
???:「名乗る義理はない」
芝石花:「え、ズルいな」
GM:闇に溶け込むように姿を消す
???:「魔女狩りは…獲物を逃がさない」
GM:そう言って姿を消します
芝石花:「……カッコつけて名乗ったのが損だな、これ」ひとりぼやく。《ワーディング》解除。
芝石花:(こういうとき、どうすればいいんだっけな。生きてるのなら)
芝石花:(第11支部か。報告でもして……うーん、)
芝石花:「酔いがさめた……」
GM:何事も無かったかのように。
GM:街には喧騒が戻っている。
芝石花:帰り道を変更し、第11支部へと道を変えます。
芝石花:事件の予感に、億劫さと興味を惹かれながら。
芝石花:それでも街は変わらず、醜く、美しい。
GM:----
GM:ロイスの取得が可能です
芝石花:《ウィッチハンター》 ○P:好奇心/N:億劫
芝石花:これで!
GM:了解です。
GM:----
PC②オープニング 『ヤクザ』
GM:それでは永倉君のOPです
GM:登場お願いします
永倉文吾:永倉文吾の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕:32->40)
GM:みんな中々高めがでるなー
永倉文吾:いい感じだぜ
GM:----
GM:OP3 永倉文吾 『ヤクザ』
GM:禍田興業。
GM:鴻央会直参の指定暴力団。
GM:その表向きの看板である。
GM:シノギは金融と人材派遣業。
GM:N市の鴻央会系列の暴力団を取り仕切る“三仁義”の一角。
GM:その事務所は月夜銀座の外れに存在している。
GM:社長は最近跡目を継いだ若い極道。
GM:名前を禍田雅彦という。
GM:社長室のソファに座り君の前で笑みを浮かべているのがその男だ。
禍田雅彦:「やあ、呼び立てて悪かったね」
永倉文吾:「禍田さんからの呼び出しなら、いつだって応じるよ。」
永倉文吾:「俺の事情は、わかってくれてるだろうからね。」
永倉文吾:"ヤクザ"とは言い難い風体の若い男がそう応えた。
永倉文吾:その薄汚れた白いパーカーを着込み、黒のチョーカーを首につけ、一見にして少年のようにも見える。
禍田雅彦:「まあ、そうだね」
永倉文吾:しかし、不思議と"その場"の空気に馴染んでいた。
禍田雅彦:「最近は色々やっているらしいじゃないか」
禍田雅彦:「噂は聞いてるよ」
永倉文吾:「噂だけじゃないだろ。」
永倉文吾:「俺はつあんとあんたのところに実のあるものを届けているはずだけど」
禍田雅彦:「ま、金を返してもらえれば俺としても大変嬉しいところさ」
永倉文吾:「ああ、俺も嬉しい。」
禍田雅彦:「君の将来性に投資したかいがあったという事だからね」
永倉文吾:「それで、今度の話は互いに喜べそうなものなのか。」
禍田雅彦:「俺にとっては当然メリットがある。そして君にとってのメリットもある」
永倉文吾:「で、誰かがワリを食うってわけか。」
禍田雅彦:「さあ、それはどうだろう」
禍田雅彦:「今回の案件でいうと、それはまだ解らない」
禍田雅彦:「だから君を呼んだんだ」
GM:机の上に写真を一枚置く
GM:人相の悪い男の顔が写っている。
永倉文吾:写真よりも先に、目の前の男の目を覗こうとする。
GM:いつも通りの笑顔。
GM:だが君の視線から
GM:顔を逸らしたりはしない
永倉文吾:その笑顔の先に、何かを隠していることはわかる。
永倉文吾:だが、何を
永倉文吾:隠しているのかまでは他人に悟らされることはない。
禍田雅彦:「写真も見てほしいな」
永倉文吾:禍田雅彦というのはそういう男だ。
GM:トントンと机をつつく
永倉文吾:ああ、と静かに返事をして写真を手に取る
永倉文吾:「こいつは?」
禍田雅彦:「そいつは、ありていに言えばクズさ」
禍田雅彦:「女を道具としか考えないようなヤツだ」
永倉文吾:「へえ。」
永倉文吾:「この悪人面によく女もついていくもんだ。」
禍田雅彦:「ま、クズはクズだが」
禍田雅彦:「職人でね、道具は大事にするんで」
禍田雅彦:「女たちからの人気はそれなりだったよ」
永倉文吾:「なるほど。」
禍田雅彦:「そもそもこの街はクズだらけだからな。マシな方のクズさ」
永倉文吾:「それだけの男なら」
永倉文吾:「あんたがこうして気にかけることもないだろう。」
禍田雅彦:「女衒屋の”シーアネモネ”、風俗に沈む先としては優良な就職先でね。稼ぎも良い」
禍田雅彦:「無茶もしないし女のプロデュースも上手い。結果、借金は早く返せて早く浮かび上がれる」
永倉文吾:一つ一つ、禍田さんの言葉を噛み砕くようにしながら聞いている。
永倉文吾:この男は、勿体つけたような言葉の裏に何か重要なものを隠す。そういう話し方を好んで使う。
禍田雅彦:「ウチとしても、悪い関係じゃなかったんだが」
禍田雅彦:「殺されたんだ」
永倉文吾:「……そんな話は聞かないがな。」
禍田雅彦:「だろ?そこが問題さ」
禍田雅彦:「ヤクザ者とは言え、普通はニュースくらいにはなる。殺人事件だからな」
禍田雅彦:「そいつがオーヴァードじゃなけりゃ、な」
永倉文吾:「それでも、だ。」
永倉文吾:表の世界の流れない情報も、裏の世界には漏れてくることがある。今の永倉は、そういって漏れ出すものを糧に金を稼いでいる。
永倉文吾:それでも、そのようなコロシがあった話は一切伝わってきていない。
永倉文吾:「なるほど。」
禍田雅彦:「情報操作が行われているのは確かだろう」
禍田雅彦:「珍しい話じゃない。UGNは記憶だって消すって噂だ」
禍田雅彦:「ヤクザよりもよほど怖いぜ?」
禍田雅彦:「まあ、それだけなら珍しい話じゃないが」
永倉文吾:「俺はどっちも怖いよ。」
禍田雅彦:「事はこれだけじゃ済まない」
GM:もう2枚の写真を置く
永倉文吾:その写真に目をやる
GM:どちらも人相が悪い
禍田雅彦:「俺は優しいと思うんだけどな」
禍田雅彦:「ま、こいつらはとるに足らないチンピラさ」
永倉文吾:「知ってるよ、だから怖いんだ」
禍田雅彦:「ただしこいつらもオーヴァードだ」
永倉文吾:「へえ。」
永倉文吾:「それで、こいつらはどんなクズなんだ。」
禍田雅彦:「暴力で仕事をしてる上で、その暴力を楽しむようなクズかな」
禍田雅彦:「オーヴァードとしては三下も良いところだけど。そもそもオーヴァードってだけでその界隈では便利ではある」
禍田雅彦:「恨みも買ってるだろうし死んでもおかしくないクズさ」
永倉文吾:「何もおかしくなく、死んだのか?」
禍田雅彦:「殺されてもおかしくないヤツが殺されたって点ではね」
禍田雅彦:「だが、ここで困った事になる」
永倉文吾:「困ったこと?」
禍田雅彦:「こいつらは少なからず鴻央会の息がかかってる連中だ」
禍田雅彦:「一人ならいい。死んでもおかしくないからな」
永倉文吾:「あんたらの身内化。」
禍田雅彦:「身内というと微妙な所だね。俺が関係してるのは”シーアネモネ”だけだからな」
永倉文吾:「それでも、3人も殺られたとなれば。」
禍田雅彦:「世間的には隠蔽されてるかもしれないが」
禍田雅彦:「まあ業界で人が死んだことくらいすぐわかる」
禍田雅彦:「鴻央会に関わりのある。君風に言うなら“身内”が三人も」
禍田雅彦:「殺されたってね」
永倉文吾:「泥を引っ掛けられたな。」
禍田雅彦:「ま、そゆこと」
禍田雅彦:「俺個人としては良い取引先がなくなって困るってくらいだが」
永倉文吾:「それで」
永倉文吾:「俺は何をすればいいんだ?」
永倉文吾:「あんたらに泥をかぶせたやつを調査すればいいのか?」
禍田雅彦:「そう、それな」
禍田雅彦:「ヤクザってヤツは舐められたら終わりだからな」
禍田雅彦:「鴻央会としてのオーダーはケジメだ」
禍田雅彦:「犯人を見つけて殺せって事で、色々と雇っている」
禍田雅彦:「でも、君」
禍田雅彦:「そういうの嫌でしょ」
永倉文吾:その言葉を聞いて、一瞬目を瞑る
永倉文吾:思い出すのは最初に手をかけたヤクザの顔と、その時に感じた重さ。
永倉文吾:「人を殺すってのは。」
永倉文吾:「疲れるからね。」
禍田雅彦:「そうだろうね」
禍田雅彦:「俺も嫌だね、そういう短絡的なの」
永倉文吾:「短絡的そのものみたいな祭りには乗っかったくせに。」
禍田雅彦:「あれは祭りにしないともっと短絡的に君を殺して終わりになってたからさ」
禍田雅彦:「それに、前回のもそうだけど」
永倉文吾:先程までも幾分か柔らかい口調で冗談を言う
禍田雅彦:「俺は理由を知りたいんだ」
禍田雅彦:「何故、死んだのか」
永倉文吾:「わかったよ。」
禍田雅彦:「理由ってのは大事なんだ、次に禍が広がるのを避けられる」
禍田雅彦:「だから依頼内容は“調査”だ」
GM:ドサリと机に札束が置かれる。
禍田雅彦:「手付に500万」
永倉文吾:「随分大仰だな。」
禍田雅彦:「以前に君にはとてもじゃないけど渡せないけど、今の君にはコレくらいあった方が」
禍田雅彦:「縛りになる」
GM:金は呪いさ
GM:と男は笑う
禍田雅彦:「それと、君に頼むのにはもう一つ理由がある」
永倉文吾:「それは?」
禍田雅彦:「この件をヤクザだけで始末をつけると恐らくろくでもない結果がついてくるだろう」
GM:少なくない血が流れるのは予想できる。
禍田雅彦:「だからUGNを巻き込もうと思う」
永倉文吾:「相変わらず、厄介なこと考えるな」
禍田雅彦:「俺達からUGNへ頼み事はできない。前回の借りがあるからな」
禍田雅彦:「だからこその永倉君。君さ」
禍田雅彦:「前回の件でUGNの視点から見れば」
永倉文吾:「俺もあの時は助けられただけだぜ。」
禍田雅彦:「君は完全に巻き込まれた側の被害者だ」
禍田雅彦:「そりゃ助けるさ、UGNは正義の味方だ」
禍田雅彦:「UGNには無関係の一般人を巻き込んでしまったという借りがある」
禍田雅彦:「君に対しては」
禍田雅彦:「そういう名目を無理やり作れば、まあ通るくらいにはね」
永倉文吾:「人様の記憶を消して回るようなおっかない組織にそんな理屈が通るかね。」
禍田雅彦:「通るさ、この街の支部はおっかない情報統括支部だけど」
禍田雅彦:「紛れもない正義で、理を重んじる」
永倉文吾:言いながら、この男にはある程度以上の成算があるのだろうと思考する。軽い口を叩きながら、決して無謀はしない男だ。
禍田雅彦:「調査の点でもUGNのちからと裏社会の事情っていうカードを持って行けば」
禍田雅彦:「交渉は成立するさ、というか話はもう通してある」
永倉文吾:やっぱりな。と独りごちる
永倉文吾:こいつは、俺が自分からの依頼を断れないことまで織り込み済みだ。
永倉文吾:「わかった。仕事は受ける。」
禍田雅彦:「それは良かった」
永倉文吾:「クズどもを殺した犯人の特定と、その同期の調査。それが目標ということでいいな。」
禍田雅彦:「ああ、それでいい」
永倉文吾:「ただ」
永倉文吾:「俺としては、ケジメはあんたらにとってもらいたいが。」
永倉文吾:「UGNが関わるなら、そういう方向に誘導できない可能性もある。」
永倉文吾:「そうなった場合のペナルティは?」
禍田雅彦:「ない。UGNが処理するならそれはそれでヤクザ向けのストーリーは作れる」
禍田雅彦:「それで十分だし、俺としても理由を知る事が一番重要だから」
永倉文吾:「了解。あんたがそういうならうまく筋書きを書いてくれるんだろう。」
禍田雅彦:「むしろ無駄な血を流さなくて経済的で助かるくらいだ」
永倉文吾:その言葉を聞き、前金の札束を受け取り
永倉文吾:それを禍田さんに渡す。
禍田雅彦:「これを元手に増やしてもいいのに」
GM:ニヤニヤと意地悪く笑う
永倉文吾:「俺にそんな器量がないことは、あんたが一番知ってるだろ。」
禍田雅彦:「確かに返済を賜りましたよ」
禍田雅彦:領収書と借金の残高を記した書類を渡す
永倉文吾:「残りも、すぐ稼いでくるよ。」
永倉文吾:書類を受け取り、部屋から出ていきます。
禍田雅彦:「君のそういう義理堅い所、嫌いじゃないぜ」
GM:----
GM:ロイスが取得できます
永倉文吾:債権者/禍田雅彦/敬意○/警戒
永倉文吾:以上で
GM:はい
GM:----
PC①オープニング 『UGN』
GM:上戸さんのOPです
GM:登場をお願いします
上戸ノア:41+1d10
DoubleCross : (41+1D10) → 41+3[3] → 44
上戸ノア:よし!
GM:----
GM:OP4 上戸ノア 『UGN』
GM:11地区。
GM:歓楽街のメインストリートから少し離れた場所にその店はある。
GM:オカマバー『ベッラ・ディ・ノッテ』。
GM:派手すぎない落ち着いた雰囲気の店であるが。
GM:この地区のUGNを束ねる支部の事務所である。
GM:地区を統括する支部長。
GM:“Bellissima”遠里悠。
GM:中世的な外見で女性的な服を着こなす彼こそが。
GM:この街の情報掌握を一手に担う11支部の長である。
GM:支部長補佐である君の上司であり。
GM:目の前に優雅に座る人物その人であった。
遠里悠:「悪いわね、上戸ちゃん。急ぎで呼び出したりして」
GM:情報端末を操作しながら君に声をかける。
上戸ノア:「いえいえ、こういった事態に即応できてこその情報部門」
上戸ノア:「本日はいかなる御用でしょうか」
上戸ノア:カマーベストに身を包んだ優男。
上戸ノア:長い髪を後ろに束ね、柔らかい笑みを湛えている。
上戸ノア:どことなく浮世離れした雰囲気とわずかに漂う薬草の香りが、かつて魔術師と呼ばれたオーヴァードたちの系譜を継いでいることを示していた。
遠里悠:「そうね、見ての通り少し忙しくて」
GM:指先を少し動かすと。
GM:君の目の前のディスプレイに写真が映し出される。
GM:頭を砕かれた男の写真。
GM:服装からしてカタギではない事がわかる。
上戸ノア:「……ふむ、ヤクザ者相手の殺し、ですか」
上戸ノア:(ここに上がってくるならR案件には違いない)
遠里悠:「そうね、警察が上げてきた資料よ」
遠里悠:「彼はオーヴァードだった。それでR案件と判断して初期対応もしてくれたわ」
上戸ノア:「ありがたい話です。ヤクザが抱えるオーヴァードたちに対する襲撃……きなくさいですね」
遠里悠:「そうね、マスコミへの報道制限。警察内での事件処理まで終わった状態でね」
遠里悠:「確かに気が利くといってもいいわね」
上戸ノア:「手際が、良すぎると?」
遠里悠:「手際が良いというのは良い事」
遠里悠:「問題は、それでも警察にできる事は限りがあるって事ね」
上戸ノア:いくつかの可能性を頭の中に浮かべる。
上戸ノア:最悪の可能性、最善の可能性、その間に広がるグラデーション。
遠里悠:「ある程度は抑えられても情報を上手く操作したり良い感じにまとめるのは私たちの仕事」
上戸ノア:「ええ、仰る通りです」
上戸ノア:ただでさえ大きな事件が連続している。それに立ち向かう為にも、不穏の種はいつも以上に丁寧に処理せねばならない。
遠里悠:「本格的な情報操作をするには警察が絡んでいない方が楽なのは確かね」
遠里悠:「それを踏まえて、こっちも見てほしいの」
上戸ノア:少しだけ口元を緩める。不謹慎な本音を見透かされているような気がして、少しだけ楽しくなってしまう。
上戸ノア:言われるがままに新しい資料に目を通す。
GM:オーヴァードが被害者と思しき殺人事件が数件。
GM:すべて警察が初動捜査に当たっている。
GM:被害者はヤクザやマフィア関係者などの裏社会の人間がメインだが
GM:そうでない者もいる。
上戸ノア:「……」眉根を寄せた。
GM:そうではないと言うだけで、けして行儀の良いオーヴァードではなさそうではあったが。
上戸ノア:「業務柄、なんでしょうけど……これが続くとイリーガルの子らが心配ですよ」
遠里悠:「上戸ちゃんは、付き合いが多いものね」
遠里悠:「事件が多いって事は、それだけ情報を動かす必要があるって事」
遠里悠:「人手を割かなければならない」
上戸ノア:ご安心ください、と言わんばかりに微笑む。
上戸ノア:「人手集めなら得意技です」
遠里悠:「ふふ、頼りになるわね」
遠里悠:「でも、今回上戸ちゃんにやってもらいたいのは」
遠里悠:「別の事」
上戸ノア:不思議そうに首を傾げる。
遠里悠:「今現在、N市は大小様々な事件が」
上戸ノア:自分にとってはエージェントとしての師に当たる人の言うことだ。
遠里悠:「湧き上がる雲のように溢れ出ている」
上戸ノア:勿論やるつもりではある。
遠里悠:「それも含めて、今回の件で」
遠里悠:「私は事務処理で動きが取り辛い」
上戸ノア:緊張に、喉が鳴る。
遠里悠:「荒原ちゃんもそうだしね」
遠里悠:「それで、この殺人事件だけれど」
遠里悠:「個別の案件では無さそうと言うのが」
遠里悠:「私の判断ね」
遠里悠:「それが一つ」
上戸ノア:「ええ、ですね。少し複雑そうですし、副支部長はそれこそ情報処理専門ですしね。お手は煩わせられません」
上戸ノア:次の一つ、を待つ。
遠里悠:「もう一つはこれを見てほしいの」
GM:再び端末を操作すると
GM:ディスプレイに映像、動画が映る。
GM:----
GM:雑居ビルと思わしい場所。
人相の悪い男:「あ、お客さん?」
GM:いかにも、といった裏社会の風体。
人相の悪い男:「悪いねー、今日はもう店じまいでさ」
人相の悪い男:「ウチはホレ。サービスは特殊な人も対応してるんだけど」
人相の悪い男:「労働環境はホワイトってのがウリでさー」
人相の悪い男:「あんまり夜遅くまでやってねーの」
人相の悪い男:「ゴメンな」
人相の悪い男:「まあ、ヤル気あるのにダメってなるとションボリしちゃうのわかるけどさ」
人相の悪い男:「また明日来てよ」
GM:バシュッ…。
GM:気の抜けた音。
人相の悪い男:「ゲフッ…な、何しやがる」
GM:男の胸に血の染みが広がる。
人相の悪い男:「俺を鴻央会の“シーアネモ…ギャアッ!?」
GM:バシュ!バシュ!
GM:男の胸にさらなる血の染み。
GM:銃痕と思しき傷だが、血の染みは思った以上には広がらない。
人相の悪い男:「へ…悪いな。その程度じゃ俺は殺れねーんだ」
GM:男はビリビリと上着を破り捨てる
GM:逞しい上半身に傷はもうない。
人相の悪い男:「なんのつもりか知らねえが、相手が悪かったな」
人相の悪い男:「ぬんッ…」
GM:バシュ!
GM:更に銃創。
GM:何らかの気合いを入れたような男を無視した銃撃。
人相の悪い男:「ワーディングが効かねえ…だと?」
人相の悪い男:「素人じゃねえな。どこのヒットマンだ」
人相の悪い男:「仕方ねえ」
人相の悪い男:「ビビって泣き叫んでももう遅いぜ」
GM:男の頭部がグニャリと歪む。
GM:顔面が二つに割れ、異形の口が開く。
GM:口の中から無数の触手が溢れ…。
GM:メキッ!
GM:巨大な杭が男の頭にブチこまれた。
GM:メキッ!ゴキッ!
GM:執拗に頭部に杭が撃ち込まれる。
GM:男はもはや何も喋ることなく。
GM:崩れ落ちた。
GM:----
遠里悠:「この映像が動画サイトに投稿されたのが事件の直後」
遠里悠:「あまり趣味の良いものではないわね」
上戸ノア:「動画サイトに? 宣戦布告でもやるつもりですか」
遠里悠:「もちろん直ぐに動画は削除されたわ」
遠里悠:「内容自体もB級ホラー映像的な作り物として終わる」
遠里悠:「普通ならね」
上戸ノア:「普通じゃなかった、と」
遠里悠:「こっちは、趣味の悪い動画を愛好する掲示板サイト」
GM:----
GM:『あー、ダメだね。ストーリーが雑』
GM:『でもクリーチャーの造形は良いよなw』
GM:『予算の関係か、戦ってる相手が写らないのがツマラン』
GM:『ヒットマン視点って事で良いのでは』
GM:『あっけなさすぎ』
GM:『ちょっとまって、俺コイツ知ってる』
GM:『ハイ、自演登場~』
GM:『いやマジだって』
GM:『このオッサン風俗店の店長だろ』
GM:『俺、この店行った事ある』
GM:『変態すぎでしょw触手プレイかよww』
GM:『オッサンではヌケねーよww』
GM:『いや、女の子は普通なんだって!プレイはちょっと特殊なのイケルけど』
GM:『お前の性癖聞いてねーからw』
GM:『ギャラクシービルだろ。俺も行った事ある』
GM:『あ、それ!そうそう!』
GM:『マジか』
GM:『店長の磯野さんだよ』
GM:『え?マジで?店長知らねえけど、店は知ってるわ』
GM:『お前ら変態プレイ好き過ぎだろw』
GM:『え…でも。じゃあ…店長ってさ。化け物だったの?』
GM:『嬢も化け物みたいなんだろw』
GM:『店に電話繋がらねー』
GM:『おい、マジか』
GM:『電話予約で指名してたからさ』
GM:『店長を?w』
GM:『ちげーよw』
GM:『え、でもさ』
GM:『じゃあ、これ。マジなの?』
GM:『店のアピールでしょ。そういうコスプレ的なプレイもできますよって宣伝素材だよ。きっと』
GM:掲示板は閉鎖されました
GM:----
上戸ノア:「…………」
遠里悠:「ログは消去したわ」
上戸ノア:無数の不安が浮かぶ。アクセスしたものへの記憶処理、掲示板閉鎖のカバーストーリー、あの店自体もばたつく。
遠里悠:「でも『噂』は残る」
上戸ノア:「そして噂は、人を動かす」
上戸ノア:「一人歩きを始めた噂(アーバンレジェンド)は、止まらない」
遠里悠:「そうね、実際に店に行ってみれば閉店の事実が残っている」
遠里悠:「そこで働いていた女性たちは失業するわけだし、磯野という人物の痕跡は完全に消せないわ」
遠里悠:「その対応にも苦慮するところね」
上戸ノア:「UGNではなく、この街の一員として、見逃せませんね」
上戸ノア:悲しげな表情を浮かべ
上戸ノア:「あの店の子の中にも、うちの常連さんがいました」
遠里悠:「上戸ちゃんは人との繋がりが多いものね」
遠里悠:「それを見込んで、さらにもう一つ」
上戸ノア:「やっと悪い男と切れて……もう一つ?」
遠里悠:「さっきの動画でわかると思うけど」
遠里悠:「彼は鴻央会に繋がりがある」
上戸ノア:「……ああ」
上戸ノア:予想はしていた。
遠里悠:「その中でも比較的穏健派の”三仁義”に関わりがあると言った方が良いわね」
遠里悠:「11支部としてはFHとの慣れあいは避けるべきというスタンスだけれど」
遠里悠:「犯罪に積極的にレネゲイドを活用しない限り」
遠里悠:「裏社会の犯罪は警察に任せるべきというのが」
遠里悠:「建前になるわ。理由はそこまで支部の能力を裂く余裕がない事と」
遠里悠:「”三仁義”は裏社会だけでなく市議会と、地方ローカルメディアに力を持っているから」
遠里悠:「情報を扱う場合、中々無視できないという絶妙の立ち位置を維持している事もあるわ」
遠里悠:「そして、今回の件でそのうちの一人が協力を申し出てきたの」
上戸ノア:意外そうな表情を浮かべた後、すぐに一人心当たりを思いつく。
上戸ノア:「成程、話が早い方も居たものだ」
遠里悠:「向こうにも打算とヤクザとしてのメンツがあるのでしょう」
遠里悠:「断っても良いのだけれど、受けるメリットもあるわ」
遠里悠:「上戸ちゃんはどう思う?」
上戸ノア:「鴻央会はFH寄りで、UGNとの関係は必ずしも良くはありません……が。同じ街に住むオーヴァードとして、利益を共有することは可能です」
遠里悠:「彼らは鴻央会には名を連ねているけれど、元は地元の任侠が母体だから」
上戸ノア:「特に今回の敵は人々の扇動により、反オーヴァード的な空気感を作り上げて、我々の住む地盤を揺らすのが目的だと推測されます」
遠里悠:「街に住む者というのは良いたとえね」
上戸ノア:「そうです。同じ街に住む者同士」
上戸ノア:「例えば……たまたま現地で合流して」
上戸ノア:ニッと笑う。
遠里悠:「こちらに合流するのは」
上戸ノア:「土地を守るために行動が一致するなら、まあ互いの面子の落とし所でしょうね。偶然合流する運の良いオーヴァードが分かるとこちらも幸運ですが」
遠里悠:「それなら、問題ないわ」
遠里悠:「今回合流するのは
遠里悠:「壬生ちゃんの顔見知りで、運も良い子なの」
上戸ノア:「……まさか、生きてたんですか」
遠里悠:「死んだと思ってたの?」
上戸ノア:それも、心当たりがある。
上戸ノア:「生き延びたなら、めちゃくちゃ強くなると思ってた男ですよ」
遠里悠:「強さは、前からあったと思うわよ」
遠里悠:「でなければ、あの事件を解決するピースにはなれないもの」
GM:ふと端末の表示を見る
上戸ノア:「……永倉文吾、ですね?」 少しだけ嬉しそうに頬を緩ませる。
GM:少し表情が曇る。
遠里悠:「永倉ちゃんの事は、まあいいニュースね」
遠里悠:「でも追加で悪いニュース」
上戸ノア:スッ、と緊張した表情に変わる。
遠里悠:「UGN関係者が襲われたわ」
遠里悠:「幸い、怪我はなくて。こちらの支部に報告もかねて来てくれている」
上戸ノア:「そいつはありがたい。その方のコードネームは?」
遠里悠:「4支部の《アフォーダンス》。芝ちゃんね。ご存知?」
上戸ノア:「いいえ、直接会ったことはありません。どのような方か、是非お話してみたいものです」
遠里悠:「4支部の日馬支部長には私から連絡しておきます」
遠里悠:「貴重な目撃者だから、この際協力してもらいましょう」
上戸ノア:「ですね。他支部から人材をお借りして、指揮をとるのは得意です。ご連絡、お願いいたします」
遠里悠:「よろしく頼むわね」
遠里悠:「そうね、あとは事件の初動は警察が行っているから」
遠里悠:「今現在の情報量が一番多いのは警察ね」
遠里悠:「その線から当たってみると良いわ」
上戸ノア:「その辺りにパイプのあるイリーガルも居ると嬉しいところですね。そうさせていただきます」
上戸ノア:(このヴァンパイアハンター気取りの誰かさんは、この大事件が続く時期に、俺たちオーヴァードの日常を壊している)
上戸ノア:(イリーガルたちを守るエージェントとして、情報を統括する一員として、人と生きる人ならざる者として)
上戸ノア:(……気合、入れねえとなあ)
上戸ノア:拳を、固く、固く、握った。
GM:----
GM:ロイスの取得ができます
上戸ノア:遠里悠 尊敬◯/恐怖 ……今の気負いも、見透かされてるかなあ
上戸ノア:以上!
GM:----
ミドル1 『刑事』
GM:ミドル1 合流シーンです
GM:全員登場してください
真木優里:真木優里の侵蝕を6上昇(侵蝕:40->46)
芝石花:1d10 シーンイン
DoubleCross : (1D10) → 2
永倉文吾:永倉文吾の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕:40->49)
永倉文吾:たけー
上戸ノア:44+1d10
DoubleCross : (44+1D10) → 44+6[6] → 50
芝石花:あ、38→40です
GM:----
GM:ミドル1 合流シーン 『刑事』
GM:N市警、11分署。
GM:の、大通りをこえた向かい側に。
GM:定食屋『月見兎』がある。
GM:朝帰りのホストや風俗嬢、忙しく働く刑事達の腹を満たす憩いの場。
GM:朝の混雑した時間帯が過ぎ、昼にはまだ早い時間。
GM:週刊誌を読みながら遅い朝食を摂る男が居た。
GM:11分署、殺人及びR対策課所属。
GM:敷嶋警部。
敷嶋警部:「くあ…ふぁあ」
真木優里:男の元に高級そうなドレスを着た女が近づく
GM:欠伸をしながらページをめくり珈琲を啜る。
真木優里:「おはようございます、おじさま。おとなりよろしいかしら?」
敷嶋警部:「およ?何だい、えらく早いご出勤だな」
GM:ゴシップ雑誌Nスポ。
GM:のちょっとエロいページを閉じつつ顔を上げる。
真木優里:「ええ、時々ここの朝定食が食べたくなるんですよ~」
敷嶋警部:「ハハ、目玉焼きのせときゃ月見だって言い張るような朝定食だぜ?」
店のオヤジ:「うるせえな!要らねえなら食うなよ!」
敷嶋警部:「モーニングが無難だって、朝から定食はオジサン胃がもたれるからさ」
真木優里:「その目玉焼きの安っぽさ……コホン、庶民的なところが良いんですよ」
店のオヤジ:「お姉さんわかってるね」
店のオヤジ:「朝月見定食一人前はいるよ!」
敷嶋警部:「朝月見って何だよ」
敷嶋警部:「で、何か用かい?残念だけど占いは要らないぜ。さっき雑誌見たら今日の運勢最高って書いてあったから」
敷嶋警部:「上書きされたくねーの」
真木優里:「あらあら、それは結構なことですこと。おほほほ」
真木優里:「朝から美女に会えたんですから、雑誌の占いも捨てたもんではないわね」
敷嶋警部:「そんなので運使いたくねぇーな」
真木優里:「相変わらず失礼なおじさまね……お世辞くらい言ったらどうなのよ」
真木優里:「そんなことより」
敷嶋警部:「触らせてくれない美女より、ちょっとエッチな事してもOKなお店の娘のほうがいい」
敷嶋警部:「そんな事って言うなよ。オジサンになると若いころと違ってエロい事するのにも体力要るんだよ」
敷嶋警部:「で、何?」
真木優里:「……今追っかけてるヤマの話」
敷嶋警部:「だよね」
敷嶋警部:「情報屋ってこれだから。見た目で優遇とかしてらんねーの」
真木優里:「おじさまの大好きなお店の人間もやられてるみたいじゃない?」
敷嶋警部:「で、どの案件?」
敷嶋警部:「あー」
真木優里:「どの案件というよりは……そうね」
真木優里:「どれくらい抱えてんの?」
敷嶋警部:「ミニスカポリス尋問プレイのレベル高かったなあ」
敷嶋警部:「手作りのカツ丼が出てきたときは感動して…あ、ゴメンね」
真木優里:「エロオヤジ……」
敷嶋警部:「最近は忙しいね」
敷嶋警部:「物騒になっちまったよ実際」
敷嶋警部:「ま、数は多いね。真木さんの欲しい情報の案件も多分あるんじゃねーかな」
敷嶋警部:「具体的には、どの件か言ってくれないとオジサンわかんねえし」
真木優里:「まどろっこしいわね……面倒だから全部教えてくれてもいいじゃない」
敷嶋警部:「お、大丈夫かい?お金足りる?」
真木優里:「………セット価格とかないの?」
敷嶋警部:「ないな」
敷嶋警部:「大体さ、警察が情報漏らすわけないでしょ」
真木優里:「こンの不良中年!」
真木優里:「どの口が言ってんのよ……」
敷嶋警部:「ま、実際の所。ロハはねーんだわ」
敷嶋警部:「真木さんも情報を金にして生活してるでしょ?」
真木優里:「その辺は流石に弁えてるわよ」
敷嶋警部:「俺もそうさ、情報屋。金が貰えないなら真面目な警察官」
敷嶋警部:「いやーモラル高いよね日本警察」
真木優里:「おほほほ、トイレで鏡ご覧になってきたら?」
敷嶋警部:「ヒュー…配役は役所かナベケンでヨロシク」
真木優里:「(とはいえ実際なにか手がかりがないと厳しいわね)」
真木優里:「(いい稼ぎ口が見つかると思ったのになァ)」
敷嶋警部:「情報屋だろ、じゃあそっちも何かあるんじゃないの?」
敷嶋警部:「俺は警察官だからさ。善意の市民からの情報提供は歓迎しちゃうぜ」
敷嶋警部:「俺の捜査に役立つ情報があるんなら、交換してもいい」
敷嶋警部:「だが全部はダメだな。だから欲しい情報は絞れ」
真木優里:「わかった、わかったわよ」
真木優里:「とりあえずギャラクシービルの件。それだけでいいわ」
敷嶋警部:「そっちか」
敷嶋警部:「ヤバい事に首突っ込んでんじゃない」
敷嶋警部:「危険な香りのする美女。火傷してーな」
真木優里:「淹れたてのコーヒーでも一気飲みすると良いわよ」
敷嶋警部:「俺はぬるくて甘いのが好きなの」
敷嶋警部:「交換条件はそっちの把握してる死亡者の数と場所だ」
敷嶋警部:「警察のネタとすり合わせたい」
敷嶋警部:「それで交換。どうだ?」
真木優里:「オーケー、わかったわ。それで手を打つ」
敷嶋警部:「交渉成立だな」
上戸ノア:「お、奇遇だねぇ。敷嶋の旦那に真木姉さん」
GM:露骨に嫌そうな顔をする
上戸ノア:いつの間にか店の扉が開いていて、男三人が並んでる。
上戸ノア:「店長、朝月見三つね~」
真木優里:「上戸じゃない、ちょうどよかった。ちょっと人手を……」
敷嶋警部:「おいおい、せっかく美女との楽しいお喋りを邪魔するなよ」
敷嶋警部:「ここは喫茶店じゃねーぞ」
上戸ノア:「へへっ、すんませんねえ」
真木優里:「なにあんた。そっちも仕事?」
上戸ノア:真っ先に、するりと隣のテーブルに座りながら。
上戸ノア:「仕事、まあそんなところですよ。パトロール中に知り合いと行き合ったので、遅い朝飯がてら情報交換ってところです」
上戸ノア:「なっ」
芝石花:上戸さんの隣に、背の高い異相の男が座る。物珍しいのか、貼られたメニュー表をきょろきょろ眺めていた。
上戸ノア:そう言って二人を見る。
敷嶋警部:「見ない顔だね。そっちの兄さんもUGNかい?」
芝石花:「ん、ああ」
芝石花:「第四支部《アフォーダンス》、芝石花です」
芝石花:「ちょっと巻き込まれがてら、首を突っ込んでいましてね」
敷嶋警部:「四地区か」
敷嶋警部:「まあ、そこまで物騒じゃなさそうだ」
敷嶋警部:「敷嶋だ。で、もう一人は…」
敷嶋警部:「ん?んん?」
敷嶋警部:「兄ちゃん、会った事あるよな」
GM:永倉くんに
GM:顔を向ける
永倉文吾:「流石敏腕警部。」
敷嶋警部:「もしかして永倉君か」
敷嶋警部:「マジか。いや雰囲気変わったねえ」
上戸ノア:「男子三日会わざれば……っすよねえ~」
敷嶋警部:「オジサンびっくりしちゃったよ」
真木優里:「永倉って……あの永倉!?」
永倉文吾:「おかげさまで、あれから色々あったもので。」
芝石花:(そうなんだ)と思いながら黙っている
敷嶋警部:「あ、真木ちゃんも賭けてたの?何日目?」
真木優里:「あたしは賭けてないわよ。親分連中の噂を聞いただけ」
芝石花:「……賭け?」さすがに声に出る
上戸ノア:「外国で色々あって一皮剥けた……もんなあ」 芝にだけ聞こえるようにポツリと呟く。
敷嶋警部:「勿体ねえなー」
敷嶋警部:「俺は外しちゃったけど、あれ大穴だったんだぜ」
芝石花:「へえー…」上戸さんに言う
真木優里:「占いで結果教えてくれって何人に言われたか……」
永倉文吾:「俺の話は、どうでもいいだろ。」
上戸ノア:パチンパチンと手を叩く。
上戸ノア:「そ、永倉くんの言う通りだ」
敷嶋警部:「あ、永倉君ね。元容疑者で命がけのゲームを…」
敷嶋警部:「はいはい、仕切りたがりだね喫茶店経営者は」
上戸ノア:「えへへ、職業病ですねえ」
敷嶋警部:「で。面白い面子を連れ歩くのは珍しい事じゃねえよな」
敷嶋警部:「あんたは」
上戸ノア:「いやなに」
敷嶋警部:「雁首揃えて何の用だい?」
上戸ノア:「魔女狩りなんて言って芝さんに襲いかかった奴が居て」
敷嶋警部:「悪いけど今は大人の女と男の楽しい話の途中なんだけど」
敷嶋警部:「魔女狩り?」
芝石花:「ああ、そんなことを言っていて」
芝石花:「奇妙な仮面…ガスマスクとでもいうのかな。それとサイレンサーつき銃のオーヴァード」
敷嶋警部:「ふうん、サイレンサーね」
上戸ノア:「それにバカでかい釘というか、杭も持っていると推測される」
真木優里:「めっちゃくちゃ怪しいじゃない」
敷嶋警部:「まあ、当然の質問だけど」
敷嶋警部:「オーヴァードだよな、あんた」
上戸ノア:(永倉くんは背景を掘り下げられたくはないからこれで良いとして)
芝石花:「? ああ、僕かい」
芝石花:「ええ。戦闘要員でしてね。おかげで命拾いしました」
敷嶋警部:「だよなー」
敷嶋警部:「ダメだよ~、傷害未遂なんだから警察に被害届ださないと」
上戸ノア:「まあまあ」
芝石花:手で銃を作り、バン!と撃つ。「…ああ。そうなのかい?」
上戸ノア:「大丈夫ですよ芝さん、連絡はつくようにしてあります」
上戸ノア:「細かい話は、お互いやり取りしましょうよ」
真木優里:「おじさまも真面目そうな人をからかうのはおやめなさいな」
敷嶋警部:「日本って法治国家なワケよ、あんたらは大分無視してくれてるけどさ」
上戸ノア:「俺たちそのために来たわけですし。ねえ永倉くん?」
芝石花:「そう。よかった、ありがとう。このナリなのでね、なかなか億劫で」
芝石花:ほけーとした顔
敷嶋警部:「はいはい、美女に叱られたらオジサン落ち込んじゃうよ」
敷嶋警部:「ハァー…じゃ何だ。連続殺人を追ってるわけね」
敷嶋警部:「そっちも、真木さんも」
上戸ノア:(これで永倉くんが自分の情報を自由に出せるかな……)
上戸ノア:「おや、奇遇」 真木さんの方を見てニッと笑う。
真木優里:「人を借りようかと思ってたけど手間が省けたわ」
上戸ノア:「ええ、お互いに」
敷嶋警部:「永倉君もダメだよ。UGNとなんか付き合っちゃ。命が危険だよ?」
永倉文吾:「かと言って後ろ盾がないのも危ないだろ。」
永倉文吾:「世の中には、そういうやつをカモにする連中がいるって、あんたから教わったしな。」
敷嶋警部:「怖いねえ」
上戸ノア:「いやはや、旦那から一本とるようになるとはね」
敷嶋警部:「で、正規のUGNが出張ってくるって事は」
敷嶋警部:「この俺に協力してほしいって事か」
真木優里:「ホントいいタイミングだわ上戸」
上戸ノア:「へへへ。ありがとうございます」
真木優里:「あと少しでこのオッサンに余計な金を払う羽目になってたもの」
上戸ノア:「という訳で、目撃者の生証言、朝のタイムセールでございます」
敷嶋警部:「ま、良いけどさ。条件はあるぜ」
芝石花:「叩き売らせてもらいますよ」「ほう」
敷嶋警部:「手付として目撃情報と真木さんのさっきの情報は貰う」
敷嶋警部:「それは良いよな、そっちもそのつもりだろうし」
真木優里:「ハァ……まあいいわよ、交渉成立した後だし」
真木優里:「それでゴチャゴチャ言う気はないわ」
上戸ノア:「俺としては勿論オッケー。解決が目的ですからね。みなさんは?」
芝石花:「僕は上戸さんに任せよう。ここは君たちの街なのだから」
敷嶋警部:「警察のデータベースは貸してやるが、俺の手を借りる場合は有料だ」
永倉文吾:「同じく。俺にどうこういう権利はない。」
GM:具体的には
GM:情報:警察 の情報項目は
GM:調達で振る事も可能で さらに目標値がちょっと低い
永倉文吾:やったぜ
上戸ノア:美味しい!
GM:カネを払えば手伝ってくれる感じです
敷嶋警部:「あと、あのおっかねえ支部長殿が出張ってくるなら協力はしない」
敷嶋警部:「あの姐さん、全部タダで掻っ攫うからな」
敷嶋警部:「商売あがったりだぜ」
敷嶋警部:「今後の長い付き合いも考えてこれは飲んでくれ」
上戸ノア:「勿論」
真木優里:「はいはい」
敷嶋警部:「遠里の姐さんは嫌いじゃねえけどよ、生活があるからな」
敷嶋警部:「よし、じゃあ決まりだな。連続殺人事件」
敷嶋警部:「えと、そう魔女狩りだっけ?」
敷嶋警部:「その事件の解決に向けて協力していこうな」
敷嶋警部:「俺達チームでさ」
真木優里:(苦虫を噛み潰したような顔)
上戸ノア:嬉しそうに笑って頷く。
永倉文吾:「宜しくな、敷嶋さん。」
永倉文吾:表情を崩さずにそう言います
芝石花:「ええ。女性ではなくて申し訳ないが」
芝石花:「尽力しましょう」
芝石花:冗談か本気かわからない真顔で頷いた。
GM:----
GM:ロイスと購入が可能です
芝石花:ロイスは保留で
永倉文吾:ロイスはとりあえず保留
真木優里:シナリオロイス 敷島警部/有為/侮蔑○/ロイス
永倉文吾:侮蔑ww
上戸ノア:ロイスは……よし、まずは生還祝に永倉くんにw
GM:侮蔑w
永倉文吾:ボデマ
永倉文吾:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 8[7,8] → 8
芝石花:それはそう
永倉文吾:ダメ!おわり!
芝石花:じゃあボデマやろうかな
上戸ノア:永倉文吾 興味◯/不信 地獄で何を見たか……そのうち教えてもらいたいものだ
上戸ノア:簿デマチャレンジ!
芝石花:1DX+1+0@10
DoubleCross : (1R10+1+0[10]) → 4[4]+1 → 5
芝石花:死~ん
真木優里:購入か
上戸ノア:3dx>=12 ボデマ!
DoubleCross : (3R10[10]>=12) → 8[1,7,8] → 8 → 失敗
芝石花:男ども 全然買い物ができない
真木優里:とりあえずボディアーマー買っとくか
真木優里:7dx+6>=12
DoubleCross : (7R10+6[10]>=12) → 9[1,2,2,5,7,8,9]+6 → 15 → 成功
真木優里:このアーマーが欲しいものはおるか!
芝石花:真木姐\\\
永倉文吾:ほしい!
芝石花:自分は譲ります
真木優里:では永倉くんにポイ
芝石花:このまま真木さんにたかり続けていくか…!
ミドル2 『警察』
GM:ミドル2は情報収集シーンです
GM:シーンプレイヤーは真木さん。
GM:登場は自由です
真木優里:真木優里の侵蝕を1上昇(侵蝕:46->47)
GM:登場する方はどうぞ。
永倉文吾:永倉文吾の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕:49->52)
上戸ノア:50+1d10 登場!
DoubleCross : (50+1D10) → 50+4[4] → 54
芝石花:47+1d10 登場
DoubleCross : (47+1D10) → 47+8[8] → 55
芝石花:いや 間違えてますね
芝石花:40+1d10 登場
DoubleCross : (40+1D10) → 40+5[5] → 45
GM:できれば、最初に振ったサイコロの数値で侵蝕上昇をしてもらいたい感じではあります
GM:ダイスの数とかが違わない場合は
芝石花:そうします では
GM:振り直しよりはその方が良いかなって感じです
芝石花:40→48ですね! ありがとうございます。
GM:はい
GM:----
GM:ミドル2 情報収集シーン 『警察』
GM:先に判定をしてからロールしていきましょうか
GM:今調査できる項目はこちら
被害者について 情報:警察7 調達:6
遺体の状態について 情報:警察8 調達:7
犯人の行動プロファイリング 情報:警察8 調達:7(被害者について をクリア後挑戦可能)
GM:以上の3つ
GM:調達で敷嶋警部にお金を渡すとちょっと難易度が低くなるので調達の方が得意だよって方にはおススメ
芝石花:お金を渡してるんだw
GM:お金ダイスキ!
上戸ノア:TRPGにおける警官の鑑……!
GM:情報の追加項目がでる可能性もあります
永倉文吾:被害者について 情報:警察7 調達:6
永倉文吾:生き字引を使います。意思で判定
永倉文吾:侵蝕が53に。能力訓練:精神も使う
永倉文吾:7dx+4>=7
DoubleCross : (7R10+4[10]>=7) → 8[1,2,3,5,6,7,8]+4 → 12 → 成功
永倉文吾:順当!
芝石花:では「遺体の状態について」調べます。【コネ:要人への貸し】早速使っちゃおっかな。情報:に判定ダイス+3
GM:お金…
芝石花:情報で調べます
GM:警部のお小遣い…
芝石花:ナイヨ
芝石花:4DX>=8
DoubleCross : (4R10[10]>=8) → 9[1,1,2,9] → 9 → 成功
芝石花:おー
上戸ノア:ヒューッ!
永倉文吾:やったぜ
上戸ノア:ではプロファイリングいきます
上戸ノア:コネ:情報収集チーム(カスタマイズ:ストーン)を使用
達成値を+3して、ダイスを-1dします
上戸ノア:情報:警察でいきます 警部のお小遣いは真木さんに任せた!
上戸ノア:2dx+3>=8
DoubleCross : (2R10+3[10]>=8) → 9[6,9]+3 → 12 → 成功
上戸ノア:きっと房前さんや九面ちゃんなどのエージェントに手伝ってもらったのだと思われます
GM:とりあえず全員成功ですね
GM:公開していきます
永倉文吾:いえい
被害者について
警察が把握している被害者は7人に及びいずれもオーヴァードである。
このうちUGNが把握しているのはヤクザ関係者2、マフィア関係1、情報屋1の計4件。
鴻央会が把握しているのはヤクザ関係者の殺し3件。
クラブキングの把握している事件はヤクザ3件。
UGNへ報告されていない事件は書類処理中扱い、書類が整い次第報告の予定。
クラブキングからの噂である『クラフトホテル』での殺人は警察のデータベースには存在しない。
また芝さんへの襲撃の件も警察は把握していなかった。
→クラフトホテルの殺人 情報:警察8 情報:噂話8 が追加されます
遺体の状態について
被害者はいずれも頭部を破壊されている。
鈍器か重量のある物体を何度も打ち付けられたものによる痕跡。
また、複数の銃創、及び心臓をえぐり取られた痕跡。
犯人の行動プロファイリング
警察の事件データ及び芝さんが襲撃されたデータを統合し
そのデータを元に犯人の次の犯行を予測できる。
酔いどれ小路の人通りの少ない時間帯。
この地域にチンピラのオーヴァードが出没する場所があり、その辺りが怪しい。
→酔いどれ小路、深夜 のシーンへ移動可能になります
GM:以上です
真木優里:それではクラフトホテルも判定しちゃいましょうかね
永倉文吾:真木さん!!
芝石花:よっ 姉貴!たのんます
真木優里:調達だとナンボになります?
上戸ノア:がんばれ真木さん!
GM:おっと
GM:クラフトホテルの殺人 情報:警察8 情報:噂話8 調達:7
GM:です
真木優里:オリジンを使うまでもないぜ 調達素振り 強化ビジネススーツで+2
真木優里:7dx+6
DoubleCross : (7R10+6[10]) → 6[2,3,3,3,4,5,6]+6 → 12
真木優里:おらっカネだぞ
敷嶋警部:ヤッター
芝石花:圧倒的資金力
GM:まあ、まだ情報戦は序盤ですからね
GM:警部に頼る事も増えるさ
上戸ノア:序盤は手堅く手堅く~!
芝石花:頼りたくないよ~
GM:コネ:警察官 ですよw彼は
クラフトホテルの殺人
場末のラブホテルで売春を行っている女性が殺害された。
ホテル側は警察の介入を嫌い、通報しなかった模様。
被害者はオーヴァードであり抵抗を試みた形跡あり。
現場にデジタルビデオカメラが残されていた。
GM:以上です
GM:では情報共有のロールを始めていきましょうか
上戸ノア:残されたデジタルビデオカメラ気になりますね……
上戸ノア:はい
永倉文吾:うっす
芝石花:ほい
真木優里:はいなー
GM:場所は まあ、まだ警察署内でいいでしょう
GM:----
GM:N市警11分署。
GM:会議室
GM:簡素な折り畳みの机と椅子が並べられている。
GM:何かの事件の際には臨時の捜査本部として使うのだろう。
GM:事件名を描きこむための紙やそれを張り付ける看板。
GM:捜査の為のホワイトボードなどが常備されていた。
GM:署内は禁煙だが、何故か灰皿があり。
GM:敷嶋が堂々と煙草を吸っている。
上戸ノア:「憩いの場、って感じっすねぇ」
上戸ノア:缶コーヒーを飲みながら微笑む。
永倉文吾:「いいのかよ。法治国家の役人が堂々とルール破って。」
芝石花:ドーナツ店の持ち帰りボックスを開いて片手で食べている。
芝石花:変形させた砂鉄の腕が二股になり、端末を弄っている
真木優里:「便利ねそれ」
敷嶋警部:「君達、警察の人?違うでしょ?ここ警察署、入っちゃダメなの」
芝石花:「よく言われる。真木さんも食べるかい?」
敷嶋警部:「ルール破ってるの見逃してあげてるんだから、タバコくらい見逃してよ」
芝石花:ドーナツは一人で勝手に買ってきた。一人でも全部食う
真木優里:「いただくわ。……永倉、そのオッサンに何言っても無駄よ。だいたいわかるでしょ」
永倉文吾:真木さんの言葉にこくりと頷く
敷嶋警部:「肩身の狭い喫煙者のオジサンを労わろうよ、真木さん」
永倉文吾:「水掛け論に持っていくのがうまい:
上戸ノア:「まあ、今回は情報の交換であって、お固い捜査会議とは少し違う」
上戸ノア:「善意の市民が集まった話し合いだ」
上戸ノア:「ざっくばらんに話そうぜ」
永倉文吾:「じゃ、早速情報の共有と行こうか。」
芝石花:「うん。僕はまず、被害者について、おおまかなことを知りたい」
芝石花:「永倉さんが調べてくれたんだったかな?」
永倉文吾:「鴻央会が…いや、違うな。」
永倉文吾:「俺が、鴻央会から知らされた被害者はこの3人だ。」
永倉文吾:と言って写真を机の上に出す。
永倉文吾:人相の悪い3人の男。
永倉文吾:そのうちの一人には上戸さんにも見覚えがある。
敷嶋警部:「え?永倉君鴻央会とも付き合ってるの?」
永倉文吾:例の映像に映っていた男だ
敷嶋警部:「懲りないねえ」
GM:と茶々を入れる
芝石花:(この永倉さんは一体何者なんだ…?)言わないがずっと思っている
永倉文吾:「だから、あんたともこうして顔を合わせるハメになってるんだろうな。」
上戸ノア:「……」
永倉文吾:「ま、それはどうでもいい。」
上戸ノア:ビデオ映像を思い出し、わずかに表情を曇らせる。
敷嶋警部:「ここじゃ、立場的に一番まともなの俺なのにな」
上戸ノア:「その三人はどこでやられた、とかは分かるかい?」
永倉文吾:「一人は自分が経営してる店先で」
永倉文吾:「他の連中については、詳細はわかっていない。」
永倉文吾:「今の所、警察が把握している被害者は7人だが、あんたらも別の筋で被害者は追っているだろ?」
上戸ノア:「まあな」
永倉文吾:上戸さんと真木さんを見る
真木優里:「そうね」
上戸ノア:「芝さんからの証言もあるし、それに真木さんもなにか掴んで来てるんだろ?」
永倉文吾:「それらについても教えて欲しい。まずが情報が揃わなきゃ、何が不要で何が必要なピースになるかもわからない。」
真木優里:「あたしが聞いたのは」
真木優里:「ギャラクシービル、星影横丁の路地裏、クラフトホテル、女衒通り」ホワイトボードの地図を示す
芝石花:「ホテルも出て来たのか」
上戸ノア:「ホテル、それは知らなかったな。時間は何時ごろ?」
敷嶋警部:「お?ホテルは聞いてなかったな。さっきのネタはそれかい?」
敷嶋警部:「ホテルオーナーに繋ぎをいれたんだが」
敷嶋警部:「何か解ったの?」
真木優里:「詳しくは知らないわ。情報提供者も未確認の噂」
真木優里:「……ああ、一つ」
真木優里:「とりあえず先に確認したんだけど、カメラが残ってるみたいね」
芝石花:「だれかが撮ったのか?」
上戸ノア:「成程、それは興味深い。わざと残してるのかも」
芝石花:「わざと?」
真木優里:「ただの行為の撮影かとも思ったけどね。なにか残ってる可能性はあるかも」
上戸ノア:「魔女狩りなんて始める奴は集団で動いている。集団を動かす奴には、計画がある」
上戸ノア:「故にこれも“意味”があるんじゃないかな~なんてね」
芝石花:「なるほど。それは少し、興味があるな」
上戸ノア:缶コーヒーを飲み干して、ゴミ箱に放り投げる。
芝石花:「僕からも一つ」
永倉文吾:芝さんに視線を向ける
芝石花:「意味が知りたいことがあるんだ。報告していいかな」
芝石花:画像ファイルがそれぞれに送信される。開くと遺体を映したものが、七名分収められている。
芝石花:「遺体についての調査記録を手に入れたんだけれど、興味深い共通項があってね」
上戸ノア:「ほう?」
芝石花:おしぼりで手を拭く。
真木優里:「うわっ」しかめ面
芝石花:「あ、言い忘れてた。そう、死体だった」
敷嶋警部:「村田も吐いてたな~、エグイんだよね」
永倉文吾:感情の読めない視線で画面を眺めている
芝石花:「…えーと。そう。遺体の共通項について」
芝石花:「いずれも頭部を破壊されていた。鈍器……というか、なにか重いものでを何度も念入りにね。」
敷嶋警部:「肉食べる気なくなっちゃうよね。ヤダヤダ」
芝石花:「僕らが認識していた、銃と杭を使うのも、間違いじゃないようではある。複数の銃創と、心臓をえぐり取られた痕があったから……ただ」
芝石花:「この行為において重要なのは、この頭部を壊すことではないかというのが僕の見立て」
真木優里:「心臓?」
永倉文吾:「その根拠は?」
上戸ノア:「儀式的な意味合いをもたせているようにも見えますね」
芝石花:「僕を攻撃した時、彼…彼女かは知らないが、まず撃ってきた」
芝石花:「だから、殺すためには鈍器を使う意味がないのかと思ったんだ。ああ、」
芝石花:「杭もそうだね。僕がもし死んだ場合、まず撃ち殺して、それからゆっくり頭や心臓をいじくる」
芝石花:「なら、その行為には殺しとは別の意味があるんじゃないかなって」
真木優里:「魔女狩りっていうか吸血鬼狩りと混ざってない?」
真木優里:「ホラ、心臓に杭を刺したら復活しないとかなんとか」
上戸ノア:「まあ良いんですよ。実行をさせる人間に『この行動は特別な価値がある』と思わせる目的なら」
芝石花:「純銀の杭だったら、その勘違いは確実だね」
上戸ノア:「あるいは実行する人間にとって『特別な価値がある』のなら……」
上戸ノア:「宗教の役割などそんなものです」
永倉文吾:「意味や価値は、自分で見出した、と思ってしまったのが、まばゆく見えるからな。」
真木優里:「イカれた殺人鬼なんてそんなもんよね」
敷嶋警部:「怖いねえ」
上戸ノア:「点と点を結んで線にしたがるのは人間の性なんでしょうな」
敷嶋警部:「ま、俺の感想で悪いけど」
上戸ノア:「まあそんな訳で……」
上戸ノア:と、言いかけて警部を見る。
敷嶋警部:「生き返って欲しくなかったんじゃねえの」
敷嶋警部:「吸血鬼とか魔女とか、まあ言い方は色々だろうけどさ」
敷嶋警部:「あんたら銃で死なないだろ?」
上戸ノア:「まあ、基本的には」
芝石花:「……ああ」瞬き。「そうか」
敷嶋警部:「そうなってくると不死身の化けモン殺す方法は伝説に倣うしかないんじゃない?ゾンビなら頭を破壊、吸血鬼なら心臓ってね」
敷嶋警部:「あ、ゴメンね。化け物って言われちゃ良い気しないよね」
真木優里:「全部試してみたってワケ?」
敷嶋警部:「例えだよ例え」
上戸ノア:「いえいえ、まあ怖いと思うのは仕方ないことです」
芝石花:「いや、僕は別に」もうオールドファッションを食べている
永倉文吾:「それで、あんたはさっき何を言いかけたんだ?」
上戸ノア:「おや、そうだった」
上戸ノア:「そう簡単に死なない相手を殺そうとする犯人の行動」
上戸ノア:「そして背後に強力なオーヴァード組織の無いヤクザ屋さん狙いの犯行」
上戸ノア:「さらに芝さんが教えてくれたデータやうちの房前さんと九面ちゃんの下調べから、犯人の行動パターンを推測してみたんだ」
上戸ノア:ホワイトボードの上に地図を広げ、ある一点をペンで囲む。
上戸ノア:「おそらく張り込むならば酔いどれ小路、時間帯は深夜から早朝」
上戸ノア:「“儀式”をする時間の確保の為には入り組んでいる必要があり、これまでの事件の多くは深夜から明け方までには報告がされていることから、推測した」
永倉文吾:「確かに、そのへんもろくでなしが多い場所だ。」
上戸ノア:「どう? 人間っぽくない?」
永倉文吾:「その台詞が人間っぽくないな。」
真木優里:「余計な一言さえなければねえ」
上戸ノア:「いかん。ミスったミスった」
芝石花:「ふふ」薄く笑う
永倉文吾:「酔いどれ小路が本命って言うことには異論はないが。」
上戸ノア:「俺のオルクスシンドロームを用いた可能性予測でも、ここが近いという結果が出たんだ。なんにせよ、行く価値はある」
真木優里:「あたしの『占い』でもだいたいその辺って結果よ」
芝石花:「うん。そこには僕も同意します」
永倉文吾:「他には候補はないのか。そこは、UGNが別の人間を動かしてくれるということでいいのか?」
上戸ノア:「一応、腕の立つエージェントに見張りはさせておくが、見張り以上のことはさせられない」
真木優里:「それとなく情報流しときゃよっぽどのバカ以外は警戒してくれるでしょ」
芝石花:「情報支部らしいな。噂で誘導と撹乱か」
上戸ノア:「まあ、それこそヤクザ屋さんに今の話や他の候補地をリークしてくれても良いんだぜ、永倉くん。血眼でしょう、彼ら」
永倉文吾:「そうだな、依頼人の方にはそれとなく伝えておく。」
上戸ノア:「ああ、君の依頼人ならその辺の事情も含めて上手くしてくれそうだ」
敷嶋警部:「で、アンタらはそっちに行くのかい?」
上戸ノア:「ええ、丸く収まる処理の為にね」
芝石花:「僕は行こうと思っている。直接会ったのは僕だけだしな」
芝石花:「いちおう、そこそこ腕は立つ方さ」
真木優里:「助かるわ~、上戸とあたしだけだと流石に武闘派を相手するのはキツイし」
上戸ノア:「俺なんて直接戦闘能力ゼロですからね、死んじゃう死んじゃう」
永倉文吾:「ま、俺も出来る限りのことはするさ。」
敷嶋警部:「俺は行かないよ?怖いし、戦闘とかに巻き込まれると死んじゃうからな」
真木優里:「来たいっつっても止めるわよ流石に」
永倉文吾:「じゃあ、この5人で酔いどれ小路を見張り、UGNとUGN、ヤクザを通して街全体を薄く警戒する。」
上戸ノア:「あくまで警部と我々はここで歓談しただけ、ですからね。善意の市民と模範的警官として……ふふ」
敷嶋警部:「ま、代わりと言っちゃなんだけどクラフトホテルの方に行ってカメラは回収しといてやるよ」
芝石花:「助かります」
永倉文吾:「そういう方針でいいのか?
敷嶋警部:「相手も警察からの証拠提出は断れねえだろうしな」
上戸ノア:「ああ、オーヴァード組で酔いどれ小路。警部さんがホテルでの回収だ」
敷嶋警部:「手数料は…明日の昼飯代で手を打とう」
芝石花:「では、お互い良い成果を期待ということで…あ、警部」
上戸ノア:「わかりました。警部、ホテルではお手柔らかにおねがいしますよ」
敷嶋警部:「ん?なに?」
芝石花:残ったドーナツを渡す。フレンチクルーラー。
芝石花:「前払いお代です」真顔。
敷嶋警部:「張り込みはアンパンと牛乳の方が様になるんだがなあ」
上戸ノア:「NY風ですね」
真木優里:「贅沢言わないの」
GM:そう言って電話をかけ始める
敷嶋警部:「あ、村田?俺だよ俺」
敷嶋警部:「令状とっといてくれる?そう、ホテルのヤツ」
敷嶋警部:「形式だけで良いから、操業停止ちらつかせるだけでいいや」
上戸ノア:(マジでお手柔らかに頼むぞ……敷嶋さん!)
敷嶋警部:「うん、OK頼むぜ」
敷嶋警部:「じゃ、気を付けてな、せっかく証拠持って来たのに」
敷嶋警部:「全員被害者になってましたじゃあ」
敷嶋警部:「骨折り損だからさ」
GM:----
GM:ロイスと購入が可能です
上戸ノア:応急キット狙っておきます!
芝石花:《ウィッチハンター》 P:好奇心/○N:警戒に変更で。
上戸ノア:3dx>=8
DoubleCross : (3R10[10]>=8) → 10[5,7,10]+1[1] → 11 → 成功
芝石花:こっちもキットかっとこーかな
永倉文吾:同行者/上戸ノア/好奇心/警戒○
永倉文吾:応急手当
永倉文吾:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 5[1,5] → 5
永倉文吾:ダメ!終わり!
真木優里:上戸ノア/有為○/隔意 かな
真木優里:なにか欲しいものはあるかい
芝石花:1DX+1>=8
DoubleCross : (1R10+1[10]>=8) → 7[7]+1 → 8 → 成功
真木優里:なければボディアーマー
芝石花:特にないです~
上戸ノア:じゃあ 芝石花 お茶目◯/不思議 普段はほんわか系なんですね……
上戸ノア:こちら欲しいものは特に無しです!
真木優里:ではボディアーマー
真木優里:7dx+6
DoubleCross : (7R10+6[10]) → 9[1,4,4,5,8,9,9]+6 → 15
真木優里:さっきは永倉くんだったから芝さんにあげます
芝石花:そうです! こっちは永倉さんにとっとこー 永倉文吾 P:〇謎/○N:不信
芝石花:ヤッター!
芝石花:ありがとうおねえさん(年下)
真木優里:以上!
GM:----
ミドル3 『張り込み』
GM:では犯人を待ち伏せるシーンです
GM:戦闘が予想されます
GM:登場する方はどうぞ
芝石花:芝石花の侵蝕を+4(1d10->4)した(侵蝕:48->52)
永倉文吾:釣り野伏じゃ!!
真木優里:真木優里の侵蝕を10上昇(侵蝕:47->57)
永倉文吾:永倉文吾の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕:52->59)
上戸ノア:54+1d10
DoubleCross : (54+1D10) → 54+4[4] → 58
永倉文吾:おっと、生き字引分上げてなかったので60
GM:全員登場ですね
GM:----
GM:ミドル3 『張り込み』
GM:酔いどれ小路は懐かしい雰囲気の漂う居酒屋が密集する地域である。
GM:主な客層は仕事帰りのサラリーマン。
GM:月夜銀座では比較的早く店じまいする店が殆どで。
GM:深夜になると灯りも朧で人通りも少なくなる。
GM:それ故に、売人などが商談の場所に使う事もあると言われている。
GM:切れかかった街灯がが点滅し物音は絶えた。
GM:現在、深夜の3時を過ぎたあたり。
上戸ノア:「喫茶アソートからコーヒーの出前だぜ。匂いが目立たないようにアイスだけどな」
上戸ノア:蓋付きのアイスコーヒーが入ったプラスチックコップをいつの間にか取り出している。
芝石花:「ありがとう。上戸さんのお店かい」受け取る
上戸ノア:「ええ、この地区にある喫茶店。夜はお酒も出しますよ」
真木優里:「欲を言えばホットのが良かったけど、そういうわけにもいかないか。」
芝石花:口をつける。「美味しい。コーヒーもお酒も好きさ」
芝石花:「ケーキセットがあれば最高だ。ぜひ寄らせてもらいたいな」
上戸ノア:「うちのホット、俺が変にこだわったせいで香りが……華やかすぎて……」
上戸ノア:「ケーキ、今の時期なら栗を使ったショートケーキですね。お待ちしております」
真木優里:「凝り性というかなんというか……」
永倉文吾:「味は良さそうだが値も張りそうだな。」
上戸ノア:「まあ、学生イリーガル割はあるんだがね……」
永倉文吾:「しかし、妙な塩梅だな。」
上戸ノア:「妙?」
芝石花:「というと?」
永倉文吾:「いや、大したことじゃない。」
真木優里:「そう言われると気になるじゃないの」
永倉文吾:「日常の盾とか、大層な文句を謳ってるUGNって組織の人間が。」
永倉文吾:「殺人犯を捕まえるためとはいえ」
永倉文吾:「多かれ少なかれ人様に迷惑をかけて生きてる反社会の人間を守ろうと深夜にこんなとこに集まってるのが」
永倉文吾:「少しおかしくなっただけだ。」
上戸ノア:表情をほころばせる。
上戸ノア:「俺に言わせりゃ反社も社会さ。同じ土地で生きていることには変わらない」
上戸ノア:「社会に適合するもの、しないもの、できないもの。そういう人々が折り合いをつけて生きる為のお手伝いが……」
上戸ノア:「UGN、ってか、俺の“理想”」
芝石花:「それはこの支部では特に感じるね」目を細める。
真木優里:「そういう街だもの」
芝石花:「そこに生きる者ならばすべて受け入れる、猥雑な優しさというのかな」
芝石花:「客分だけれど、そういうところは好きだな」
真木優里:「ま、あたしにとっては」
真木優里:「反社会の人間と言っても大事なお客様ですから?」
芝石花:「誰だって占ってくれるんだっけ」
永倉文吾:「なるほどね。」
上戸ノア:「月夜銀座の母だぜ!」
永倉文吾:昔の何もかも中途半端だったころの自分であれ、彼らの言葉に少しは感銘を受けただろう。だが今はどうにもピンとこない。
上戸ノア:(あっ、母は不味かったか。まあ笑ってれば許してくれる、くれ……姉さん!)
真木優里:「母って言われるとババアみたいじゃない、やめてよ」
上戸ノア:「すいませんでした」
永倉文吾:物事を白と黒で分けなければ、生きていけない世界に、深く身を置きすぎだ。
芝石花:「……でも、永倉さんの話も僕は少しわかる気もする」永倉君を少しだけ見る
永倉文吾:「別に、無理して話を合わせてくれな無くてもいいんだぜ」
芝石花:「そんな無理が出来る性分じゃないさ」真面目くさって言う
永倉文吾:昏い目を芝さんに向ける。
芝石花:「結局のところ、僕からすれば都合のよさそうな論を掬い上げているだけだ。さっきの話だって」
芝石花:「銃を撃ってもらえるお仕事が僕には都合が良くて、それが許される場を選んでいるだけ」
真木優里:「(この人真面目そうに見えて結構ヤバいのかしら……日馬さんとこの人だけあるわ)」
永倉文吾:「あんたは、これも目立つだろうしな。」
永倉文吾:左手で自分の顔を触れながら、いう
芝石花:「まあね。僕としてはなかなか気に入っているんだけど。でも、まあ、」
上戸ノア:(まあ俺も化け物が社会保障受けられる場所を探したらここになった……だしなあ)
芝石花:「……僕らのしていることなんて後付けのように、思ったりする。それを飲みこめているのは」
芝石花:「ただ僕が仕事が惜しくて、したいことがあって、属したい欲があるだけさ。君ほど真摯にはなれない」
芝石花:「だからこれは話を合わせたわけじゃない、僕の自分がたりさ」
芝石花:左の顔に触れながら、独り言のように言う
永倉文吾:「……そんなもんか。」
永倉文吾:「流れ着いた先が違うだけで、あんたもそのへんのクズみたいになってたかも知れない。」
永倉文吾:「だから、連中のことも守ってやりたいと思うってことか?」
芝石花:「そうだな」笑う。左に引き攣れた醜い笑い。
芝石花:「ふふ、それは僕は違うかな。もっと単純で雑に」
芝石花:「僕にとって綺麗に見えるものを守りたい、欲望さ」
芝石花:夜の光をうけて、鉄がぎらりと光る。
芝石花:半分は人の、半分は彫像のようなその顔は、綺麗なものではない。
永倉文吾:「そうか。」
永倉文吾:「あんた、見た目よりは、まともそうな人だと思ってたが。」
永倉文吾:「違ったな。見た目通りのやばいやつだ。」
永倉文吾:先程までよりも、どこか親しげな口調でそういう
芝石花:「……え、そうかな……?」割と本気で慌てる。「そうかな…?」声が小さくなる。
GM:その時
女性:「きゃあああッ!」
GM:静かな闇に悲鳴が響く
GM:方角は直ぐに推察できるでしょう
真木優里:「! あんたら、おしゃべりの時間は終わりみたいよ」
芝石花:ばっと振り向く
上戸ノア:「さて、守りに行きますかね」
上戸ノア:ディメンジョンゲート使用して悲鳴の場に急行できますかね
GM:いいでしょう
上戸ノア:では《ディメンジョンゲート》
上戸ノア:58→61
GM:君達が移動した先は路地の暗がり
永倉文吾:「ワーディングの使用判断はUGNに任せる。」
上戸ノア:右腕から粒子状の魔眼を展開して、オーロラのような色のカーテンにして皆を運ぶぜ
GM:フードの男と首を掴まれてもがく女性
上戸ノア:「まあこういうのは使い得さ」
GM:足元にはマスクが転がっている
上戸ノア:「奴らの意識がこっちに向けば、あの子が逃げられるかもしれないからな」
???:「クソ…無駄な抵抗を…しやがって」
上戸ノア:《ワーディング》
GM:男は君達に気付きます
GM:女性は動きを止める
永倉文吾:「芝さん、あれに見覚えは?」
???:「何だ?」
???:「お前らも…オーヴァードか?」
上戸ノア:「UGNだ。戦闘をやめてただちに投降しろ」
芝石花:GM!こいつはあの時と同じ奴ですか
GM:フードの男は仮面をしておらず顔が見えています
GM:芝さんは地面に落ちている仮面には見覚えがある
上戸ノア:「指示に従わない場合、エフェクトを行使する」
GM:女性を地面に投げ捨てる
GM:ドサリ
???:「何で…指示に従う必要がある?」
芝石花:「……ああ、この仮面は見覚えがある」
???:ズズズ…
芝石花:「僕のことは憶えているかい」人物に尋ねます
???:「会話を楽しむように…見えるのか?」
???:男の周囲に巨大な釘の様なものが生成される
芝石花:「憶えていると言ってくれたよな?名前だって教えた。約束は守ってくれよ」左腕を構える!
上戸ノア:舌打ちをする。相手に答えるつもりは無いと判断した。
???:「数が…多い…」
上戸ノア:「指示に従わなくてはいけない理由。それはたくさんあるが一番は……」
上戸ノア:「てめえの命だ」
???:視線を動かし周囲の様子を探る
???:「仕方…ない」
真木優里:「抵抗が無駄ってことくらい見てわかんないかしらね」
上戸ノア:始めて構わない、と言外に他の三人に伝える。
???:「殺すしか…ないな」
GM:男は敵意を君達に向ける
GM:戦闘を開始します
永倉文吾:うっす!
真木優里:ヘイヨー
上戸ノア:うおーっ!
芝石花:へい
GM:配置はこんな感じ
???(10)
↑
10m
↓
永倉(11) 芝(9) 上戸(7) 真木(4)
GM:では
GM:セットアップ
GM:こちらは特にありません
上戸ノア:セットアップ特に無し!
芝石花:ないです
永倉文吾:なし!
真木優里:《攻撃誘導》!
真木優里:侵蝕57→60
永倉文吾:ママ!!!
芝石花:キャ~
真木優里:対象は??? 自分を含まない攻撃のダイスを-10してもらおう
上戸ノア:守りの力よ!
GM:酷いw
芝石花:ふふん これが月夜銀座の母の力や
GM:ではイニシアチブ
GM:特になければ永倉君の手番です
真木優里:ゴーゴー
永倉文吾:やるぞー!
永倉文吾:マイナーで5M後退
永倉文吾:メジャーで《サイレンの魔女》
GM:こい
永倉文吾:能力訓練:精神を使用
永倉文吾:8dx+11
DoubleCross : (8R10+11[10]) → 9[1,4,4,7,8,8,9,9]+11 → 20
永倉文吾:どんなもんじゃい!!
GM:高いなー
永倉文吾:侵蝕が65に
???:ガードします《砂の盾》を使用
永倉文吾:野郎
永倉文吾:ではダメージダイス
永倉文吾:3d10+15
DoubleCross : (3D10+15) → 20[9,3,8]+15 → 35
永倉文吾:装甲無視!
GM:無視すんなw
GM:ガードで幾分か軽減して耐えます
GM:演出どうぞ
永倉文吾:「今から俺はお前を殺す気で攻撃するが。」
永倉文吾:「死ぬなよ。まだお前に死なれた困るんだ。」
永倉文吾:何気ない言葉に、殺意を乗せて放つ。
???:「が…ふッ!?」
永倉文吾:僅かな空気の振動がレネゲイドに干渉され、真空の刃となって男を切り刻む!
???:空中に浮かぶ釘を掴み取り
???:ポケットから取り出したハンマーで素早く叩く
GM:コン…!
GM:釘が砕け散り
永倉文吾:僅かに咳き込みながら、男の動きを見つめている
GM:衝撃が空間に縫い付けられた感覚を永倉くんは感じる
???:「カハッ…防ぎ…きれない」
???:「戦い慣れしている…な」
GM:???の手番
永倉文吾:「違うよ、俺が慣れてるのは殺し合いだ。」
永倉文吾:自重するような響きを乗せて言葉を返す
???:マイナーで《インフェニティウェポン》&《ジャイアントウェポン》
???:メジャーで《コンセントレイト》&《サンドシャード》&《ペトリファイ》
???:白兵武器をつかったRC攻撃
???:対象は上戸さん芝さん真木さんのエンゲージ
???:三人
???:8dx7+4
DoubleCross : (8R10+4[7]) → 10[1,4,5,7,9,9,10,10]+10[1,1,3,8,9]+4[2,4]+4 → 28
上戸ノア:まあドッジ試してみるかな!
GM:命中すると行動値が-10されます
GM:シーン持続でマイナーで解除
真木優里:ドッジ!《リフレックス》《命の盾》《錯覚の香り》
上戸ノア:げぇっ
上戸ノア:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 3[3]+1 → 4
上戸ノア:ダメ!
真木優里:12dx7+1>=28
DoubleCross : (12R10+1[7]>=28) → 10[1,1,1,1,2,3,3,4,9,10,10,10]+10[3,4,5,10]+10[10]+2[2]+1 → 33 → 成功
GM:ウワー 強い
芝石花:ドッジしよう
真木優里:侵蝕は60→65
芝石花:3DX+0+0@10
DoubleCross : (3R10+0+0[10]) → 9[1,2,9] → 9
上戸ノア:芝さん……領域の盾打つので庇って!
上戸ノア:どうせこの後はPCの行動なので先にこちらの支援を打ち込んでおきたい!
芝石花:イイヨー
上戸ノア:では領域の盾!
上戸ノア:61→65
芝石花:じゃあ僕だけ死んでリザレクトかな
上戸ノア:助けて芝さん!
真木優里:ダメージによってはワンチャン
芝石花:へなちょこ攻撃してね~
GM:3d10+14
DoubleCross : (3D10+14) → 15[2,7,6]+14 → 29
GM:へなちょこではあったけど 範囲を庇ったので
GM:装甲の8点を引いてから2倍だ
GM:庇わなければ耐えていたね
GM:庇わないと上戸さんが倒れてたので
GM:まあ庇った意味はありますよ
芝石花:死にますね。そんでリザレクト
芝石花:芝石花のHPを5(1d10->5)した(HP:27->5)
???:「殺し合い…なるほど」
???:男の周囲に更に巨大な釘が生成される
???:それは最早、鉄の杭といってもいい
真木優里:「……ん」腕時計型スマートデバイスが振動する。共生レネゲイドビーイングの演算の知らせだ
真木優里:「あ、やばいわアレ」
上戸ノア:「ですね」
???:ハンマーで軽く鉄杭を叩く
上戸ノア:「逆用します」
GM:コン…!
上戸ノア:「芝さん、庇ってください」
GM:巨大な杭が飛来
GM:君達の直前で無数の釘に分裂し降り注ぐ
真木優里:「ええと、この辺ね」後ろへ1歩、右に2歩
???:「地面に縫い付けられろ」
真木優里:「そっちは自力でなんとかなさい!」
芝石花:即座に上戸さんの前に飛び出す。
上戸ノア:オルクスの因子による空間調整で、自分へのカバーを最適化する。
上戸ノア:「恩に着ます!」
芝石花:「……人使いが、荒い!」声は少し笑っている
真木優里:共生レネゲイドビーイングの高速軌道計算により
真木優里:釘の飛来しない地点を予測している。
真木優里:「数が多いつっても単純な攻撃ね。見切りやすくて助かる」
芝石花:無数の釘が両側の身体に刺さり、血と砂が舞う。一度その身体が崩れ落ち、すぐに逆再生のように回復する。
GM:しかし芝さんは自身の体に違和感を感じる
GM:貴方の影は未だに釘が刺さっているのだ
???:「釘を打たれた…事実は消せはしない」
芝石花:「……!?」咄嗟に周囲を見る。他の皆にはないことを確認。
???:「それはお前を繋ぎとめる…ぞ」
真木優里:「魔女狩りって割には魔女みたいなことすんのね」
永倉文吾:(あの杭も厄介だが、真木さんの動きは、何なんだ。)
???:「何なんだ、お前たちは」
永倉文吾:(杭が飛来する前から、避ける動作に入っていた。)
上戸ノア:「よし、星の流れが整った」
???:「今日は…何なんだ」
永倉文吾:(武芸の見切りのように予備動作からの予測した、というわけでもない。それとは別の物差しで奇跡を予見しているように見えた)
芝石花:「……これは、一人でよかったな」呟く。「この分は頼んだ、上戸さん」
上戸ノア:「ええ、お任せを」
永倉文吾:(占術……か?)
永倉文吾:一人後ろに下がって、戦況を眺めています。
???:「お前も、攻撃の範囲を予測して下がった。お前は攻撃を知っていたかのように避ける」
???:「何だ…くそ」
GM:芝さんの行動値が0になったので
GM:上戸さんの手番です
上戸ノア:それでは!
上戸ノア:マイナーで
オリジン:レジェンド
上戸ノア:メジャーでコンボ
神秘解体「丑の刻」→死神の瞳+縛鎖の空間
上戸ノア:対象は???です
上戸ノア:判定良いですか!
GM:イイヨ
上戸ノア:3dx+15 RC
DoubleCross : (3R10+15[10]) → 9[1,8,9]+15 → 24
上戸ノア:命中すると放心(ラウンド終了まで全ての判定-2d)と重圧(マイナーを使用して解除するまでオートアクションのエフェクトが使用不能)になり、次に入るダメージが+5dされます
GM:ひどいよー
GM:ドッジします
GM:5dx>=24
DoubleCross : (5R10[10]>=24) → 8[2,4,4,6,8] → 8 → 失敗
GM:ダメ
上戸ノア:よしっ! では演出!
上戸ノア:
上戸ノア:神秘の解体を始めよう。
上戸ノア:「深夜に、釘を、ハンマーで叩く。呪いだ。そして呪いってのは見破られると力を失い、返ってくる。特に『丑の刻参りは見られれば失敗』だ。分かるか、この事実は“消えはしない”ぞ?」
上戸ノア:まずはラベリング。それは縛り付ける為に使われる最も古典的な呪詛。
上戸ノア:口を動かしながら同時に手も動かす。
上戸ノア:臨兵闘者皆陣烈在前、印を次々に結ぶと同時に、正体不明の男を包囲するように無数の魔眼が九字を象った陣形を組み上げる。
上戸ノア:「退魔の九字を以て魘魅・呪詛の戒めと為す。急々に律令のごとくに行うべし」
上戸ノア:「呪詛返しだ」
上戸ノア:オルクスの因子を埋め込んだ白銀の極小魔眼が時間と空間をかき乱した。
上戸ノア:それが引きずり出すのは、男が先程空間を縫い止めた力、一向に向けて射出した釘。
上戸ノア:それら全てが時間と因果の二つを越えて男自身を“繋ぎ止めた”。
上戸ノア:侵蝕65→73
???:素早くハンマーを振るうが
???:音が響かない
???:「これは…」
???:「何なんだ、本当に」
上戸ノア:「お前がお前を呪ったのさ」
GM:真木さんの手番です
真木優里:待機します
GM:では芝さんの手番
芝石花:マイナー。【ハンドレッドガンズ】。銃を作成します。
芝石花:そしてメジャー
芝石花:コンボ:インスタレーション:平方塑像 【コンセ】【カスタマイズ】【レインフォース】
芝石花:7dx7+6
DoubleCross : (7R10+6[7]) → 10[2,3,6,8,8,8,9]+10[5,6,7,8]+10[7,8]+10[7,9]+10[6,8]+10[9]+10[7]+10[8]+10[10]+4[4]+6 → 100
GM:嘘でしょ?
芝石花:ん !?
GM:え?100?
芝石花:ミス計算してないか確認してもらっていいですか???
GM:いや
GM:大丈夫ですよ
芝石花:自分の力が怖い
GM:スゲー回っただけでw
GM:ダメージください
GM:あ
GM:ガードしますね
GM:オート使えないから素ガードですけど
GM:あダメだ
上戸ノア:ふふふ
GM:武器はサンドシャードで壊れちゃったから
GM:ガード値ないわー
GM:ドッジだ
GM:100出せばいいんだろ!
GM:放心喰らってるけどねw
GM:3dx>=100
DoubleCross : (3R10[10]>=100) → 4[1,2,4] → 4 → 失敗
GM:ひゃん…
永倉文吾:おつかれ
GM:ダメージください
上戸ノア:これ11d+5dで16dか……こわっ
芝石花:よし。ダメージ喰らってね
芝石花:11d10+5d10+11
DoubleCross : (11D10+5D10+11) → 71[1,8,3,9,8,10,9,2,9,6,6]+37[6,9,10,3,9]+11 → 119
芝石花:死んでおくれやす~
GM:まって
永倉文吾:でけえ
GM:出目良すぎない?
上戸ノア:クソデカミドル戦闘
GM:耐えられるはずもなし
GM:戦闘終了です
芝石花:ここで運使い切ってない?大丈夫か?
芝石花:演出しますね
芝石花:足元で小さな光線が跳ねる。
芝石花:芝石花のブラックドッグに分類される電撃は、物質にわずかな電気を通す程度の微弱なものだ。
芝石花:しかし、彼の身から生成される鉄砂に行き渡らせたとき、それは磁力という強烈かつ自在な力となり、欠けた肉体を拡張する。
芝石花:「では、呪われた君は」
芝石花:足元で淡い光線が跳ねる。
芝石花:造られた腕の表面がつられるように波打ち、その揺れが膨らみ、形を変えていく。肥え太った臓器を思わせる不自然な造形を作り出す。
芝石花:それは銃だ。
芝石花:中央の銃口以外、銃らしき特徴を殆ど失った巨砲。ポケットから取り出したスコープを填め込み、敵に照準を合わせる。
芝石花:「避けられずにこの弾を喰らう」
芝石花:宣言する。
芝石花:銃爪を引く。
芝石花:放たれた弾丸は、空中を高速で削り、
芝石花:————ドシュッッ!!!
芝石花:男の心臓を、打ち込まれた杭のように抉りとった。
???:「何なんだ…本当に…お前た…」
GM:何もできないまま、男は崩れ落ちます
GM:ワーディングを解除すれば 女性は目を覚ますでしょう
永倉文吾:「呆れちまうぐらい、精密な一撃だったな。」
上戸ノア:では解除します
永倉文吾:「あんたの仕込みか?」
永倉文吾:と上戸さんに声をかけます
上戸ノア:「……ふふっ」
上戸ノア:(し、しらねぇ……)
女性:「んん…」
上戸ノア:「人なんて呪うもんじゃあねえな。んなことせずに戦ってりゃあ本当に厄介な敵だったろうによ」
上戸ノア:「あ、真木さん。野郎だと怖がらせちゃうんで頼みます」
真木優里:「はいはい」女性のもとへ
真木優里:「大丈夫?お嬢さん」
永倉文吾:真木さんも怖くないかって思ったがここにいるメンツの人相を鑑みるとベストだな、と思い直す
女性:「え?あ?」
女性:「ひょわ?」
女性:「ひぃ~、お金なら渡しますんでぇ~」
女性:「い、命だけは」
真木優里:「はいはい、大丈夫大丈夫」
女性:「ご勘弁願いたいっていうか…あれ?」
芝石花:ぼんやりと撃った感触を反芻していたが、女の声に振り向く。
真木優里:「暴漢は追い払ったわよ」
女性:「お姉さん、一体」
GM:キョロキョロと周囲を見る。
芝石花:怖がられたくないので上戸さんたちのほうに逃げる!
GM:当然の様にフードの男の死体を発見!
真木優里:「通りすがりの占い師よ。こんな時間に女一人でうろついてちゃダメじゃない」
女性:「ひぎゃああ!?」
女性:「死!」
上戸ノア:「あ~、これね。気絶」
芝石花:(…あ、のけ忘れた!)
女性:「穴空いてるじゃないですか!胸に!」
上戸ノア:「貴方も生きていれば胸に穴が空くことはあります」
上戸ノア:「その痛みを抱えて生きていくのが人生ですよ」
真木優里:「何アホなこと言ってんのよ」
上戸ノア:「不安がらせちゃ悪いじゃないですか!」
女性:「お母さんごめんなさい!晶子は親不孝でした!先立つ不孝をお許しください!」
永倉文吾:「殺人予告に思われてるぞ」
上戸ノア:「そんな!? 人間分かんねえ~!」
女性:「大都会の片隅の路地裏で…路地裏で…死…」
永倉文吾:「安心しろ、あんたの胸に穴は空けない。」
真木優里:「うっかり素で突っ込んじゃったわ、とにかくおとなしくしなさい
女性:「やだあああああああ」
芝石花:「これは人間どうこうじゃなく分かって…」
永倉文吾:「……ワーディングした方が速いんじゃないか?」
永倉文吾:その後はUGNお得意の記憶処置でいいだろう、という顔
上戸ノア:「とりあえず……そうだな。で、支部で検査してもらおう」
上戸ノア:「ワーディングが効くのに狙われるなんて」
芝石花:「……永倉さんは賢いな」その背に隠れて女性に見つからないようにしながら
上戸ノア:「妙な話だしな」
女性:「ヒィ…ワーディングってなんですか」
女性:「私が居なくなったら記事になりますよ」
女性:「そうだNスポに載っちゃうんだから!」
上戸ノア:「大丈夫大丈夫。我々は君を守りに来た。大丈夫デスヨ」
女性:「美人記者夜の街に消える!」
上戸ノア:「……記者?」
女性:「消えちゃダメじゃん!」
上戸ノア:真顔で三人の方を見る。
真木優里:「やっぱおとなしくしといてもらったほうが良いわね」
上戸ノア:情報源だったりするんじゃね? と言わんばかりの顔で。
永倉文吾:「だな。」
上戸ノア:「記憶飛ばない程度に頼んます。今は」
真木優里:「首筋にトンってやって気絶させるやつできないの?」
芝石花:「永倉さんとかできそう」
上戸ノア:「皆もワーディング使いなさいな!?」
女性:ガクガク
芝石花:「はーい…」《ワーディング》
女性:ポテチン
真木優里:「おっとと」抱きかかえる
GM:気を失います
芝石花:「あ、ごめん真木さん…ありがとう」
GM:ではその時
GM:上戸さんの携帯に着信が入ります
上戸ノア:では番号確認しつつ出ます
遠里悠:「ああ、良かった。繋がったわね」
上戸ノア:「支部長、いかがなさいました?」
遠里悠:「取り込み中だったみたいだけど、大丈夫?」
上戸ノア:「今丁度片付いたところで」
遠里悠:「片付いた、というと?」
上戸ノア:「犯人の無力化と狙われていた女性の保護には成功しました」
上戸ノア:「生け捕りは……失敗してしまいました……」
遠里悠:「そう…そっか」
遠里悠:「じゃあ、悪いニュースよ」
GM:通話の向こう側で一呼吸置いたのが感じられる
遠里悠:「”殺人事件”が発生したわ」
上戸ノア:「……ああ」
上戸ノア:額を抑えて歯噛みした。
上戸ノア:(複数犯、か)
GM:----
GM:ロイスと購入が可能です
永倉文吾:応急手当
永倉文吾:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[3,6,9] → 9
永倉文吾:買えた!
永倉文吾:芝さんどうぞ
芝石花:ノアくんに P:〇連帯感/N:猜疑で取得。永倉さんを変更してP:〇好意/N:隔意
上戸ノア:ロイスは保留
芝石花:ありがとう
上戸ノア:いや芝さんへのNを恐怖にしようw
芝石花:エーン
永倉文吾:同行者/芝石花/親近感○/隔意
上戸ノア:応急セット渡すから許して!w
芝石花:2d10 回復マン
DoubleCross : (2D10) → 19[10,9] → 19
上戸ノア:3dx>=20 ブルーゲイル狙うぜ!
DoubleCross : (3R10[10]>=20) → 9[6,8,9] → 9 → 失敗
真木優里:芝石花/連帯感○/脅威 で
芝石花:自分も狙おうっと
上戸ノア:まあそうんるな
芝石花:1DX+1+0@10 応急手当
DoubleCross : (1R10+1+0[10]) → 9[9]+1 → 10
上戸ノア:コチラ以上です!
真木優里:じゃあブルゲ
真木優里:ブラックカードも使っちゃお
芝石花:ゲット!更に2d10回復マン
芝石花:2d10
DoubleCross : (2D10) → 18[10,8] → 18
真木優里:10dx+6
DoubleCross : (10R10+6[10]) → 9[1,3,4,4,5,6,6,6,7,9]+6 → 15
真木優里:回らなかったか、しょうがない
真木優里:以上で!
永倉文吾:高級品だ!
GM:社会性の暴力だ
上戸ノア:すげえダイスだ
芝石花:じゃあげんきいっぱいになりました
永倉文吾:あれだけの傷を受けて…応急手当だけで……!?
GM:超元気
永倉文吾:近寄らないで、化け物!!
芝石花:どうして…
芝石花:僕は皆のためにがんばってダイスを振っただけだよ…
上戸ノア:芝さん……w
ミドル4 『継続』
GM:----
GM:次は情報収集シーンになります
GM:シーンプレイヤーは浸蝕が一番低い芝さんで
GM:他登場は自由です
GM:出たい方はどうぞ
上戸ノア:73+1d10 登場
DoubleCross : (73+1D10) → 73+10[10] → 83
真木優里:出るぞ
真木優里:真木優里の侵蝕を10上昇(侵蝕:65->75)
上戸ノア:グフッ
真木優里:ムム
GM:大丈夫?上戸さん
永倉文吾:永倉文吾の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕:65->71)
GM:ゲェ
永倉文吾:おらあ!
GM:真木さんも
芝石花:芝石花の侵蝕を+6(1d10->6)した(侵蝕:57->63)
上戸ノア:ひえー……
永倉文吾:10組と6組で別れた
芝石花:やばやば
上戸ノア:登場ダイス平均8ですよ
芝石花:呪いじゃん
上戸ノア:恐るべき相手だ
GM:Eロイスはそこそこ用意してますが 適度に調整していってね
GM:----
GM:ミドル4 情報収集シーン 『継続』
GM:調査できる項目はこちら
酔いどれ小路の事件について 情報:警察6 調達:4
フードの男について 情報:裏社会12
昨夜のその他の殺人事件について 情報:警察8 調達:6
GM:
GM:以上です
GM:先に判定をしていきましょう 追加項目もあるかもね
真木優里:例によって失敗した場合及び追加情報のフォローに回りましょう
上戸ノア:ではフードの男!
上戸ノア:情報収集チーム(ストーン)起動!
上戸ノア:2dx+3>=12
DoubleCross : (2R10+3[10]>=12) → 10[10,10]+6[6,6]+3 → 19 → 成功
上戸ノア:嘘だろおい
真木優里:やる!
GM:お出目が良いですね
上戸ノア:やったー! ありがとう房前さん九面ちゃん!
永倉文吾:昨夜のその他の殺人事件について 情報:警察8
永倉文吾:生き字引、能力訓練:精神を使用
永倉文吾:9dx+4>=8
DoubleCross : (9R10+4[10]>=8) → 10[1,2,2,3,4,4,9,10,10]+10[8,10]+3[3]+4 → 27 → 成功
永倉文吾:天才
芝石花:さすがや
芝石花:酔いどれ小路の事件について 情報:警察6 調達:4 で
芝石花:調達でいきまーす
GM:タケェー
芝石花:1DX+1+0@10>=4
DoubleCross : (1R10+1+0[10]>=4) → 4[4]+1 → 5 → 成功
永倉文吾:よっしゃい
真木優里:グッド
GM:芝さん
芝石花:ナントカ!
芝石花:はい
GM:侵蝕60超えてるからダイス一個増えるよ
芝石花:あ!
GM:もっと振ってもイインダヨ
上戸ノア:ダイスボーナス!
GM:まあ成功なので
真木優里:意外と忘れがち
GM:今回はこれでいきましょう
芝石花:ありがとうございます
GM:公開していきます
GM:
酔いどれ小路の事件について
君達の行動により事件は阻止され被害者はなし。
狙われたのはゴシップ雑誌Nスポ記者『灯屋晶子』。
検査の結果、彼女はオーヴァードではない事が確認されている。
仮面と容疑者の遺体は警察が回収した。
→灯屋晶子の事情聴取シーンに移動できます
GM:またこの情報が開いたので登場している人は精神で判定してください 目標値は5です
上戸ノア:3dx>=5
DoubleCross : (3R10[10]>=5) → 6[2,3,6] → 6 → 成功
永倉文吾:精神!
上戸ノア:成功!
芝石花:2DX+0+0@10>=5
DoubleCross : (2R10+0+0[10]>=5) → 8[4,8] → 8 → 成功
永倉文吾:7dx>=5
DoubleCross : (7R10[10]>=5) → 8[1,4,4,6,6,8,8] → 8 → 成功
永倉文吾:あぶねえ
真木優里:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[1,10,10]+7[3,7] → 17
GM:つよw
永倉文吾:意思が強い!!
GM:成功した人は気付きます
芝石花:真木さんw
GM:君達は違和感を覚える
GM:この事件のターゲットはオーヴァードであるはずだと
GM:続いて公開していきます
永倉文吾:うっす
上戸ノア:うす!
フードの男について
不死身の殺し屋“ツィマーマン”と呼ばれる男。
N市の裏社会で長く活動しておりヤクザやマフィアの仕事を請け負う。
ハンマーと釘を用いた呪術のような技を使う。
何度も死亡したという噂が流れたがその度に何事も無かったかのように現れる。
君達は裏社会のコネを通じて鴻央会の一派がオーヴァード殺しを始末する為に雇った事が確認できるだろう。
昨夜のその他の殺人事件について
今までで最多の発生件数となる。
ターゲットは主にオーヴァード殺しを始末する為に雇われた殺し屋。
UGNの警戒網の隙を突く様に犯行が行われており、殺し屋をおびき寄せ返り討ちにしたようだ。
また多くの殺害動画がネットにアップされ、街に蔓延る怪物のイメージを流布している。
→ネット動画について 情報:UGN8 が調査可能
真木優里:では追加情報も判定しちゃいますか よりによってUGNはないんだよな
永倉文吾:やっちゃえ!
真木優里:じゃあマイナーでオリジン:サイバーも使っちゃって
真木優里:侵蝕75→77
真木優里:8dx+4 強化ビジネススーツ+オリジンで+4
DoubleCross : (8R10+4[10]) → 10[2,4,6,6,7,9,9,10]+2[2]+4 → 16
永倉文吾:天才!
上戸ノア:ヒューッ!
芝石花:全知全能の女か?
真木優里:讃えよ
GM:余裕の成功ですね
GM:公開します
ネット動画について
投稿された動画はUGNで即座に削除の対応と情報操作を行う事で現在は大きな問題にはなっていない。
しかし、異形のオーヴァードが超常を発揮するダイレクトな映像である為慎重な対応が求められるのも事実。
その対応に多くの人員を裂かれているのが現状である。
動画の投稿者の特定は君達が行う必要があるだろう。
→動画投稿者について 情報:ウェブ10
永倉文吾:いっぱい出てくるにゃ
上戸ノア:たぶん壬生さんが忙しくしてる
上戸ノア:いやいつも忙しいね……
真木優里:困ったワン
GM:では情報共有のロールをしていきましょうか
永倉文吾:へーい
上戸ノア:はーい!
芝石花:ヘイ
真木優里:ほいさ
GM:場所の希望はありますか?
上戸ノア:場所、警部も来られるところだと良いなあってのがあります
芝石花:あ!上戸さんの店どうですか!
上戸ノア:お、良いですね!
真木優里:倒れた女性も運ばないとね
永倉文吾:ただ高いケーキよこせやー!
永倉文吾:タダで
上戸ノア:打ち合わせに使う場合はタダケーキ出ますね
上戸ノア:民間人保護~
GM:ではそれで 女性は警察が保護してます
GM:検査とかあるので
GM:場所は上戸さんの喫茶店でいきましょう
GM:----
GM:11地区。
GM:喫茶店アソート。
GM:シックな雰囲気が漂うお洒落な店で。
GM:歓楽街にあって昼間でも客の出入りがある。
GM:ただし客の年齢や職業はバラバラで。
GM:男前の店主の雰囲気も相まって、謎な雰囲気が深まっている。
GM:何故なら、ここはオーヴァードが集うUGNの拠点でもあるからだ。
上戸ノア:奇妙に捻じくれたアンモナイトの化石。針が四つある柱時計。紫色に染まる琥珀。黒檀のテーブル。そして珈琲豆の焙煎香りに混じる嗅ぎ慣れないハーブの香り。
上戸ノア:その店は、日常と非日常の境に今日も佇み、その守り手たちに一時の安息を提供する。
上戸ノア:「という訳で」
上戸ノア:「あらためてようこそ、人類を含め穏やかに日々を過ごす全ての者の『日常』を守る正義の砦へ」
上戸ノア:あなたたちを誘った店の主は、そう言いながらケーキとコーヒーを人数分並べた。
真木優里:「あいかわらず店主と同じで胡散臭いわね……」
芝石花:「こんな素敵な店を知らなかったなんて、損してたな」
上戸ノア:「ふふふ、このちょっと胡散臭いのがクセになると評判です」
上戸ノア:「例によってケーキとコーヒーとパフェは打ち合わせ割引でタダだから好きなだけ飲み食いしてください」
芝石花:いそいそとフォークを手にする。「パフェもいいんだ」
上戸ノア:「ほら、俺たち命賭けてるじゃないすか。こういうところくらい派手にやらなきゃですよ!」
敷嶋警部:「なあ、煙草OKなの?」
敷嶋警部:「最近は煙草ダメって店多いからなー」
上戸ノア:「この席は大丈夫っすよ、商談用の個室ですしね」
敷嶋警部:「ダメなら諦めっけど」
敷嶋警部:「あ、そう?」
真木優里:「匂いつくから離れてよ」
上戸ノア:「まあ飲んだり食ったり吸ったりしながら、ぼちぼち共有も初めていきましょう」
永倉文吾:「まず、敷島さんの成果から聞きたいな。」
敷嶋警部:「えー、「あっ、敷嶋さんと同じ匂いですね…まさか」みたいに言われたくない?」
芝石花:黙々とモンブランを食べ始めている。「あんまりそういう話し方は良くないと思います」
敷嶋警部:「さりげない親密さアピールとか…え?俺?」
真木優里:「顔面ブン殴るわよ。さっさと情報よこしなさい」
上戸ノア:「警部、お仕事お仕事~!」
敷嶋警部:「へいへい、カメラだろ?」
敷嶋警部:「被害者が一瞬映ってたが、反撃で叩き落とされたって感じだな」
敷嶋警部:「あとは壁と床が映ってるだけさ」
敷嶋警部:「メーカーとか品番で購入者を特定できるだろうから」
敷嶋警部:「今は村田に任せてるよ。もう少し待ってくれ」
上戸ノア:「わかりました。それ、そちらでの調査が終わり次第こっちにも回してください。レネゲイドによるアプローチも可能かもしれませんから」
敷嶋警部:「へいへい」
芝石花:「僕が少しできるかもしれない。ぜひ回してほしいな」
上戸ノア:「ああ、芝さんにお願いするよ」
永倉文吾:「しかし、何のためにビデオを残していったんだろうな。」
永倉文吾:「被害者の姿しか映っていない、というのは作為を感じる。」
芝石花:「僕もそれがよくわからない。調査そのものをノイズにするため、とか、いろいろ考えてみたんだけれど」
永倉文吾:「だから、ただ現場にビデオを忘れていったというのは俺には考えづらい」
上戸ノア:「逃げなくちゃいけなかった。わざと残した。そこまで考えていなかった。まあ色々可能性はあると思うが……」
真木優里:「どっちにしても詳しく調べてみなきゃわかんないでしょ」
上戸ノア:「まあ実物を見なきゃわからんわな。警部と俺たちで見える情報が違うって可能性もあるしさ」
永倉文吾:「真木さんの言うとおりだ。」
上戸ノア:「だな。まあ今は次に行こう」
真木優里:「それよりあんたらも気づいてるわよね」
芝石花:「…ああ」
永倉文吾:「何故あの女が狙われたのか、か。」
上戸ノア:「まあ妙な話ですよね」
永倉文吾:「ワーディングにも倒れる素振りを見せていたし」
永倉文吾:「UGNの検査でも、オーヴァードではないってことだったんだろう?」
上戸ノア:「そもそもヤクザ屋さんの関係者って風でもない」
芝石花:「灯屋晶子さん」
永倉文吾:芝さんに視線を向ける
芝石花:「名前は、警察……というか、まあ、警部のツテでわかってる」
芝石花:「『Nスポ』…?知らなくて申し訳ないが、その雑誌の記者だということだ」
敷嶋警部:「え?知らねーの?Nスポ」
敷嶋警部:「この突撃風俗レポシリーズとか名作だぜ?」
真木優里:「いわゆるゴシップ誌ね。こういうオッサンが好きそうな」
上戸ノア:「まあゴシップ雑誌らしいゴシップ雑誌って感じっすね」
芝石花:「……なるほど」
敷嶋警部:「スキャンダルや政治ネタもたまに良いとこ突くんだよコレが」
芝石花:「じゃあ、そういう報道狙いの襲撃って可能性もあるのかな」
上戸ノア:「……あっ」
上戸ノア:「それだ」
上戸ノア:普段よりも声が大きい。
芝石花:上戸さんを見て瞬き。コーヒーに伸びていた手が止まる
真木優里:「急に何よ。思い当たることでも?」
上戸ノア:「いやね、ちょっとこれ素直に報告すべきか迷ってたんですが、昨日討伐したオーヴァードについてうちの情報エージェントに調査を頼んでたんですよ」
上戸ノア:「で、頼んでた二人から、昨日討伐したオーヴァードがどうにも鴻央会の一派の息がかかっていたみたいで」
上戸ノア:少し言いづらそうに苦い顔になる
永倉文吾:「マジか。」
真木優里:「……マジ?」
上戸ノア:「……どうも、魔女狩りを狩る為にヤクザ屋さんが雇ってたっぽくて」
芝石花:「……え?」
上戸ノア:沈痛な面持ちで額を抑える。
芝石花:「ええと、すまない。少し聞いておきたいんだけれど」
永倉文吾:「悪い。俺が依頼人との連携を疎かにしてたせいだな」
芝石花:「鴻央会……も、いろいろな派閥や勢力に分かれているんだっけ」
上戸ノア:「そう」
上戸ノア:「だから派閥が違う可能性もある」
上戸ノア:「連絡不足なんて言わないさ」
芝石花:「永倉さんの依頼人は、たしか若い跡取りなんだろう」
真木優里:「どっちかというとこっちの確認不足かもね……」
上戸ノア:「ま、なんにせよだ」
上戸ノア:「UGN、警察、ヤクザ屋さん、それぞれにとって痛い情報なんだけど」
上戸ノア:「そのヤクザ屋さんの一派に狙われていたのがスキャンダルとか政治ネタでぶっこんでくる雑誌の記者さんってなると……共有せざるをえないでしょ、流石にね」
永倉文吾:「それと、保護だな。狙われるからには何らかの理由はあるはずだ。」
上戸ノア:飲み込んでおくリスクと吐き出すリスクを秤にかけて、上戸ノアは吐き出す方を選んだ。そういう話だ。
永倉文吾:「しかし、妙だな。芝さんにはあの男の風体に見覚えはあったんだろう?」
永倉文吾:「前にも一度交戦をした聞いている。」
芝石花:「…ああ、風体。《仮面》にはね」苦々しく言う
永倉文吾:「その時と比べて、あいつはどうだった。」
芝石花:「でも、変わりはなかったはずだ」
永倉文吾:「……仮面」
芝石花:「申し訳ないけど、声や背格好は記憶に自信がない。仮面は間違いなく同じなんだがな」
芝石花:「僕を襲った彼は、あんな変わった杭なんて使っていなかったが」
上戸ノア:「……ふむ」
上戸ノア:「仮面、呪術的には役割の付与を司る。仮面が本体で次々宿主を変えて殺人を繰り返すRBなんかも過去には居ました」
真木優里:「……なるほど。そっちが原因というセンもありそうね」
芝石花:基本的に、人の「構造的な見てくれ」にしか目が行かない。それを少し悔いている
永倉文吾:「だが、昨日言ったように、何らかの宗教、信仰が絡んでるのなら。」
永倉文吾:「だが、上戸さん昨日言ったように、何らかの宗教、信仰が絡んでるのなら。」
永倉文吾:「何らかの装束としてあの仮面を用いているってのも考えられる。」
上戸ノア:「どちらの可能性も考慮に入れておこう」
永倉文吾:「昨夜も、あの場所以外でもオーヴァードが殺されたことだしな。」
上戸ノア:「だな。ああ、そうそう昨日の男はツィマーマンって名前の殺し屋だったそうだ。不死身なんて言われているが……まあ死んでいる」
上戸ノア:「あっ」
真木優里:「永倉、それって」
永倉文吾:「だが、あいつが死んだって噂は何度も聞いたぜ」
永倉文吾:「どうした、真木さん。」
芝石花:「……Zimerman?」「おや」
上戸ノア:「案外仮面が本体ってのはマジなのかもな……」苦々しく呟く。
真木優里:「そのツィマーマンってやつ以外にも殺し屋が殺られてたりする?」
上戸ノア:「他所で殺されたオーヴァードのことか。それは俺も詳しく聞きたい。そっちの話しようぜ」
芝石花:「真木さん、なにか良い情報を知っていそうだね」
永倉文吾:「まずは、こいつを見てもらったほうが早いかな」
永倉文吾:端末に保存した、殺し屋たちが殺されていく映像を皆に見せる
真木優里:「あー、やっぱあったか……」
永倉文吾:「こいつ以外にも、何人も殺られてる。」
永倉文吾:「全員かどうかはわからないが、ほとんどは俺と同じ鴻央会に雇われた連中だ。」
真木優里:「こういう動画が昨日たくさんアップされてるみたいなのよね」
芝石花:「……それは、意図的に、かな」
真木優里:「軽く支部の連中に確認したけど、削除対応とかでてんやわんやみたい」
永倉文吾:「深いか浅いかまではわからないが、何らかの意図はあると踏んでいいんじゃないか。」
真木優里:「偶然でこんな動画上げないわよ、まともな人間ならね」
永倉文吾:「現に、鴻央会のレン中を潰しながら、同時にUGNの手足を縛ることにも成功している。」
上戸ノア:「これは支部の負担抑える為にも急ぎたいが、焦ると大炎上で、本当にいやらしいな……」
永倉文吾:「長いスパンで考えれば、こんな形でUGNに喧嘩を売ることは悪手だが。」
芝石花:「さすがに11支部を相手どろうと言うだけある」
永倉文吾:「短い期間だけ、UGNの介入を最小限に抑えることだけを考えれば、なかなかいい手なんじゃないか。」
永倉文吾:「勿論、それ以上の狙いがある可能性もあるが。」
上戸ノア:「その短い期間だけを切り抜けようとする相手が、その短い期間で何を為すつもりか」
上戸ノア:「そこだろうなあ」
真木優里:「一番手っ取り早いのは投稿者をとっつかまえることね」
真木優里:「流石に無関係ってわけはないでしょ」
上戸ノア:(そして、オーヴァード狩りに乗じて消されかけたあの記者さんが、案外“敵”の泣き所を抑えている可能性がある)
永倉文吾:「だな。そっちを洗ってみるか。」
上戸ノア:「ですね。投稿者の追跡と保護した記者さんの事情聴取、その二つが軸になるかなと」
永倉文吾:「ああ、それと、俺からももう一つ。」
永倉文吾:「昨夜は、UGNも鴻央会もそれなりの警戒を敷いていた。」
永倉文吾:「だが、敵はその警戒を隙をついて犯行に及んでる。」
永倉文吾:「そのことだけは、常に意識しといておいてくれ。」
芝石花:「……わかった」
上戸ノア:「だな」
真木優里:「相当厄介な相手みたいね……気をつけるわ」
上戸ノア:「俺、その辺りも探る為に、取り調べの時に少し外を回ってきます」
永倉文吾:「………」
上戸ノア:「あと、エフェクトで時間を多めに使えるので、ついでにこれまでの情報の整理もしときますよ」
※帝王の時間です
芝石花:「ああ、それは助かるな。……というか」
永倉文吾:「死亡フラグを立てるのは別に人間らしさとは関係ないぞ?」
芝石花:「取り調べでもないような、って」
真木優里:「まあこの男は殺してもなかなか死なないわよ」
芝石花:永倉君を見る。
芝石花:「君ってそういう冗談も言うんだね」
上戸ノア:「……ふふ」
上戸ノア:(怪しいじゃなくて、死亡フラグか)
上戸ノア:(人が良いのは、変わらないんだな、永倉くん)
永倉文吾:「やめろ。」
永倉文吾:「そう返されると、少し恥ずかしい。」
永倉文吾:冗談か本気かわからない口調で芝さんに応えます
上戸ノア:「とりあえず、他に誰か話したいことはないかい?」
上戸ノア:「ケーキのお代わりとかでもいいですよ」
芝石花:「どうして?僕は嬉しいけどな…」首をかしげる
敷嶋警部:「じゃあ、おかわり」
芝石花:「あ、パフェをお願いします」
芝石花:完食済み!
上戸ノア:「はいコーヒーお代わりに、マロンマカロンコロンパフェ追加ね~!」
永倉文吾:(よく食うおっさんたちだな…)って顔で二人を見ている
敷嶋警部:「あと、取り調べじゃなくて事情聴取な」
敷嶋警部:「君ら警察官じゃないだろ?」
真木優里:「意外と細かいのね……」
上戸ノア:「これは失敬、刑事ドラマを見すぎたみたいです」
敷嶋警部:「何言ってんの法の体現者だよ、俺。警察官だからさ」
敷嶋警部:「病院の方は面会できるようにしといてやるよ」
敷嶋警部:「これ、別料金ね。あとで請求すっから」
永倉文吾:「法の体現者…?」
永倉文吾:堂々と袖の下を要求する敷島さんを見ながらそう呟きます
上戸ノア:「かしこまり。パフェ払いならお得になっております」
敷嶋警部:「正義を自称してるのに甘味で誤魔化そうってやりかた」
敷嶋警部:「ケチ臭いと思うよオジサンは」
敷嶋警部:「ま、今回はそれで勘弁しといてやるよ」
芝石花:「おや、甘いものは正義よりも正しいさ」
芝石花:パフェを受け取りながら、目を細めて言う。
GM:----
GM:ロイスと購入が可能です
真木優里:永倉文吾/好奇心○/不安/ロイス で
上戸ノア:じゃあ真木さんへのロイスで 連帯感◯/不安 死なないと思われてるなら死ねないなあ~! で
永倉文吾:同行者/真木優里/信用○/脅威
永倉文吾:応急手当
永倉文吾:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[4,9,9] → 9
永倉文吾:かーえた!
上戸ノア:一応狙ってみるかゲイル!
上戸ノア:3dx>=20 ブルーゲイル
DoubleCross : (3R10[10]>=20) → 9[3,5,9] → 9 → 失敗
上戸ノア:惜しい
芝石花:真木優里/感服○/脅威
芝石花:あっじゃあブルゲやろっかな
芝石花:2DX+1+0@10>=20
DoubleCross : (2R10+1+0[10]>=20) → 2[1,2]+1 → 3 → 失敗
芝石花:カス!
永倉文吾:1,2,3ってなってる!!
真木優里:じゃあブルゲ オリジンサイバー効いてるから+2
真木優里:ブラックカードも使っちゃう
芝石花:頼りがいの塊
真木優里:10dx+8
DoubleCross : (10R10+8[10]) → 10[1,1,1,3,4,5,6,9,10,10]+4[3,4]+8 → 22
真木優里:買えた!これは上戸さんでいいかな?
GM:社会常識の塊か
上戸ノア:あ、いただきます!
芝石花:真木さんの面倒見が留まるところを知らない
上戸ノア:やはり母
真木優里:ミドル特化型の面目躍如
真木優里:以上!
GM:----
ミドル5 『記者』
GM:次は事情聴取と情報の判定ができるシーンです
GM:登場は自由です
GM:誰も登場しないと悲しい事に状況が悪化します
GM:誰か出てねw
芝石花:www
上戸ノア:今回は登場しない! 任せた皆! ごめんね!
芝石花:芝石花の侵蝕を+9(1d10->9)した(侵蝕:63->72)
真木優里:とりあえず様子見!
永倉文吾:永倉文吾の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕:72->79)
永倉文吾:しゅっしゅ!!
GM:温まって来ましたね
芝石花:ぬくぬく
GM:ではやっていきましょう
GM:----
GM:ミドル5 情報収集シーン 『記者』
GM:動画投稿者について 情報:ウェブ10
GM:の判定ができますので先に振っちゃってください
永倉文吾:いくぞー!
永倉文吾:生き字引、能力訓練精神を使用
永倉文吾:8dx+4>=10
DoubleCross : (8R10+4[10]>=10) → 9[1,4,4,4,6,6,6,9]+4 → 13 → 成功
永倉文吾:あぶねえ、成功!
GM:成功しよったで
芝石花:キャーー♡
GM:真木さん前提くらいで考えておったがやりよるな
永倉文吾:固定値4をなめるな
永倉文吾:侵蝕が80に
GM:情報の公開はとある事情でシーンの途中になります
GM:なのでロールを始めていきましょう
永倉文吾:うっす
GM:----
GM:11地区にある小さな医院。
GM:その病室に彼女は居た。
GM:特に怪我なども無く元気そうだが。
GM:君達がやってくるのをみて少し怯えている様子。
灯屋晶子:「あ、あのう…」
灯屋晶子:「もう帰ってもいいですかね。へへ、怪我も無いみたいだし」
芝石花:怖がられることは分かっていたので、困っている。いちおう手土産に果物は買ってきた。
芝石花:「その前に軽く調査だけ、お付き合いいただけたらと思います」
芝石花:「………いや、怖いですよね。僕らだと…」
芝石花:真木さん!上戸さん!助けてくれ!と心の中でなっている。
灯屋晶子:「え、えっははは」
永倉文吾:「もう少しゆっくりしてもいいと思うが。」
灯屋晶子:愛想笑いを浮かべる
永倉文吾:「確か、記者さんだったよな。仕事が忙しいのか?」
灯屋晶子:「そ、そうなんですよぉ~」
灯屋晶子:「ウチ、日刊紙なんでぇ。かえって記事書かないといけないんですぅ」
永倉文吾:「そりゃ、大変だ。」
永倉文吾:「Nスポはくだらない記事も多いが、スキャンダルや政治ネタでいいとこを突くこともあるからな。」
芝石花:「…たぶん、その記事にも関係あると思うんですが…」
永倉文吾:「楽しみにしてるやつも多いだろう。」
灯屋晶子:「あ、読んでくれてるんですかぁ?」
永倉文吾:さっき聞いたことを知ったように話します
永倉文吾:「たまに。面白そうな見出しが目に入った時にな。」
永倉文吾:平然と嘘を付く。
芝石花:「…うーん、面倒になってきた…」
芝石花:「そうだな。率直に聞きましょう」
芝石花:「襲われたことに心当たりはありませんか?」
灯屋晶子:「お。いやー何ででしょうねえ。えははは」
芝石花:もともとコミュニケーションは好きだが上手くはない。回りくどい手も使えないのだ。
灯屋晶子:「暗い夜道だったからぁ…変態さんだったとか」
芝石花:「ああ、訊き方が違った」
芝石花:「あるでしょう?」
灯屋晶子:「え?」
永倉文吾:「あんたを襲った男」
永倉文吾:「あれはヤクザに雇われてた。」
灯屋晶子:「や、ヤクザ?」
永倉文吾:「ああ、わかるか。個人の犯行じゃないってことだ。」
永倉文吾:「一度は助かったが、また襲われるってことは十分に考えられる。」
永倉文吾:「その時に、また都合よく俺たちみたいな連中がいるとは限らない。」
永倉文吾:「この人は、そのことを心配しているんだ。」
灯屋晶子:「えー…そこまで」
芝石花:「…ありがとう、すまないな」永倉さんに。
灯屋晶子:「でもでも、それじゃあ貴方達は何なんですかぁ?」
灯屋晶子:「け、警察じゃ…じゃないですよ…ね」
芝石花:「まあ、見えないよね」
灯屋晶子:「し、心配してもらえるのは嬉しいんですけど」
永倉文吾:そこら辺の説明は芝さんに任せよう、という顔をしている
灯屋晶子:「貴方達が別のヤクザじゃないって保証…あります?」
芝石花:ポケットから名刺入れを取り出す。UGNのカヴァー。厚生省下の組織名が書かれたもの。
灯屋晶子:「こ、厚生省?」
灯屋晶子:「へ、へぇー…な、なるほどなあ」
芝石花:「疑う気持ちも分かる。不安ならここに問い合わせてみるといいでしょう」
灯屋晶子:「なるほど…なるほど」
芝石花:「僕もこんなナリですから、あなたみたいな人は珍しくないのでね」
灯屋晶子:名刺を受け取りじっと見ている
永倉文吾:(うまいことやるな…)と思っている
GM:では君達は知覚で判定してもいいだろう
GM:目標値は4です
永倉文吾:おらー!
永倉文吾:3dx=>4
DoubleCross : (3R10[10]>=4) → 9[8,9,9] → 9 → 成功
芝石花:5DX+1+0@10 知覚
DoubleCross : (5R10+1+0[10]) → 9[2,3,5,7,9]+1 → 10
永倉文吾:やったぜ
GM:高いな
GM:では君達は気付きます
芝石花:おほほ
GM:彼女手元に小さなレコーダーがある事に
GM:ペンを偽装していますが
GM:カメラも内蔵しているタイプでしょう
永倉文吾:「不安なら」
永倉文吾:「そのレコーダーで俺たちとの会話を録音しておけばいい。」
灯屋晶子:「あ、気付いちゃいました?」
芝石花:ペンを模したものをじっと見ている。
灯屋晶子:「でも、良いんですか?」
永倉文吾:「何がだ?」
灯屋晶子:「こんな会話が取材できる機会はめったにないんで」
灯屋晶子:「秘密組織の実情とか」
灯屋晶子:「取材させてもらえるならもっと質問しちゃいますけど?」
灯屋晶子:カチカチとペンの弄っている
永倉文吾:「保証だ。」
芝石花:(…なんだ、余計な気を使う必要もなかったかな…)
永倉文吾:「俺たちも録音されてるとわかってれば言葉を選べるし。」
永倉文吾:「あんたも、証拠を残せると思えば安心が出来るだろう。」
灯屋晶子:「へぇー」
永倉文吾:記憶処理とやらを施すかどうかの判断は芝さんがしてくれるだろう、と思ってる
GM:そんな時、永倉君の携帯にメールが届きます
GM:情報の確認を頼んでいた禍田からの返信です
動画投稿者について
動画の投稿は様々なサーバを経由し巧妙に行われている。
ヤクザや警察のサーバを経由したものすらあり追跡は困難であったが君達はその大元を突き止める事が出来た。
『Nシティスポーツ紙』通称Nスポの史料編纂室。
灯屋晶子の所属する部署である。
灯屋晶子:「いつも、こんな感じなんですか?」
芝石花:「こんな感じ?フルーツはだいたい梨にしているけど」
芝石花:すっぽかしにかかる。
永倉文吾:「失礼」
芝石花:嫌な予感がする。時間稼ぎに回ったほうがいい気がした。
永倉文吾:と言って端末に送られてきた情報を見る
永倉文吾:無表情に、その情報を眺め、芝さんたちに転送する
灯屋晶子:「おや?どうしましたか?」
永倉文吾:そして、いくつかの文言を追加する
芝石花:「一番好き嫌いが無い、…おっと」
灯屋晶子:「何か重要なメールですか?」
永倉文吾:『俺たちの戦いの映像も、撮られている可能性がある』
永倉文吾:『注意深く探ってくれ』
灯屋晶子:「私、これでも記者なんですよ。だから取材対象の表情とか」
灯屋晶子:「隠し事してるなーって解るんです」
芝石花:「僕はわりと表情に乏しい方だから、そう言ってもらえると少し嬉しいね」
芝石花:「そう見えますか?あなたに、僕らは。」
灯屋晶子:「さっきの質問の続きなんですけど」
灯屋晶子:「いつもそうなんですか?」
灯屋晶子:「あとで記憶けしちゃえばいいやって思って、随分と上から目線で会話を進めたりしてるんですか?」
芝石花:(……そこまで知っているのか)
灯屋晶子:「自分たちは特殊で優れた生物だと思って、哀れで下等なニンゲンを保護するつもりなんですか?」
灯屋晶子:「ねえ。答えて下さいよ」
灯屋晶子:「《アフォーダンス》さん」
芝石花:「……!」
芝石花:一瞬、言葉に詰まる。無力なはずの姿が巨大で不可解な化け物のように映る。
芝石花:「ここまで優秀な記者は、お会いしたことがありません」
芝石花:「協力して頂けたら心強い、と、思っていたのですが…」
灯屋晶子:「答えになってないですよぉ~?」
永倉文吾:「あまり、虐めるなよ」
灯屋晶子:「虐めるなんてそんな」
永倉文吾:「本当に哀れで下等だと思ってるなら、助けなんてしない。」
灯屋晶子:「でも、いつも保護とか守るとか言ってあとで記憶を消しちゃってるんでしょ?」
永倉文吾:「そういうこともあるみたいだな。」
灯屋晶子:「あ、そうか」
灯屋晶子:「初対面だと勘違いしちゃってます?」
灯屋晶子:「うんうん」
永倉文吾:「昨夜に会って、これで会うのが二度目だと思ってる。」
芝石花:「……ああ」
灯屋晶子:「そうですね」
灯屋晶子:「フード付きのコートも」
灯屋晶子:「ウィッグも」
灯屋晶子:「マスクもしてないですもんね」
芝石花:「無礼をお詫びしなくてはいけないな」
GM:バシュ!!
GM:部屋に煙が充満します
永倉文吾:「……!」
芝石花:「ッ、!?」
永倉文吾:煙のゆらぎを見て、相手の動きを追おうとする。
GM:バタン扉が開いて廊下に走り出す足音
芝石花:咄嗟に《ワーディング》
GM:走る足音は止まらない
永倉文吾:部屋から出て女の背を追う
芝石花:駆け出す。
灯屋晶子:「便利ですよね」
灯屋晶子:「科学の進歩って」
灯屋晶子:「大抵のオーヴァードはそれで何とかなると思ってるんですから!」
永倉文吾:「化け物の戦いの映像を、不特定多数に見せることも容易になったしな。」
芝石花:腕を銃に変えよう、と思う。押し留まる。
永倉文吾:芝さんの様子を見て、自分も攻撃の動作を止める。
灯屋晶子:病院の外には車が待機している
灯屋晶子:それに乗って一気に走り去る
永倉文吾:相手は、自分たちが攻撃するのを待っているのかも知れない
永倉文吾:記者である自分の挑発に乗り、超常の力で持ってそれを排除しようとする化け物
芝石花:「……くそ、ああ…」噛み締めたような声が漏れた。
永倉文吾:今、あいつを攻撃すれば、そういう映像を作ることが出来る。
芝石花:撃ちたい、と思っている。芝石花は、そういう化け物のような男だ。
永倉文吾:「やられたな。」
GM:君達は足元にメモが落ちているのを見つけても良いだろう
芝石花:それを、何度も、何度も、留めて。足元を見つめて。気づく。
永倉文吾:「何が書いてある?」
灯屋晶子:『明日のNスポを楽しみにしておいてくださいネ』
芝石花:無言でメモを見せる。
永倉文吾:「……」
芝石花:「二人に合わせる顔が無いな」左頬を引き攣らせた、奇妙な表情を浮かべる。
芝石花:「…永倉さん。君がいてくれてよかった」
GM:更に芝さんには手番が残っています
芝石花:なんでしょう!
GM:灯屋晶子について 情報:UGN5 を判定しても良い
永倉文吾:「俺も、あんたがいなかったら、あのままあいつを攻撃してた。」
永倉文吾:「これからどうなるかはわからないが、あんたの判断は正解だったと思ってるよ」
芝石花:「僕だってそうさ。僕らは、交渉役には向かないな」
永倉文吾:その言葉に少し苦笑して
永倉文吾:「全くだ。」
芝石花:やりましょう。組織コネを使います。
永倉文吾:「だから」
永倉文吾:「それを承知の上で俺たちを寄越した、上戸さんが悪いってことにしておこう。」
芝石花:「……ふふ。そうしようか。共犯になってくれよ?」
芝石花:【コネ:要人への貸し】 情報:UGNに判定ダイス+3
芝石花:5X+4+0@10 情報(UGN)
芝石花:5DX
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[6,9,9,9,10]+9[9] → 19
GM:ダイスの王か?
芝石花:ざまーみろ!
GM:UGNのデータにアクセスした君は次の記述を見つけることができるだろう
芝石花:王やぞ
灯屋晶子について
Nスポ記者。4年前に事故で恋人を亡くしている。
という表向きの記録がある。
だがUGNには
実際はUGNとFHの戦闘に巻き込まれ恋人が死亡。記憶処理済み。
の記録が残っている。
永倉文吾:わお
芝石花:了解しました。
永倉文吾:「最初から共犯者だよ。」
永倉文吾:「敷島さんも言ってただろ、俺達はチームだ。」
GM:----
GM:ロイスと購入が可能です
永倉文吾:ロイスは保留
永倉文吾:応急手当
永倉文吾:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 7[3,6,7] → 7
永倉文吾:買えない。終わり!
芝石花:永倉さんのロイスNを心配に
芝石花:では応急手当で
芝石花:2DX+1+0@10 調達
DoubleCross : (2R10+1+0[10]) → 10[7,10]+10[10]+10[10]+4[4]+1 → 35
永倉文吾:なんやワレ
芝石花:おいおい
永倉文吾:なんやワレ……!!
芝石花:王なので買えました
芝石花:以上です。俺様に逆らうなよ
GM:王ヤバ
GM:----
マスターシーン 『蘇る者』
GM:暗闇の中で何者かが男に近付く
GM:男を撫でるように触り
???:「よく眠れたかな?」
ツィマーマン:「…何だ」
ツィマーマン:「何だ…あんたか」
???:「気分は?」
ツィマーマン:「良いわけがない…」
ツィマーマン:「いつも…いつもだ」
???:「体の調子は?」
ツィマーマン:「問題ない…どうせ…」
ツィマーマン:「あんたが居るって事は…あれも」
???:「そうだよ」
ツィマーマン:「なるほど…なるほど…そうか」
GM:ツィマーマンは呟きながら部屋を出ていきます
ツィマーマン:「ずっと同じだ…いつも通りだ…ずっと」
GM:----
ミドル6 『魔女狩り』
GM:次のシーンは灯屋さんを追う事になります
GM:このままでは君達の戦闘データが世間に拡散される事になるでしょう
上戸ノア:てぇへんだ!
GM:長期的には終息できたとしても
永倉文吾:困る
芝石花:テメーーー!
GM:UGNの情報管理的には大きなダメージと失態は他勢力からへの権威が落ちる事態に繋がりかねません
真木優里:KOMARU
上戸ノア:めちゃくちゃ困る……!
GM:裏社会的に言うと イモ引いたので舐められちゃうワケですね
永倉文吾:舐められたくないなー、舐められると殺さないといけないから
上戸ノア:めっっっっちゃ困る……! この重要な時期に!
GM:弱小勢力への威圧が減れば好き放題に暴れる奴らもでてくるかもしれません
上戸ノア:損して得取れる話ならまだしも~! 特にそういうわけじゃあないしな!
上戸ノア:日常の盾に傷はつけられねえ!
芝石花:遠里さんごめんよー!
GM:というわけで追い詰めた後は戦闘も予想されます
GM:全員登場が推奨ですね
真木優里:裏社会で悪さかますとUGNが来襲る
GM:登場お願いします
真木優里:真木優里の侵蝕を9上昇(侵蝕:77->86)
上戸ノア:83+1d10
DoubleCross : (83+1D10) → 83+7[7] → 90
芝石花:芝石花の侵蝕を+9(1d10->9)した(侵蝕:72->81)
永倉文吾:永倉文吾の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕:80->90)
GM:高いですね
永倉文吾:ひえ
GM:高くない?
永倉文吾:でもこうなるとジェネっちゃってもいいかなって感じだ
GM:----
GM:ミドル6 追跡シーン 『魔女狩り(ウィッチハンター)』
GM:あの後すぐに合流した君達は。
GM:現在、11地区内を車で移動している。
GM:UGNの手配によりNスポの編集部にはエージェントが急行したものの。
GM:そこに灯屋晶子はおらず空振りに終わった。
GM:印刷所等も抑えたため一般的なNスポは通常記事のまま店頭に並ぶことになる。
GM:となると思いつくのは電子版、もしくは号外という事になる。
GM:それらを作る拠点を君達は探さなければならない。
真木優里:「……まんまとやられたわね」
芝石花:「ああ」
上戸ノア:「灯屋晶子は逃走中、我々オーヴァードは狩られる側から狩る側へ」
上戸ノア:「恐ろしい化け物に仕立て上げられてる感じがして笑えないねえ」
芝石花:「化け物でもいいさ。だが、それでも生きていけるのが」
芝石花:「この街だと夢見てたんだがな……」
永倉文吾:「実際、そうだと思うぜ。」
永倉文吾:「ただ、その化け物が生きるために」
永倉文吾:「自分の記憶が、大切にしているものが奪われる。」
永倉文吾:「そのことが気に食わないってのは、まあ、納得はできる理由だ。」
上戸ノア:「同情の余地はある。俺も同じ境遇で同じ目に遭ったら同じことを考えたかもしれない」
上戸ノア:「けどだからこそ」
永倉文吾:自分も誇りや、正義のために戦ったことがある。だから、それが踏みにじられていると知って怒りを覚える気持ちは、理解が出来る
上戸ノア:「止めないとな。そう思ってしまった彼女が、魔女狩りを煽り立てる本物の魔女になる前に」
真木優里:「ったく、それにしてもやり方があるでしょうに」
永倉文吾:「選択肢を、狭めているやつがいるんだろうな。」
永倉文吾:「灯屋晶子が、オーヴァード、ひいてはUGNに対して憎悪を持っていることはわかった。」
真木優里:「でしょうね。三流雑誌の記者程度がこんな大それた事できるわけない」
永倉文吾:「だが、それじゃあヤクザ絡みの連中を狙う理由がわからない。」
永倉文吾:「あいつの憎悪を利用して」
永倉文吾:「鴻央会に害をなそうしてるやつがいる。」
上戸ノア:「それについての仮説もあるが……まずは目の前の案件を解決してからだ」
真木優里:「どこのクソ野郎にそそのかされたか知んないけど、バカな真似はさっさと止めるわよ」
永倉文吾:「ああ、そうしよう。」
芝石花:黙り込んでいる。思考を削り、尖らせ、ひとつの像を為すように。
芝石花:「…ああ。」
GM:では君達は逃走した車を追跡し行き先を予想しなければならない
GM:まずはUGNの監視網を使って逃走車を特定しましょう
GM:情報:ウェブで目標値は6です 判定はまだありますので
GM:誰がやるかは考えてくださいね
永倉文吾:侵蝕上げたいから、僕がやっていいですか
上戸ノア:財産点使えますか?
上戸ノア:あ、じゃあお願いします
芝石花:おねがいします
永倉文吾:よいしょ。生き字引+能力訓練:精神
永倉文吾:9dx+4>=6
DoubleCross : (9R10+4[10]>=6) → 10[2,3,4,4,4,5,6,9,10]+1[1]+4 → 15 → 成功
永倉文吾:よいしょ!
永倉文吾:侵蝕が91に
GM:相手の逃走ルートを把握しました
GM:続いての判定に移ります
GM:逃走ルート上にある施設から相手の拠点になりそうな場所を絞り込みます
GM:情報:噂話 情報:裏社会 目標値は6
GM:地域の事情に詳しければ使えそうな物件がわかるでしょう
上戸ノア:噂話あるので俺行きます!
上戸ノア:収集チーム無しの素振り!
上戸ノア:3dx+1>=6
DoubleCross : (3R10+1[10]>=6) → 7[1,3,7]+1 → 8 → 成功
GM:現在は廃業している病院があります
GM:星野総合病院跡地
GM:廃屋ではあるものの設備などは残っている
GM:続いての判定
GM:相手より早くその場所に行かなくてはなりません
GM:高いナビゲート能力かもしくは運転能力が必要になるでしょう
GM:情報:噂話 もしくは 運転:四輪 で目標値は7です
芝石花:では
芝石花:コンボ:図像解釈学 【コンセ】【巨匠の記憶】
GM:あ
GM:アドバイスします
GM:コンセは7以上出た場合出目を10として考えるので
GM:目標値7だとコンセはあってもなくても同じ結果になりますね
芝石花:なら【巨匠の記憶】だけでいきます
芝石花:6DX+0+0@10 肉体
DoubleCross : (6R10+0+0[10]) → 10[2,4,5,8,9,10]+6[6] → 16
GM:王
GM:普通に回すんだもん
GM:では判定はいったんこれで終了です
GM:君達は相手を補足し進路を予想し目的地に先回りする事が出来るでしょう
芝石花:あ、侵蝕+2だけしときますねー
GM:はーい
GM:----
GM:車は勢いよく廃病院の敷地に到着した
GM:錆びた鉄門には関係者以外立ち入り禁止のプレートがかかっている
GM:病院は灯りもなく暗く静かだ。
GM:君達が待ち構えていると一台の車が敷地へとやってきた
灯屋晶子:「あれ?」
上戸ノア:「来たか」
永倉文吾:「先に施設をぶっ壊す、ってことはできなくなったな」
灯屋晶子:「流石に優秀ですね」
上戸ノア:「まあ、可能な限り何も傷つけたくないからな」
上戸ノア:施設も、人も。
灯屋晶子:「アハ」
灯屋晶子:「アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \」
灯屋晶子:「良く言いますね、その口で」
灯屋晶子:「で?どうするんですか?今から」
上戸ノア:「君の行動は街を危険に追い込む可能性が有る。同行してもらうよ」
上戸ノア:「一応聞いておくが、ここで活動を諦めて一緒に来るつもりは?」
灯屋晶子:「ついていったら、どうなるんです?」
灯屋晶子:「また忘れさせるんですか?彼の事を」
上戸ノア:「もしくは……UGNで働いてみないか?」
灯屋晶子:「誰も傷つけないなんて言って、嘘つきですね」
灯屋晶子:「お断りします」
上戸ノア:「君の能力なら、これから傷つく人を減らせると思うんだがなあ」
永倉文吾:「じゃあ、あんたは何をしたいんだ?」
灯屋晶子:「皆に本当の事を知ってもらいます」
永倉文吾:「俺たちが、特殊で優れた生物だと驕って、哀れで下等なニンゲンを保護しようとする
永倉文吾:上の発言なしで
永倉文吾:「そこから?」
真木優里:「話になんないわね」
灯屋晶子:「そすすれば…」
敷嶋警部:「おおーい!まった、ちょっと待った」
上戸ノア:「警部!?」
敷嶋警部:「酷いよ、置いていくなんてさ」
真木優里:「ちょっと!何しに来たのよ」
敷嶋警部:「俺達チームだろ?」
敷嶋警部:「だいたい同行するってもう、そういうのは警察の仕事じゃん」
敷嶋警部:「勝手にやらないでくれよ」
上戸ノア:「確かに……そういう意味じゃ、来てもらえて助かりましたね」
上戸ノア:「けど、これから荒れます。今は大人しくしててくださいよ?」
永倉文吾:「で、そうすればどうなるんだ。」
敷嶋警部:「いやー」
芝石花:黙ったまま、警戒に砂の肌をさざめかせている。
敷嶋警部:「どうなっちゃうのかな」
永倉文吾:「あんたに聞いたわけじゃないんだが。」
永倉文吾:「あんたが応えてくれるならそれでもいいぜ。」
敷嶋警部:「え?答えちゃっていいの?」
芝石花:遠距離用のスコープを、ポケットの中で弄る。
永倉文吾:「どうぞ。」
永倉文吾:「あんたからのほうが、理解がしやすそうだ。」
敷嶋警部:「真っ当な世の中になるのさ」
敷嶋警部:エンブレム《封鎖網》を使用します
GM:ゲーム的にはまた別の効果があるんですが
GM:今は君達の動きが拘束される感じです
GM:更に手番の残っている真木さんは
GM:敷嶋警部について 情報:UGN 目標値7を判定しても良いでしょう
真木優里:拘束を抜けられるわけじゃないのね まあ判定
真木優里:9dx+2
DoubleCross : (9R10+2[10]) → 10[1,3,5,5,6,7,9,10,10]+2[1,2]+2 → 14
芝石花:さすがですお姉さま
GM:公開します
敷嶋警部について
敷嶋良太郎。
階級は警部。
3年前にR対策課に配属となりUGNとの情報共有を行う
4年前に部下がUGNとFHの戦闘に巻き込まれて死亡している。
敷嶋警部:「なあ、傲慢だと思わないか?」
敷嶋警部:「それで、どうするんだってか?」
敷嶋警部:「じゃあ、お前らはどうしてくれんだよ」
真木優里:「……ああ。おじさまもそうでしたのね」
敷嶋警部:「お前らがいなけりゃあ、俺は普通のダメな刑事でよ。部下の結婚式にも出れてたんだよ」
敷嶋警部:「なあ、晶子ちゃん」
灯屋晶子:「…」
永倉文吾:「それは、災難だったな」
敷嶋警部:「だろ?ついてねえよな、永倉君よ」
敷嶋警部:「でも、災難じゃすまねえよ」
敷嶋警部:「お前らなんだ?自然災害のつもりか?」
敷嶋警部:「死んだのはもう戻らねえよ」
敷嶋警部:「何で忘れなきゃならねえんだよ」
永倉文吾:「それは、俺に言われても困る。」
真木優里:「全くそのとおりね」
敷嶋警部:「そうかい?ま、お前のせいじゃねえよ」
上戸ノア:「そうだな」
敷嶋警部:「お前に行ってるわけじゃねえもん」
上戸ノア:「そこは幹部の一人として俺が答えましょう」
敷嶋警部:「ハァー…期待してねえけど」
敷嶋警部:「言ってみなよ」
上戸ノア:一歩踏み出す。
上戸ノア:「大切な人を奪われたことが許せない。記憶処理は非人道的だ。貴方たちのそういう思いが間違っているなんて言いません。実際、俺もそう思う」
上戸ノア:「けど、貴方たちの行動は、違う。この街の多くの人間の日常をぶち壊す。いつかたどり着くであろう“記憶処理の要らない未来”さえも」
上戸ノア:「だから我慢しろ、なんて言いませんよ」
上戸ノア:「らしくやればいい。それを俺たちは止める。実力行使を以てしても」
上戸ノア:「その行いが罪深いとしても、俺はそれを背負って生きます」
芝石花:「…あなたがたの闘いに、敬意を表します。」
芝石花:「僕は高慢なので、きっと、これは間違った言葉でしょうが」
芝石花:「あなたがたのこれまでを賭けた戦いに、僕らもまた、すべてを賭けて応えます。」
芝石花:「それしか、少なくとも僕は知らない」
芝石花:「それしか、語る言葉なんてもっていない」
芝石花:「でも、僕ではない、そう、彼らは」
芝石花:苦し気に、仲間たちを見つめる。
真木優里:「あんたらクッソ真面目ね……さすが正規エージェントだわ」
真木優里:「そこの小娘も、オッサンも、まあかわいそうだと思うわ」
真木優里:「だからって八つ当たりすんじゃないっての!」
真木優里:「あんたらが余計なことすっからこっちの仕事も増えんのよ!バカ!」中指を立てる。
永倉文吾:「ま、あれだ。」
永倉文吾:「何をしたいのか聞いてまっとうな世界にしたい、だけじゃ否定も賛同もできねえよ。」
永倉文吾:「『戦はいやでございます』みたいなもんだからな、それ。」
永倉文吾:「抽象的な言葉だけでいい印象を与えようとしてくれる奴らには、ろくなやつはいないんだ。」
敷嶋警部:「正義だよな。あんたら、絶対に自分たちの事を正しい側だと思って信じてる。そういうヤツのセリフだよ」
敷嶋警部:「俺はお前らの事、まあまあ善人だと思ってるぜ」
敷嶋警部:「いや、そうでもないのかな。まあ悪い奴じゃないってくらいかな」
敷嶋警部:「だけどよ。根本的に勘違いしてねえか」
敷嶋警部:「この街の多くの人間の日常なんてものは、もうとっくにブチ壊れてるんだよ」
敷嶋警部:「お前らのせいでな」
敷嶋警部:「俺達を止める為に戦うってのは良い、止めて見てくれりゃいいさ」
敷嶋警部:「具体性がないだっけ?悪いね、説明が途中だったかな」
GM:病院の中から車の中から
GM:数人の仮面をかぶった人物達が現れる
敷嶋警部:「仕事増やして悪いねぇー、真木さん」
敷嶋警部:「誰が俺達だけっつったよ」
敷嶋警部:「俺達だけが傷ついたから我慢しろって?」
敷嶋警部:「勘違いしてんじゃねえよ、化け物ども」
敷嶋警部:「お前らが強いのは知ってるよ、だが数はどうだ?」
敷嶋警部:「この街の人間すべてが」
敷嶋警部:「真実を知って」
敷嶋警部:「お前たちに対抗できる武器を持てば」
敷嶋警部:「日常を守るのは俺達の方さ」
敷嶋警部:「知ってるかい?」
敷嶋警部:「魔女を焼くのは昔っから一般市民のやる事なのさ」
永倉文吾:「要するに」
永倉文吾:「やられた分をやり返したい。」
永倉文吾:「それが出来るのがあんたの言う真っ当な世界か?」
敷嶋警部:「解らねえならいいよ。やり返したいんじゃねえ」
敷嶋警部:「法も何もなく」
敷嶋警部:「自分たちの力の気まぐれで力を振るい」
敷嶋警部:「そんなやつが正義面して街に住んでる」
敷嶋警部:「近寄るんじゃねえよ化けモンがって話だよ」
敷嶋警部:「真っ当な世界は人間の世界だ。簡単な話さ」
芝石花:「真木さん、あなたの言う通りだったな」彼女にだけ聞こえるように言う。「僕もたいがい、適当だったつもりだが。真面目で損をしたよ」引き攣れた笑みを浮かべる。
敷嶋警部:「悪事も正義も法によってなされる」
敷嶋警部:「だから法に縛られないお前らを俺達が焼く」
灯屋晶子:「私達は”ウィッチハンター”!」
敷嶋警部:「魔女を焼く者だ」
GM:敷嶋はポケットから一枚のカードを取り出す
GM:永倉君はそれに見覚えがあっても良いだろう
永倉文吾:「やめろ。」
永倉文吾:「それはろくでもないやつだぞ。」
GM:それは力を得るカード
GM:かつてこの街で使われたモノ
敷嶋警部:「称えろ!俺たちの名を!」
GM:----
マスターシーン2 『楽園』
GM:簡素だが清潔な雰囲気のある一室。
GM:机を挟んで中年の男と麗しい少女が相対している。
天国の鐘(カンパネルラ・デル・シエロ):「では、ご要望の品は確かにお渡しいたしますわ」
GM:書類には様々な目録と数字が並んでいる。
敷嶋警部:「えらく、安いが」
天国の鐘(カンパネルラ・デル・シエロ):「構いません、それを貴方が必要とするなら」
天国の鐘(カンパネルラ・デル・シエロ):「本当は代金も必要ないのですが」
敷嶋警部:「安くしてもらうのは構わんが、ロハは信用できないんでね」
敷嶋警部:「要らん借りを作る」
敷嶋警部:「だが、いいのか?」
天国の鐘(カンパネルラ・デル・シエロ):「何が、でしょうか?」
敷嶋警部:「俺達の目的を知っているだろう、あんた」
敷嶋警部:「俺達はお前達も殺すぞ」
天国の鐘(カンパネルラ・デル・シエロ):「今、この場で殺さないのですか?」
敷嶋警部:「まだ、戦う為の力が必要だからな。武器の試し撃ちもしていない」
敷嶋警部:「撃とうとして不発みたいな格好悪い終わり方はごめんこうむりたい」
天国の鐘(カンパネルラ・デル・シエロ):「でしたら、何も問題ありません」
天国の鐘(カンパネルラ・デル・シエロ):「私達の目的は、この世の誰かが『本当のしあわせ』にたどり着くこと」
天国の鐘(カンパネルラ・デル・シエロ):「それは、別に私達である必要はないのです」
天国の鐘(カンパネルラ・デル・シエロ):「貴方のいう。人間がオーヴァードに立ち向かい。人間の世界を勝ち取る」
天国の鐘(カンパネルラ・デル・シエロ):「それはきっと、『本当のしあわせ』と言えるでしょう」
敷嶋警部:「お前らにとっては不幸だぞ」
天国の鐘(カンパネルラ・デル・シエロ):「先ほど言いましたが」
天国の鐘(カンパネルラ・デル・シエロ):「誰かがたどり着ければいいのです」
天国の鐘(カンパネルラ・デル・シエロ):「私達は世界の全ての人が真に幸福になれると」
天国の鐘(カンパネルラ・デル・シエロ):「そのような事は考えていませんので」
敷嶋警部:「理想家でなく現実主義だとでも言うつもりか」
敷嶋警部:「まあ、いい。俺達の支援はしてくれるんだな」
天国の鐘(カンパネルラ・デル・シエロ):「はい」
天国の鐘(カンパネルラ・デル・シエロ):「私達にはお金が沢山あるので」
敷嶋警部:「羨ましいこった」
天国の鐘(カンパネルラ・デル・シエロ):「賢者の石を本来の使い方で運用しているだけですよ」
敷嶋警部:「まあいい、じゃあ頼むぜ」
GM:男は部屋を出ていく。
天国の鐘(カンパネルラ・デル・シエロ):「ああ、あの方の夢は沢山の人の夢になってしまった」
天国の鐘(カンパネルラ・デル・シエロ):「お気をつけて、全ての人が同じ方向を向いていても」
天国の鐘(カンパネルラ・デル・シエロ):「皆が同じ夢を抱いていいるとは限らないのです」
天国の鐘(カンパネルラ・デル・シエロ):「私はただ、貴方の願いが叶う事を祈っていますわ」
ミドル戦闘 『激闘』
GM:それではミドル戦闘を開始します
GM:まず、ちょっと解説
GM:ここに居る敵はカートリッジを除けば基本的に人間です
GM:ワーディングは対策しているので効きません
永倉文吾:ちくしょう
上戸ノア:くっ
GM:ただしHPが0になっても戦闘不能になるだけで即座には死にません
GM:止めを刺す行為をするなら別ですが
永倉文吾:やったぜ
芝石花:なんてこったい
GM:まあ過剰ダメージで死んじゃったから後味悪い
GM:って事がない感じです
上戸ノア:ありがたい……
芝石花:ありがとうございます
芝石花:もう力に怯えなくていいんだ…
GM:後で逮捕しても良いですし 俺は殺したいっていうならGMとしても仕方ないですっていう感じ
GM:カートリッジは 攻撃行動をとりません
GM:こいつはカバーリングエフェクトで敷嶋さんと灯屋さんを庇います
GM:疑似復活エフェクトみたいなものです
真木優里:なるほどね
永倉文吾:ファッキュー
GM:ま、中身を言っちゃうと
GM:オーヴァードの心臓が組み込まれたユニットです
上戸ノア:ヒッ
GM:怖いですね
真木優里:厄い
芝石花:ヒ
GM:とりあえずこんな感じかな
GM:では戦闘を開始していきましょう
GM:配置はこんな感じ
敷嶋(14)
カートリッジ1(20) カートリッジ2(20)
カートリッジ3(20) カートリッジ4(20)
↑
10m
魔女狩りA(5) 1 ↓ 1 魔女狩りD(5)
魔女狩りB(5) ←0→ 永倉(11) 芝(9) ←0→ 魔女狩りE(5)
魔女狩りC(5) m 上戸(7) 真木(4) m 魔女狩りF(5)
↑
10m
↓
灯屋(8)
カートリッジ5(20) カートリッジ6(20)
GM:敷嶋エンゲージと灯屋エンゲージは君達から10M
GM:四方を囲まれた感じです
上戸ノア:理解!
GM:ではセットアップから
GM:PC側は何かありますか?
芝石花:自分は無いです
真木優里:《攻撃誘導》対象はどうしようかな
真木優里:じゃあ警部で
上戸ノア:うーん、よし
上戸ノア:セットアップブルーゲイル!
真木優里:侵蝕86→89
上戸ノア:90→95
上戸ノア:イニシアチブ12に変化!
永倉文吾:なし!
GM:ではエネミー側のセットアップを怒涛の様に行いましょう
敷嶋警部:コーリングシステムを使用します
GM:大型の装甲スーツ(データ的にはスチールギガント)を呼び出して搭乗状態になります
GM:彼はUGNイリーガルでありFHイリーガルでもありまた警察でもあります
灯屋晶子:同じくコーリングシステムを使用
灯屋晶子:さっきまで乗っていたFHライトバンに搭乗
GM:魔女狩りABDEのセットアップ行動
GM:それぞれが『茨の冠』を使用
GM:対象はPCたち一人に各一回使用します
GM:この効果を受けると
GM:メジャーアクションを行うたびにHPを5d10失う状態になります
GM:メジャーアクションを使用する事で解除可能です
永倉文吾:ばっきゃろー
芝石花:バカ!!!
上戸ノア:あかん!w
GM:魔女狩りF 封鎖網を使用 君達のエンゲージを封鎖し あらゆるダイスを-2個します
永倉文吾:お前警察関係者だな!!
芝石花:テメーーー!!
永倉文吾:村田か!村田なのか!?
GM:村田ではないですね
真木優里:よかった
GM:あごめんなさい 使ったのは魔女狩りCです
芝石花:よかった 村田は信じてるからね
GM:魔女狩りFはこちら
GM:エンブレム《小惑星の力学》を使用し 敷嶋と灯屋の行動値を+10します
GM:封鎖網もエンブレムですね
GM:Cは警察エンブレム Fはギルドエンブレムです
GM:ふう
GM:セットアップは以上ですね
上戸ノア:お、お疲れさまです……!
GM:ではイニシアチブです
GM:何もなければカートリッジの行動になります
永倉文吾:ないぞ!
上戸ノア:ないよ!
芝石花:ナイヨー
真木優里:ナイデース
GM:よし
GM:カートリッジ1~6ですが
GM:マイナーで同乗状態になります
GM:じゃないと一緒に動けないからね
GM:そしてメジャーで隠密します
GM:以上です
GM:まこの辺でセットアップ辺りの演出入れていきましょうか
永倉文吾:はーい
芝石花:ハイ
上戸ノア:はい
真木優里:はーい
敷嶋警部:「悪いけどさ、俺達はか弱い人間だ」
敷嶋警部:「昔っから人間って奴は仮に道具を使うから生き延びてこれたんだぜ」
敷嶋警部:「だから、ズルだって思わないでくれよ」
GM:カチッ
GM:何らかのスイッチを操作すると上空から強化装甲を纏った多足スーツが飛来
GM:警部を包み込む
灯屋晶子:灯屋は車に飛び乗った
GM:装甲スーツと車には淡く光るパーツが組み込まれており
GM:それらが起動したのが見て取れるだろう。
真木優里:「ふん。魔女狩りの騎士にでもなったつもりかしら?」
上戸ノア:「──あのパーツ……!」
上戸ノア:ぎょっとした後に口をつぐむ。
真木優里:「知ってんの?上戸」
敷嶋警部:「羨ましい?格好良いだろ?オジサンはりきっちゃうよ」
上戸ノア:「いや、呪物の類っすよ。聞けば穢れます」
芝石花:「…ええ。とても綺麗で、恰好いいです」
真木優里:「それはそれは。大層なこと」
敷嶋警部:「人聞きワルイな。それも立派な化学さ。ヤベー事は確かだけどさ」
永倉文吾:「ふうん。何にせよ、警察組織が用意するような代物じゃないってことか。」
上戸ノア:そう答える間にコンバットドラッグを自らに打ち込む。
敷嶋警部:カードをカートリッジに挿入
芝石花:「……だから、困る」
敷嶋警部:「こうでもしないと命令も聞きやしないんだ」
芝石花:「それは……」
真木優里:「どっかの誰かに扇動されて、身の丈に合わない鎧まで着込んじゃって」
敷嶋警部:「化けモンは扱いづらいねえ」
真木優里:「お似合いの名前じゃない。"ウィッチハンター"」
敷嶋警部:「だろ?オジサンのセンスも中々…」
真木優里:「ダッサイわね」
芝石花:「……」苦笑い。
真木優里:「そんなオモチャまで使って、力を得たつもり?」
敷嶋警部:「ハハ…いやいや。若者になら解るセンスだよ」
敷嶋警部:「こうでもしなきゃ、勝てないからさ」
真木優里:「被害者ヅラしちゃってまあ」
真木優里:「さっきの言葉、そっくりそのまま返すわ」
真木優里:「『近寄んじゃないわよ、バケモノ』」
敷嶋警部:「良いねェ!オジサン、罵倒されると燃えるタイプなんだわ!」
真木優里:「中年のマゾヒストは見苦しいわね!」
芝石花:「……真木さんの方が恰好いいかもな」柔らかに言う「そしてよっぽど恐ろしい」
芝石花:「でも、よかった。格好良くないものの方が、壊すにも気が幾らか紛れる」
敷嶋警部:「うるせえな、そう言ってられんのも今の内だよ」
灯屋晶子:「発射用意!火刑杭!撃てッ!」
GM:魔女狩り達が怪しげな銃器から杭の様なものを発射する
GM:それは君達の周囲で爆散し炎となって君達に纏わりつく。
灯屋晶子:「化け物を!魔女を焼けッ!」
GM:更にワイヤーネット弾が発射され君達の動きを封じる
ウィッチハンターF:「エンジンブースト完了!いけます!」
GM:装甲スーツとライトバンの起動音が高まる
永倉文吾:「ここまでやるか。」
上戸ノア:「やるさ。だから人間ってのは愛おしい」
芝石花:「…『人間っぽくない』ね」
永倉文吾:「あんたも被虐趣味者か?」
芝石花:冗談めかして応えます。
真木優里:「こいつはこういう奴よ」
真木優里:「人間マニア」
上戸ノア:「いいや? ただ、愛しい人間にこれ以上罪を重ねさせない為に、ちょっくらぶっこむぜ」
敷嶋警部:「お喋りしてる場合じゃないとオジサンは忠告しとくぜ」
敷嶋警部:マイナーでPDWを使用
敷嶋警部:攻撃を範囲に
敷嶋警部:判定前にエンブレム《特殊強襲部隊》を使用してダイスを+5個します
敷嶋警部:射撃で君たち全員を攻撃だ
永倉文吾:かかってこいやあ!
敷嶋警部:12dx+10
DoubleCross : (12R10+10[10]) → 9[1,1,3,4,4,5,5,6,7,7,8,9]+10 → 19
GM:回らずか
永倉文吾:ドッジ!
上戸ノア:とりあえずドッジだ!
上戸ノア:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 7[7]+1 → 8
芝石花:ドッジしてみよう
永倉文吾:3dx>=19
DoubleCross : (3R10[10]>=19) → 7[2,6,7] → 7 → 失敗
永倉文吾:ダメ
真木優里:ドッジ 《リフレックス》《命の盾》《錯覚の香り》
芝石花:5DX 回避
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,2,7,8,10]+7[7] → 17
GM:あぶねー
真木優里:14dx7+1
DoubleCross : (14R10+1[7]) → 10[1,2,2,4,4,4,4,6,6,7,8,8,9,9]+10[3,7,7,8,9]+10[1,1,6,9]+2[2]+1 → 33
GM:ひえー
永倉文吾:さすが姉さん!
真木優里:ほーっほほ
芝石花:さすが!
上戸ノア:姉さん! 姉さん!
真木優里:侵蝕89→94
芝石花:あ、自分も失敗でした~
GM:2d10+9
DoubleCross : (2D10+9) → 14[6,8]+9 → 23
GM:おっと更に
永倉文吾:生きてるぞー
上戸ノア:更に!?
芝石花:もういいよ!
永倉文吾:なんやわれ
真木優里:盛りすぎ君
上戸ノア:あ、あー!
GM:ウィッチハンターAがエンブレム《杯の契り》を使用します
上戸ノア:諸々鑑みて助けて芝さん!
GM:ダメージ+3D
永倉文吾:ヤクザ!!!
GM:これはヤクザのエンブレムです
永倉文吾:ヤクザワレ!!!
芝石花:ヤクザにもいんのかい!
上戸ノア:ヤクザまでいるのかよぉ!
真木優里:幅広いな
GM:彼は赤狗の手下だった男だ!
永倉文吾:組長クラスがなにしとんじゃわれ!!
上戸ノア:あ、あ~!
上戸ノア:赤狗の!
永倉文吾:仇討ちにきやがった!!
真木優里:ちゃんと全員始末しとかないから!
芝石花:うげ
GM:23+3d10
DoubleCross : (23+3D10) → 23+23[9,5,9] → 46
GM:オラー!復讐のパワー!
永倉文吾:wwwwww
上戸ノア:すいません領域の盾で芝さんに頼ります!
永倉文吾:これは死にですわ。
芝石花:イイヨー
永倉文吾:永倉文吾の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕:91->93)
上戸ノア:95→99 で!
永倉文吾:よっし
GM:更にエンブレム《コンビネーター》が発動
真木優里:まだァ!?
GM:ダメージを受けた人はこのラウンド受けるダメージ+2Dしてもらうか
芝石花:まず死リザ
芝石花:芝石花のHPを10(1d10->10)した(HP:27->10)
永倉文吾:今度はFHかー
GM:これはFHのエンブレムですが敷嶋さんはFHの施設でトレーニングを積んでいます
GM:FHイリーガルとしてね
上戸ノア:敷嶋ァ!
真木優里:そっかぁ~
真木優里:仕事しろや!!!!!!!!
GM:めっちゃ働いてますよ UGNもFHも警察の仕事もして風俗にも行く男!
芝石花:芝石花の侵蝕を+10した(侵蝕:83->93)
上戸ノア:趣味も仕事も全力かぁ!
永倉文吾:休め!
芝石花:忙しいね 休んでくれ
永倉文吾:全員処理は終わったね
上戸ノア:終わりました
GM:では演出
敷嶋警部:「ま、そういうワケで本気でいくからよ」
敷嶋警部:大型の銃を構え発射
GM:無数の弾丸が君達に降り注ぐ
ウィッチハンターA:「赤狗の兄貴の仇じゃあ!撃て撃ちまくれ!永倉の野郎を殺れッ!」
GM:ウィッチハンターも同時に銃を乱射
永倉文吾:「チッ……!」
芝石花:咄嗟に上戸さんを突き飛ばして庇う。
真木優里:「あーもう、どいつもこいつもバカスカ撃つんじゃないわよ!」腕時計型デバイスを見る。既に計算は完了している
上戸ノア:「芝さん!」
真木優里:「この位置で……こう!」数歩下がり、しゃがむ
永倉文吾:弾丸をかわし切る技量などない。いいように撃ち込まれ、オーヴァードの再生能力で持って戦闘状態を保持する
芝石花:血と鉄の舞う、肉体の破壊。ゆらゆらと再構成される姿は、悍ましい童話の怪物のよう。
永倉文吾:「……痛いな。」赤狗の舎弟だったであろう人間を見据えながらそう呟く
芝石花:「また返してくれるんだろ、上戸さん」
GM:では灯屋さんの手番です
GM:マイナーで君達のエンゲージに移動
永倉文吾:きやがれ!
GM:そのまま車で体当たりします
永倉文吾:ひき逃げアタック!!!
真木優里:轢殺アタック!
GM:誰を狙うか
GM:無傷の真木さんかな
GM:4dx+3
DoubleCross : (4R10+3[10]) → 10[4,5,9,10]+1[1]+3 → 14
GM:やったぞ!回った!
真木優里:ドッジ!
真木優里:《リフレックス》《命の盾》《錯覚の香り》
真木優里:ええと、さっきのちょいちょい間違ってますね
真木優里:10dx7+3 こう
DoubleCross : (10R10+3[7]) → 10[1,1,2,3,4,5,6,6,6,7]+5[5]+3 → 18
真木優里:あっぶな
永倉文吾:やったぜ
上戸ノア:セーフ!
芝石花:どうだどうだー!
灯屋晶子:「このおおおおおッ!」
真木優里:侵蝕94→99
灯屋晶子:「死ね!化け物ッ!」
真木優里:「ウッソでしょ」
GM:ものすごい勢いで車が突っ込んでくる
真木優里:「あーもう!冗談じゃないわよ!」とっさに地面に寝そべる
真木優里:ギリギリで車両の下をくぐり抜ける
真木優里:「このドレス高かったのよ!」
灯屋晶子:「くそ!化け物!」
永倉文吾:「それに関しては高いドレス着てこんなとこにくる真木さんにも責任はある。」
敷嶋警部:「だが良いぞ晶子ちゃん!奴らを抑え込んだ!」
GM:封鎖…実はめっちゃ弱くて
GM:エンゲージに敵がいないと機能しないのだ
芝石花:ほほー
永倉文吾:へー
GM:なのでここでエンゲージする事で封鎖が完成する!
上戸ノア:封鎖の使い方だ……!
真木優里:おべんきょうになる
芝石花:勉強になる
灯屋晶子:「絶対に逃がさないんだからッ!」
永倉文吾:「何を言ってる。」
永倉文吾:「ここまでやって、逃げてもらえるとでも思ってるのか?」
灯屋晶子:「うるさいうるさい!さっさと焼け死ね!」
GM:上戸さんの手番です
上戸ノア:はい!
上戸ノア:ではマイナーでオリジン:レジェンド
上戸ノア:メジャーで
コンボ「月天照応・機能封鎖」→死神の瞳+縛鎖の空間+要の陣形
上戸ノア:対象は敷嶋警部・灯屋晶子・ウィッチハンターCで
GM:どうぞ
上戸ノア:それではRC判定いきます!
上戸ノア:1dx+19 RC
DoubleCross : (1R10+19[10]) → 6[6]+19 → 25
GM:固定値高いな
上戸ノア:起源種オリジンパワーです
敷嶋警部:ドッジ
敷嶋警部:6dx+6>=25
DoubleCross : (6R10+6[10]>=25) → 10[3,3,4,5,8,10]+10[10]+1[1]+6 → 27 → 成功
真木優里:!?
敷嶋警部:マジかよw
上戸ノア:シンジラレナイ……
永倉文吾:ホワッツ!?
芝石花:王位継承か?
灯屋晶子:ドッジ
灯屋晶子:2dx-4>=25
DoubleCross : (2R10-4[10]>=25) → 10[7,10]+10[10]+5[5]-4 → 21 → 失敗
上戸ノア:うそだろおい
灯屋晶子:ヤベーw
永倉文吾:こええええ
芝石花:こわいよぉー
真木優里:王が多い
上戸ノア:高くは無いけど決して悪くない達成値の筈なんすよ……?
ウィッチハンターC:3dx>=25
DoubleCross : (3R10[10]>=25) → 10[5,10,10]+4[3,4] → 14 → 失敗
GM:まわしよるで
真木優里:こ、このバケモノ共
芝石花:近寄るな!
上戸ノア:カートリッジはダメージ動作じゃないとカバーに入らない……オッケー!
GM:カートリッジ5がカバーディフェンスを使って
上戸ノア:あ、よかった
GM:灯屋さんへの攻撃をカバーします
上戸ノア:よっしゃ~~~~~~!
永倉文吾:おっけーおっけー
GM:カートリッジ5の隠密がなくなります
GM:演出どうぞ
上戸ノア:ではカートリッジ5、そしてウィッチハンターCに重圧・放心・次回被ダメージ+7d入ります!
上戸ノア:演出行きます!
上戸ノア:
上戸ノア:芝石花の方を一瞬だけ見つめた。
上戸ノア:「返してくれるか。何度だって返します。与えられたものを返す。そうやって繋がる循環こそが、人間らしい命って奴じゃないですか」
上戸ノア:次の瞬間、上戸ノアの身体が極小の魔眼そのものと化して霧散し、この空間そのものに溶け込む。
上戸ノア:「そして俺はか弱いレネゲイドビーイングなりにそういう“人間らしい”ものが好きだ」
上戸ノア:声だけが響く。
上戸ノア:「おん しった はらちべい とう きゃろみ。おん ぼうじ しった ぼだ はやみ。おん ちしゅた ばざら」
上戸ノア:時刻は幸いにも夜。月陰をイメージする為の五相成身観により、レネゲイドそのものを一時的に月と照応させることで、陰陽合致の理を以てオルクスの因子を統御し、敵対者のレネゲイドの機能を沈静化させることは不可能ではない。
上戸ノア:「おん せんだらや そはか」
上戸ノア:白銀の霧と化した魔眼が、敷嶋警部へ、灯屋晶子へ、殺到する。
上戸ノア:しかしそれはあくまでフェイク。本質においては、カートリッジ内奥に潜むレネゲイドの機能の沈静化を狙う。人間を縛っても良し、カートリッジを狂わせても良し。二段構えの拘束術だ。
ウィッチハンターC:「な、なんだこりゃあ!?」
灯屋晶子:「なんなの!なんなのよ!動作がおかしい!何でよ!動いてよ!」
敷嶋警部:「おっと、こいつはヤバそうだな」
上戸ノア:「カートリッジの内蔵物を推測し、占星術的見立てを用いてレネゲイドによって拘束した。とくと喰らいな!」
敷嶋警部:「だがよ、俺はお前の事を知ってるぜ喫茶店のマスター!」
上戸ノア:「なにっ!?」
敷嶋警部:「怪しい術を使うんだろ?完全にはムリだが」
敷嶋警部:「準備くらいはしてるって話だよ!」
敷嶋警部:「理屈は知らねえけど、対魔術や呪術の装備だってよ」
敷嶋警部:「眉唾モンかと思ってたが、付けといて良かったぜ」
上戸ノア:「FHの対魔班ッ!」
敷嶋警部:「労働はしとくもんだな」
敷嶋警部:「ちびちび地道に金を貯めるのが一番さ」
永倉文吾:「ヤクザにFH、随分なとこと繋がったもんだな、警部さん。」
敷嶋警部:「全員が客さ」
敷嶋警部:「そして俺から情報を買ってたおかげで」
敷嶋警部:「今回は騙されてくれたよ」
上戸ノア:「大したもんだ。敵じゃなけりゃあキュンと来ちまうんだがねえ」
敷嶋警部:「ヤクザとお前たちで潰しあってくれれば一番良かったんだけどな」
敷嶋警部:「上手い事潰しあうように偽情報流したが」
敷嶋警部:「ま、全ては上手くいかないもんだな」
敷嶋警部:「そして魔術っていうなら、それもそうだな」
GM:上戸さんの周囲の炎が勢いを増す
上戸ノア:「──ッ!」
敷嶋警部:「さっぱり理屈はわからんが、人間がつかえりゃそれで道具として上等さ」
上戸ノア:5d10
DoubleCross : (5D10) → 30[9,5,6,5,5] → 30
上戸ノア:死
上戸ノア:ごめんね真木さん! 昇華で立ち上がる!
永倉文吾:おしい
真木優里:しょうがないわね~
上戸ノア:以上です!
上戸ノア:侵蝕101→111
上戸ノア:111じゃなくて110です
永倉文吾:あがったなー!
GM:では永倉君の手番です
永倉文吾:いくぞー
永倉文吾:マイナーなし。
永倉文吾:メジャーで《サイレンの魔女》能力訓練:精神を使用
永倉文吾:(6+1+2-2)dx+11
DoubleCross : (7R10+11[10]) → 9[1,1,3,4,5,9,9]+11 → 20
上戸ノア:妖精の手!
上戸ノア:残り四発!
上戸ノア:110→114
永倉文吾:一番微妙な感じになっちゃった!!
永倉文吾:1dx+21
DoubleCross : (1R10+21[10]) → 9[9]+21 → 30
永倉文吾:やったー
永倉文吾:30だぞおら!!死ね!!
GM:ワンチャンあるかァー?
真木優里:良しッ
敷嶋警部:ドッジ
敷嶋警部:6dx+6>=30
DoubleCross : (6R10+6[10]>=30) → 8[1,3,5,7,8,8]+6 → 14 → 失敗
永倉文吾:よっしゃい
永倉文吾:あ、対象は勿論隠密してない敵全員です
灯屋晶子:2dx-4>=30
DoubleCross : (2R10-4[10]>=30) → 6[1,6]-4 → 2 → 失敗
芝石花:全員!
GM:ウィッチハンターAは残したい
GM:ウィッチハンターBが主動作放棄でカバー
GM:ウィッチハンターC 放心
GM:1dx>=30
DoubleCross : (1R10[10]>=30) → 9[9] → 9 → 失敗
GM:ウィッチハンターDが主動作放棄でFをカバー
GM:ウィッチハンターE
GM:3dx>=30
DoubleCross : (3R10[10]>=30) → 5[1,4,5] → 5 → 失敗
GM:ウィッチハンターF
GM:3dx>=30
DoubleCross : (3R10[10]>=30) → 10[5,6,10]+1[1] → 11 → 失敗
GM:カートリッジ5は動かないので6が灯屋さんをカバー
GM:カートリッジ1が警部をカバー
GM:カバーディフェンスを使用します
GM:ダメージをください
永倉文吾:4d10+15
DoubleCross : (4D10+15) → 23[6,10,1,6]+15 → 38
永倉文吾:38ダメ!装甲無視!
GM:うへ
永倉文吾:頑張ったぞ!
GM:ま、耐えられない にんげんだもの
芝石花:やったー
永倉文吾:人間、おろか!!!
GM:ああー 宇宙友愛のウィッチハンターBが
GM:ウィッチハンターはヤクザとギルド以外全滅!
GM:灯屋のカートリッジは全滅
永倉文吾:ギルドもおるんかい!!
GM:警部のカートリッジ1も破壊されます
上戸ノア:シャアッ!
芝石花:シンプル!
GM:演出どうぞ
永倉文吾:演出!
永倉文吾:「全く、周到なことだ。」
永倉文吾:「だが、殺し合いっていうのはそういうものだ。」
永倉文吾:「全身全霊を懸け、知恵も力も道具も人脈も、使えるもの全てを使って、互いの存在を奪い合う。」
永倉文吾:「だから、あんたらが何を使おうが何をしようがズルだなんて言わないさ。」
永倉文吾:「その代わり、俺たちも、すべてを使う。」
永倉文吾:「知恵も、力も、道具も、人脈も、経験も、異能も」
永倉文吾:「持ちうるもの全てを使って、お前らを『殺す』」
永倉文吾:『殺す』
敷嶋警部:「チッ…気を付けろ!ヤツはヤバい!」
永倉文吾:その言葉が放たれた瞬間、周囲に尋常では圧力がのしかかる。
ウィッチハンターC:「がはッ!?」
永倉文吾:まるで呪いのように
永倉文吾:あるいは死神がそっと肩に触れるように
ウィッチハンターB:「ま、魔術防御を!」
ウィッチハンターB:手作りのお札の様なものをばら撒く
永倉文吾:見えない『死』の概念が、ウィッチハンターたちを貫いていく
ウィッチハンターB:そのうちの一枚が奇跡的に効果を発揮しウィッチハンターAを守る
永倉文吾:「それを、ズルだと言うなよ。」
ウィッチハンターB:「きゃあ!」
永倉文吾:「化け物相手に殺し合う道を選んだのは、お前らだ。」
ウィッチハンターD:「あとは頼む」 仲間を庇ってたおれる
ウィッチハンターE:「クソ…」
灯屋晶子:カートリッジが爆発
灯屋晶子:「きゃッ!」
敷嶋警部:「晶子ちゃん!無事か!」
灯屋晶子:「なんとか…」
敷嶋警部:「なんて奴だよ」
敷嶋警部:「あの泣きべそが、こうも変わるか!」
永倉文吾:「言っただろ。」
永倉文吾:「あんたのおかげで、色々経験を積ませてもらったのさ」
真木優里:「男子三日会わざれば刮目して見よ、って感じね」
永倉文吾:2-7d10
DoubleCross : (2-7D10) → 2-46[9,8,9,1,9,7,3] → -44
永倉文吾:死亡。リザレクト
永倉文吾:永倉文吾の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕:98->103)
芝石花:「……泣きべそだったんだ。見られないのが残念だね」
敷嶋警部:「だが!まだ俺達が有利だ!」
永倉文吾:「……人の過去をほじくろうとするのはよくないぞ、芝さん」
灯屋晶子:「このまま焼き尽くしてやる!」
GM:芝さんの手番です
芝石花:マイナー。【ハンドレッドガンズ】。銃を作成します。
芝石花:メジャー。コンボ:インスタレーション:立方塑像 【コンセ】【カスタマイズ】【レインフォース】【バリアクラッカー】
芝石花:対象は晶子ちゃんさん!
GM:ヒィー
芝石花:6dx7+6
DoubleCross : (6R10+6[7]) → 10[1,3,5,8,9,9]+10[8,9,10]+10[4,7,10]+10[8,10]+10[9,10]+10[8,10]+10[6,7]+4[4]+6 → 80
永倉文吾:王……!!!
真木優里:王の帰還
上戸ノア:王!!!!!!
芝石花:称えよ
GM:冗談でしょw
上戸ノア:その名は
芝石花:さあ来い晶子
GM:8回10だせばいいんだろ
灯屋晶子:2dx-4>=80
DoubleCross : (2R10-4[10]>=80) → 8[8,8]-4 → 4 → 失敗
芝石花:ふはは!
芝石花:ダメージ
芝石花:9DX+11
DoubleCross : (9R10+11[10]) → 9[1,2,3,4,4,5,9,9,9]+11 → 20
真木優里:DXになってますね
芝石花:あ。
上戸ノア:これは9d10+11なのだ
芝石花:9d10+11
DoubleCross : (9D10+11) → 45[6,3,8,4,1,3,10,6,4]+11 → 56
芝石花:こちらでございました。申し訳ないです。
GM:ムリムリ
GM:にんげんだもの
GM:装甲も効かない
GM:かなしい
GM:戦闘不能です
芝石花:やったー
芝石花:うれしい
永倉文吾:ここはこういうのやっていいとこかと
GM:演出どうぞ
芝石花:思考と感覚を研ぎ澄ませる。刃物で削り、形を浮き出させるように、去来していた感情を消していく。
芝石花:黒い腕の表面が波打ち、その揺れが膨らみ、形を変えていく。砲身に釘を無数に刺した、奇妙な巨砲が生み出される。
芝石花:「……そういえば、やっと名前を聞けたな」
芝石花:その先には、あの時出会った《魔女狩り》。
芝石花:灯屋晶子がいる。
灯屋晶子:「だから、何?」
芝石花:「なんでもないさ」
灯屋晶子:「どうせ、人間の名前なんて気にもしないでしょ?」
芝石花:「……気にするのだと言ったって、もう、君には伝わらないだろう」
芝石花:人間だと言う証明を。
芝石花:人間としての、芝石花という名前を、彼女に名乗らずに済んだ。
芝石花:それを幸いに思うのは。きっと高慢な感傷だ。だから。
灯屋晶子:「どうせ忘れさせられるんだ!」
灯屋晶子:「だから勝ってあんたを殺しても」
灯屋晶子:「覚えてなんかやるもんか」
芝石花:「ありがとう。その方が、僕はきっと救われる」笑う。
芝石花:引き攣れていない笑みで。
芝石花:通電。放出。
芝石花:銃爪を引く。
灯屋晶子:「くそ!くそ!キョウちゃん!私に力を…」
芝石花:弾丸は、それぞれに反発する強烈な磁力によって、同じ鉄から生まれた、人のための彫刻———車体ごと。
芝石花:人間の肉体を貫いた。
GM:車は爆散
灯屋晶子:重装備なので死にはしないもののダメージを負って気絶します
灯屋晶子:「ち、くしょう」
灯屋晶子:芝さんを睨んで倒れる
灯屋晶子:その執念を映すかのように
灯屋晶子:炎が燃え上がる
芝石花:5d10
DoubleCross : (5D10) → 16[1,7,1,5,2] → 16
芝石花:死にます。その前に
芝石花:侵蝕の処理から。
芝石花:芝石花の侵蝕を+14した(侵蝕:93->107)
芝石花:その上で食らってるので死にます。そして
芝石花:《ウィッチハンター》へのロイスを昇華して復活します。
芝石花:
芝石花:人一倍、熱に弱い肉体だ。実際の炎よりは、魔術的な炎が幾らかマシだ。そう思う、ことにする。
芝石花:(生きていてよかった、なんて)
芝石花:(君はきっと許さない言葉だろうな)
GM:ではウィッチハンターAの手番
GM:マイナーでヤクザエンブレム《鉄砲玉》を使用
GM:ドッジダイス−1個
GM:ダメージは装甲無視
GM:メジャーで射撃
永倉文吾:ヤ、ヤックーザ!!!
GM:対象は永倉君だ!
上戸ノア:覚悟決めなくて良いよぉ~!
上戸ノア:妥当だ……
永倉文吾:こいよ
ウィッチハンターA:「うおおおおッ!永倉ぁああああ!死に晒せや!ボケエエエ!」
GM:2dx+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 9[2,9]+2 → 11
GM:シャア!
永倉文吾:うおお!ドッジ!
永倉文吾:(1+3-2)dx>=11
DoubleCross : (2R10[10]>=11) → 7[2,7] → 7 → 失敗
永倉文吾:《勝利の女神》!
永倉文吾:達成値+24、合計31
永倉文吾:回避
GM:ヤクザエンブレ…
GM:バシュ!バシュ!
ウィッチハンターA:サイレンサー付きの銃を撃つ
ウィッチハンターA:「野郎ども!兄貴の仇を抑えこめ!」
永倉文吾:侵蝕が107に
GM:数人のチンピラが物陰から永倉くんに殺到
GM:ドスを持って襲い掛かります
永倉文吾:僅かな時間だけ、脳を活性化させ、茫洋と、戦場全体を見渡す。
永倉文吾:剣術で言うところの《遠山の目付》
永倉文吾:一つところに囚われること無く
永倉文吾:敵の動きを見通すように
永倉文吾:ヤクザたちの動きの、ほんの僅か先を行く
永倉文吾:「警察、FH、ギルド、宇宙友愛協会。」
永倉文吾:「そんなよくわからん連中と馴れ合って、化け物を殺す。」
永倉文吾:「それが赤狗のやり方だったか?」
ウィッチハンターA:「うるせえ!兄貴は、俺達の為に命を捨てたんだあッ!」
ウィッチハンターA:「お前の首を兄貴の墓前に持ってかねえと!兄貴は安らかに眠れねえ!」
ウィッチハンターA:「クソ!なんで当たんねえんだよお!」
ウィッチハンターA:「サツの旦那!あいつらの動きは封じたんじゃねえのかあ!」
永倉文吾:「死人は何も思わないよ。」
永倉文吾:「お前らが俺を殺したいだけのことを赤狗のせいにするな。」
ウィッチハンターA:「だ、黙れえ!ボケェ!」
ウィッチハンターA:「兄貴の杯に誓って俺達はお前を殺す!」
GM:ではウィッチハンターFの手番
GM:メジャーで射撃攻撃
GM:真木さんを狙います
真木優里:狙われちゃう
ウィッチハンターF:2dx+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 6[1,6]+2 → 8
真木優里:おやおや
真木優里:ドッジしちゃいますわよ
GM:やってみろー
真木優里:《リフレックス》《命の盾》《錯覚の香り》
真木優里:10dx7+3
DoubleCross : (10R10+3[7]) → 10[1,1,2,3,3,4,5,7,7,8]+10[3,4,9]+10[10]+10[9]+5[5]+3 → 48
真木優里:侵蝕99→104
GM:クリスタル警備保障も使えないか…
真木優里:御無礼ですわ
ウィッチハンターF:「忌々しい情報屋が!」
ウィッチハンターF:バシュ!バシュ!
真木優里:「その程度なら」動かない
ウィッチハンターF:「お前のようなやつがいたら普通の情報屋が喰っていけねえんだよ!」
真木優里:「……避ける必要もないわね。ちゃんと狙いなさいよ」
ウィッチハンターF:「このアマ!」
真木優里:「ンなこと知ったこっちゃないわよ!」
ウィッチハンターF:「ぶっ殺す!」
GM:真木さんの手番です
真木優里:ではマイナーで誰もいないマップ下側に5m戦闘移動
真木優里:メジャーで茨を解除します
GM:おのれー
真木優里:以上!
GM:全員の行動が終了
GM:クリナップ
GM:こちらは無し
GM:PC側も無いですよね
永倉文吾:ないよ!
芝石花:ないよ~
真木優里:なし!
GM:ではセットアップ
上戸ノア:クリンナップセットアップなし!
真木優里:《攻撃誘導》敷島警部に
真木優里:侵蝕104→107
永倉文吾:やったー!最強ー!
芝石花:ありがたやー
上戸ノア:勝ったわね
GM:ダイスマイナス何個?
真木優里:なんとレベルアップしたので
真木優里:-12個です。
芝石花:wwww
上戸ノア:神
GM:まあ、そこは予想済みですよ!
GM:射撃はダメになっただけだぞ!
GM:肉体なら振れる!一個だけどな!
真木優里:肉体派め……
芝石花:鍛えたもんね
永倉文吾:無駄に頑張りやがって
上戸ノア:きたえやがって
上戸ノア:いや
上戸ノア:待ってください
上戸ノア:警部、このラウンドで9mしかうごけなくないですか?
永倉文吾:ヴィーグルで移動距離が伸びてたりしない?
GM:そのままならね
上戸ノア:あーっ!
GM:オートアクションで防具を脱げば動けるんだよォ!
上戸ノア:うわーっ!
芝石花:なんだってぇ
永倉文吾:ドラゴンの聖闘士かよ
上戸ノア:キリコか?
GM:こちらのセットアップ
ウィッチハンターF:Fがマネーパワーを使用
ウィッチハンターF:これはギルドのエンブレムで
ウィッチハンターF:財産を10点使用して攻撃力を10上げ行動値が5下がり0になる
敷嶋警部:警部が封鎖網を使用し
GM:芝さんたちのエンゲージを封鎖します
GM:更にオートでFHバトルアーマーをパージ
GM:行動値9に
GM:以上です
GM:演出どうぞ
真木優里:「んで。まだやるわけ?」警部に問いかける
敷嶋警部:「そりゃな、今更引けるかよ」
敷嶋警部:「まだ負けてねえしさ」
敷嶋警部:「切り札はまだあるさ」
真木優里:「引くに引けなくなってるだけじゃないの?」
真木優里:「大人なら諦めも肝心よ」
敷嶋警部:「何年かけたと思ってんだ」
敷嶋警部:「これ以上クソみたいな世界が続くのは嫌なんでね」
真木優里:「だからってヨソの人にもそのクソみたいな世界を押し付けるわけ?」
敷嶋警部:「平行線だな、そう思ってるのは化けモンだけだよ」
敷嶋警部:「化けモンの平和なんか知った事かよ」
真木優里:「平行線ね、石頭」
敷嶋警部:「俺達は人間なんだよ」
真木優里:「じゃあ人間でいられるうちにやめときなさいな」
真木優里:「それ以上は踏み込みすぎよ」
敷嶋警部:「エロい美人が死んじまうのは悲しいけどよ」
敷嶋警部:「そろそろ黙ろうぜ」
真木優里:返答の代わりに中指を立てる。
敷嶋警部:「オジサン、若者とちがって時間がねえからよォ!」
ウィッチハンターF:「畜生!高いカネを出した武器だぞ!絶対に殺す!」
ウィッチハンターF:「絶対に殺すからなあーッ!」
GM:では
GM:イニチアチブ
GM:そのままだと上戸さんの手番ですが
上戸ノア:んっ、すいません
GM:何かします?
上戸ノア:ゲイルの効果切れてるの忘れてたので今は7でした
GM:なるほど
GM:では永倉君の手番になりますが
GM:それならば!
敷嶋警部:オートでFHバトルコートも脱ぎます
敷嶋警部:行動値が更に3上がる
永倉文吾:おう…!!
芝石花:うげ、越された
GM:真木さんには届かないな
GM:一番の脅威は永倉くんだから
GM:マイナーで移動し永倉君にエンゲージ
GM:警察エンブレムの《特殊強襲部隊》《炎のプライド》を使用します
永倉文吾:バカ!!あのダイス目をみてないのか!!
永倉文吾:王がいるだろ!!
上戸ノア:一番の脅威ですが……
永倉文吾:チクショウ!達成値とダイス上げてくる!!
GM:炎のプライドの効果で達成値+5
GM:運転攻撃で叩きのめす
GM:1dx+16
DoubleCross : (1R10+16[10]) → 2[2]+16 → 18
永倉文吾:こいつら困ったらひき逃げアタックしてくる!!
真木優里:人間の知恵
永倉文吾:えっと、茨の効果ってタイタスパワーの『不利な効果を消す』で消せます?
GM:バステではないからなあ
GM:不利な効果だけど場にかかってる封鎖を消せるわけではないので
GM:今回はダメとします
永倉文吾:了解
永倉文吾:ダイス-2はまだ残ってましたっけ?
GM:残ってます
永倉文吾:ファック!
永倉文吾:じゃあ、ドッジ!
永倉文吾:(1+3-2)dx>=18
DoubleCross : (2R10[10]>=18) → 6[2,6] → 6 → 失敗
永倉文吾:《勝利の女神》!
GM:ですよね
永倉文吾:達成値+24、30になって回避!
敷嶋警部:「しょうがねえ、な!」
GM:スーツを突進させる
敷嶋警部:「大人しく轢き潰されてくれるとオジサン的には嬉しいんだけどなあ!」
永倉文吾:「交通課の警察官に怒られろ」
永倉文吾:ここまで何度か見た真木優里の動きを反芻する。
永倉文吾:眼前の敵の動きだけではなく
永倉文吾:より多くの情報で持って数瞬先の未来を読み取る彼女のように
永倉文吾:自分の処理できる限界までの情報を読み込み、敷島の次の手を予測し、それを上回る
敷嶋警部:「ちょこまかと!」
永倉文吾:「真木さんは、凄いな。」
敷嶋警部:「避けてんじゃねえよ」
真木優里:「いやいやいやいや、どう考えてもあんたの方が凄いでしょうが」
永倉文吾:「こんな疲れること、何度もよく出来るよ」
永倉文吾:挑発するように、敷島警部の頭越しに会話をする
芝石花:「上戸さんもこれが出来ればなあ」
真木優里:「あたしはなんというか、外付けだから……」
敷嶋警部:「クソ!」
芝石花:上戸さんをからかって挑発に加勢した。
上戸ノア:「お、俺はほら……」
上戸ノア:「支援専門のか弱いレネゲイドビーイングだから……?」
上戸ノア:「ふふっ」
上戸ノア:笑顔が、戻った。
上戸ノア:「らしく、なってきたな」
GM:では永倉君の手番
永倉文吾:いくぞー
永倉文吾:マイナーなし
永倉文吾:メジャーで《サイレンの魔女》
永倉文吾:(6+3-2)dx+11
DoubleCross : (7R10+11[10]) → 7[1,2,2,3,3,5,7]+11 → 18
上戸ノア:妖精の手!
永倉文吾:今日はクリティカルが出ないな……!!ありがとう!!
永倉文吾:1dx+21
DoubleCross : (1R10+21[10]) → 9[9]+21 → 30
永倉文吾:やったーーー!!
永倉文吾:侵蝕が116に
上戸ノア:114→118!
敷嶋警部:防具を捨てたのでドッジも上がったぞ
敷嶋警部:6dx+11>=30
DoubleCross : (6R10+11[10]>=30) → 8[1,3,4,6,8,8]+11 → 19 → 失敗
永倉文吾:ありがとう!妖精さん!!!
上戸ノア:やったぜ!
GM:ウィッチハンターども
GM:3dx>=30 #1
DoubleCross : (3R10[10]>=30) → 9[5,7,9] → 9 → 失敗
GM:3dx>=30 #2
DoubleCross : (3R10[10]>=30) → 7[2,6,7] → 7 → 失敗
GM:ダメ
永倉文吾:うーん……ちょっと怖いけどフェイタル乗せるか。くさるといやだしね!
永倉文吾:《フェイタルヒット》!ダメージダイス+6
永倉文吾:4d10+6d10+18
DoubleCross : (4D10+6D10+18) → 20[6,4,2,8]+23[2,8,4,2,1,6]+18 → 61
永倉文吾:おら!
上戸ノア:ヒューッ!
ウィッチハンターA:「なが!永倉ああああああああ!」
ウィッチハンターF:「くそがああ!」
上戸ノア:「やらせてもらおうか、俺らしく、いやらしく!」
上戸ノア:因子を周囲に撒き散らし、永倉文吾のエフェクトの命中確率を高めていく。
上戸ノア:ランダムな大気の流れを最善に調整し、合図を送った。
上戸ノア:「いけっ!」
永倉文吾:『くたばれ』
永倉文吾:殺意を乗せた言葉を放つ。
ウィッチハンターA:「うわああああああ!」
ウィッチハンターA:「兄貴いいいいい!」
ウィッチハンターF:「化けモンがああああ!ぎゃああああ!」
永倉文吾:芝石花のように精緻なコントロールによって磨かれた力ではない
永倉文吾:上戸ノアのように巧緻な策略に乗せられた技でもない
永倉文吾:ただただ化け物じみた出力を持ったレネゲイドの奔流が
永倉文吾:ウィッチハンターたちを飲み込んでいく
敷嶋警部:「くそッ!」
敷嶋警部:カートリッジを起動
敷嶋警部:カバーディフェンスで攻撃を受けて
永倉文吾:「けほっ………」
敷嶋警部:カートリッジ2が爆散
GM:ウィッチハンターは全滅
永倉文吾:「化け物でもさ。」
永倉文吾:「人を殺すってのは、疲れるんだ。」
敷嶋警部:「そういうのが化け物の傲慢だっつってんだよお!」
永倉文吾:「死ぬ寸前に、恨みを込めるように俺を睨む眼が、頭から消えなくなる。」
永倉文吾:「そうか。それも、傲慢か。」
永倉文吾:「なら」
敷嶋警部:「普通の人間は疲れた程度でまわりを薙ぎ払ったりしねえよ」
永倉文吾:「そうやって、自分の尺度だけで俺たちを推し量ろうとするあんたも傲慢だな。」
敷嶋警部:「人間の尺度を矮小化してんじゃねえよ」
敷嶋警部:「異常なのは俺か?お前らさ」
GM:続いて芝さん
芝石花:マイナーはなし
永倉文吾:11-7d10
DoubleCross : (11-7D10) → 11-42[8,5,4,9,5,6,5] → -31
永倉文吾:死亡、真木さんのロイスを切って復活します
芝石花:メジャー。茨を解除
芝石花:以上です
GM:上戸さんの手番
上戸ノア:マイナー無し! メジャー茨解除! 以上!
真木優里:んでは次いいかな
敷嶋警部:「チッ…炎ももうもたんか」
GM:では真木さん
真木優里:マイナーでオリジン:サイバー
真木優里:メジャー《絶対の恐怖》《錯覚の香り》
真木優里:11dx+5 敷島警部に攻撃
DoubleCross : (11R10+5[10]) → 10[1,2,2,2,5,6,6,7,8,10,10]+5[5,5]+5 → 20
上戸ノア:妖精ります?
真木優里:不安といえば不安ですが
真木優里:回数侵蝕等問題なければほしいかも
上戸ノア:オッケーでは妖精!
真木優里:1dx+15
DoubleCross : (1R10+15[10]) → 6[6]+15 → 21
上戸ノア:118→122
真木優里:+10ですね
GM:31かな
上戸ノア:あ、15じゃなくて25からですね
敷嶋警部:6dx+11>=31
DoubleCross : (6R10+11[10]>=31) → 10[1,1,2,7,10,10]+8[4,8]+11 → 29 → 失敗
GM:オシイー
永倉文吾:あぶねええええええええ!!!!
真木優里:あっっっぶな
真木優里:ダメージ
芝石花:妖精あってよかった
真木優里:4d10+3
DoubleCross : (4D10+3) → 14[2,1,5,6]+3 → 17
真木優里:装甲無視!
GM:カートリッジ3でカバーします
GM:カートリッジ3は爆散
真木優里:侵蝕107→112
上戸ノア:よ、よかった
GM:演出
真木優里:「近づいてきたわね」
敷嶋警部:「う…」
敷嶋警部:「まだだ!まだだ!」
真木優里:「まああたしはこいつらほど暴力的じゃないから安心なさい」
真木優里:「ただし」
真木優里:「あんたらが持ってきたこれはどうかしらね」FHバンのエンジンが突如起動
敷嶋警部:「何!?」
真木優里:そのまま警部に襲いかかります
敷嶋警部:「うおおお!」
敷嶋警部:緊急回避
真木優里:「あらら、災難ねぇ~!」
敷嶋警部:「避けきれる!」
真木優里:「残念、そこは」
真木優里:「大凶ね!」
敷嶋警部:「なッ?」
真木優里:敷島警部の足元には瓦礫が。
敷嶋警部:カートリッジを起動
敷嶋警部:攻撃を受けて爆散します
永倉文吾:「やっぱり真木さんは、凄いな。」
真木優里:「あたしに気を取られすぎよ、おじさま♡」
芝石花:「ね。いいなあ」
芝石花:「あれくらい口が巧くなりたい」
上戸ノア:「なんせうちのイチオシイリーガルだぜ?」
上戸ノア:「……ははっ、そっち?」
敷嶋警部:「ちっ」
真木優里:「褒めても何も出ないわよ!今のうちに畳み掛けなさい!」
上戸ノア:「ははっ、イエスマム!」
芝石花:「承知いたしました」
GM:ではクリナップ
GM:無しですね
永倉文吾:なし!
GM:セットアップ
上戸ノア:どちらもなし!
GM:こちらはもうない
芝石花:ナシ
永倉文吾:なし!
真木優里:一応攻撃誘導しときましょうか 侵蝕112→115
永倉文吾:たすかるー!
上戸ノア:母……
芝石花:面倒見
GM:やめて
GM:警部のダイスはもう1個よ
真木優里:残っているだけありがたいと思いな!
GM:演出は省いて警部の手番にしましょう
GM:芝さんに運転アタック
GM:最後の《強襲部隊》だ
芝石花:エーン
GM:1dx+11
DoubleCross : (1R10+11[10]) → 5[5]+11 → 16
芝石花:ドッジ
永倉文吾:たけえんだよ……!!
芝石花:4DX@10
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[4,4,7,8] → 8
上戸ノア:メジャー放棄カバー!
上戸ノア:芝さん!あとはまかせた!
GM:ダメージ
GM:2d10+20
DoubleCross : (2D10+20) → 6[3,3]+20 → 26
上戸ノア:倒れます!
上戸ノア:戦闘不能!
敷嶋警部:「攻撃できるヤツを減らせれば!まだ!」
上戸ノア:「そいつぁどうかなあ」
敷嶋警部:スーツの腕を振り上げ殴りかかる
上戸ノア:トン、と軽い調子で進路上に飛び出す。
上戸ノア:「俺たちって、結構似てると思うんだ」
上戸ノア:その一撃が直撃し、四肢があらぬ方向へ曲がる。
芝石花:「……!」庇われたことに気づく。
上戸ノア:(こうやって……仲間の盾になるために飛び出しちゃうところとか、さ)
敷嶋警部:「ちッ!だが一人は一人だ」
上戸ノア:気絶している。動かない。
上戸ノア:攻め手は、残った。
芝石花:「…どうかなあ」
芝石花:「僕は、人に盾になってもらうのは嫌いさ」
芝石花:「循環なんて、思えないよ」
芝石花:静かな、穏やかな調子で言った。
GM:では永倉君の手番
永倉文吾:マイナーなし、メジャーで茨の冠を解除します
永倉文吾:以上
GM:OK
GM:では芝さんの手番
芝石花:待機で
GM:では上戸さんは気絶してるので
GM:真木さんですね
真木優里:マイナーなし、メジャー《絶対の恐怖》《錯覚の香り》
真木優里:ダイス-2は消えてますね?
GM:きえてまーす
真木優里:16dx+7
DoubleCross : (16R10+7[10]) → 10[2,2,3,4,6,6,6,7,8,8,9,9,9,9,10,10]+10[5,10]+5[5]+7 → 32
GM:ぎゃー
敷嶋警部:6dx+11>=32
DoubleCross : (6R10+11[10]>=32) → 10[1,7,7,7,9,10]+8[8]+11 → 29 → 失敗
敷嶋警部:うおー
敷嶋警部:ダメ
真木優里:4d10+3
DoubleCross : (4D10+3) → 25[3,6,9,7]+3 → 28
真木優里:装甲無視
GM:カートリッジを使ってカバー
GM:爆散
GM:かるく演出どうぞ
真木優里:侵蝕115→120
真木優里:「油断大敵。」警部を指差す
真木優里:そこに、頭上から崩れた天井が落ちてくる
敷嶋警部:「くそ!今日の運勢は最悪か!」
GM:スーツのパーツが折れ曲がる
GM:では芝さん
芝石花:マイナーなし
芝石花:メジャー。コンボ:インスタレーション:立方塑像 【コンセ】【カスタマイズ】【レインフォース】【バリアクラッカー】
GM:こい
芝石花:9dx7+6
DoubleCross : (9R10+6[7]) → 10[1,2,3,7,9,9,9,10,10]+10[1,3,4,5,7,8]+5[2,5]+6 → 31
敷嶋警部:6dx+11>=31
DoubleCross : (6R10+11[10]>=31) → 10[1,2,5,6,10,10]+10[8,10]+4[4]+11 → 35 → 成功
永倉文吾:一応《勝利の女神》!!
永倉文吾:遅かった!!!
GM:あいいですよ
GM:女神
芝石花:チ!!
永倉文吾:よかった!!
上戸ノア:ありがてぇ……!
芝石花:強すぎるよ
永倉文吾:達成値+24!55!
永倉文吾:侵蝕が124に
GM:ではドッジ失敗
GM:ダメージをどうぞ
芝石花:4d10+14
DoubleCross : (4D10+14) → 12[3,2,1,6]+14 → 26
永倉文吾:あ、達成値が55になってるので
GM:あと2Dありますよ
永倉文吾:そう!
芝石花:そっか
芝石花:6d10+14
DoubleCross : (6D10+14) → 34[5,8,3,5,6,7]+14 → 48
芝石花:こっちです!
GM:ぎゃわー
永倉文吾:どんなもんじゃい!!
芝石花:永倉くんのくれた力 無駄にはしませんよ
GM:警部のHPは46です
GM:FH装備があれば軽減があったのにな…
芝石花:ギリじゃねーか!
GM:戦闘不能
GM:筋肉モリモリだから
芝石花:www
GM:演出どうぞ
芝石花:では演出
芝石花:「あなたは強い。それほどまでの力を、仲間と共に手に入れたこと」
芝石花:「その強さだけは、僕にも何とか、語る言葉がありそうだ」
芝石花:磁力を付与された粒のひとつひとつが蠢く。銃と融合した体。体と融合した銃。
芝石花:そのすべて、細かな粒のそれぞれに磁力を与え、または切断し、強い指向性を与える。
芝石花:そうして生み出された銃弾が、吸い込まれるような確かさで。対象の身体を抉ろうと飛び出していく。
永倉文吾:《トン》
永倉文吾:と芝さん肩を僅かに押す
敷嶋警部:「クソ…こんなハズでは…」
永倉文吾:それにより、ほんの少し弾道がそれ
永倉文吾:ほんの少し、間がずれる
敷嶋警部:「だが…だが!」
永倉文吾:そのわずかズレが、敷島の予測を大きく外す
芝石花:男の腹を、その弾は貫く。静かに、サイレンサーを仕込んだかのように。
敷嶋警部:「ぐはッ…」
敷嶋警部:「だが…それでも…俺達は」
GM:装甲スーツが解除され
GM:警部は倒れます
GM:戦闘終了
芝石花:「僕も仲間と共に、あなたに見合う手に入れたことを誇りに思います」
芝石花:
芝石花:終了!
芝石花:あ、敷嶋さんを撃ったぶんの侵蝕を加算してないはずなので、足しときます。+11で107→118じゃないかな。
GM:----
『記憶』
GM:戦闘は終わった。
GM:魔女狩り達は気を失っている。
GM:一人を除いては。
敷嶋警部:「ゼェ…ゼェ…」
上戸ノア:「残念だったな。ここまでだよ、敷嶋警部」
敷嶋警部:「年は取りたくないね」
敷嶋警部:「すぐ息が切れちゃうんだもん」
芝石花:銃を腕の形に戻し、警部を静かに見ている。
永倉文吾:「そりゃあ、あんだけ無理すればな」
敷嶋警部:「残念?」
敷嶋警部:「ここまで?」
敷嶋警部:「無理?」
敷嶋警部:「何がだい?」
真木優里:「まぁ~~~~だ何かしようっての?いい加減にしてよ」
GM:装甲の残骸にもたれ掛かる様にして笑う
敷嶋警部:「いやいや、流石にね」
敷嶋警部:「何もできないよ」
芝石花:「出来てくれては困ります」
敷嶋警部:「体ボロボロだし、ほれ、血めっちゃ出てるしさ」
敷嶋警部:「動こうにも体が痛くて困っちゃうよ」
永倉文吾:「じゃ、ここでおとなしくしておけ。」
上戸ノア:「今なら、この場にいる全員の治療が間に合います。ここらへんにしてくれませんか、警部」
敷嶋警部:「それはお願いしたいねぇ。治療してもらいたいもんさ」
敷嶋警部:「でもね。ここまでじゃない」
敷嶋警部:「ここに居るので全員だとでも思ってるの?」
敷嶋警部:「あ、安心して良いよ。増援とかはこないからさ」
敷嶋警部:「戦力は全部ぶち込んでこの結果さ」
敷嶋警部:「戦う根性のある連中は全員さ、今はね」
芝石花:「……もはやあなたがたの意志は広がり続けている」
敷嶋警部:「そ!正解」
芝石花:「それは、あなたの望んだ結果なんですか。警部」
上戸ノア:「いつか第二、第三の、ってか」
敷嶋警部:「あんたらを恨んでる人間がこの街に何人いるか解ってる?」
敷嶋警部:「いつか、か。ハハハ悠長な考え方だぜ、マスター」
上戸ノア:「……なに?」
敷嶋警部:「今回の戦い方で俺は十分に成果を得たと思ってるよ」
敷嶋警部:「喧嘩は負けちまったけどさ」
敷嶋警部:「情報戦ってのなら結構良いセン行ってたんじゃない?」
芝石花:「良いセンどころか」
永倉文吾:「まんまと踊らされたって印象しかないよ」
真木優里:「悔しいことにね」
上戸ノア:「戦術面ではほぼ最適手でしたね」
敷嶋警部:「化けモンと正面切って喧嘩できる根性ある連中なんてほんの僅かだよ」
敷嶋警部:「だって、俺達は人間だもん」
敷嶋警部:「人間には人間の戦い方ってのがある。アンタら相手にそこそこ戦えることを証明できたんだ」
敷嶋警部:「”ウィッチハンター”はもっと増えるぜ」
芝石花:悲しみ、怒るべきか、と思う。僕たちも人間だと。だが、そんなことは無意味だろう。
芝石花:ただ隣の三人を見る。
永倉文吾:「人間の戦いってのは。」
敷嶋警部:「人間だからな、化けモンと違って人間社会に潜むのなんか楽勝さ」
上戸ノア:ため息をつく。
永倉文吾:「落とし所を、妥協点を決めてから始めるもんだと思ってたけどな。」
敷嶋警部:「永倉君よ」
敷嶋警部:「それが法律ってもんなんだよ」
敷嶋警部:「暴れようが人を傷つけようが」
敷嶋警部:「法律に従って罰を受けるって保証があるから」
敷嶋警部:「普通の人間は復讐なんてせずに済むんだ」
敷嶋警部:「それが妥協点で落としどころさ」
上戸ノア:「法が適用されない以上、法が適用されるまで、戦いを続けさせるおつもりですか」
敷嶋警部:「最初から言ってるよ、俺はお前ら法律関係ないからさ」
敷嶋警部:「被害者は泣き寝入りしかできないんだよ」
上戸ノア:「そうですか、じゃあ少し安心しましたよ」
上戸ノア:何故か、緊張していた表情がほぐれる。
敷嶋警部:「勝手に安心でもしてくれ」
上戸ノア:「今のあんたは警官じゃない。ただのテロリストだ」
上戸ノア:「市民を守る警官と話すつもりはあるが、テロリストとの交渉は行わなくていい」
敷嶋警部:「さて、オーヴァードを殺しちゃダメって法律は無いんでね」
真木優里:「その理論だと、あたしらにも法律適用されないわよね」
真木優里:「あんたを拷問しようが何しようが問題ないってわけ。化物ですから」
敷嶋警部:「いいよ、すればいいさ。というかもう既におまえらがそうしてるから」
敷嶋警部:「俺達はこういうふうに動いたんだ」
敷嶋警部:「だから…」
上戸ノア:「お、おやめください真木さん。我々戸籍ありますからね? ね? まずは支部に通報して人を回してもらいましょう」
GM:ぷるるるるるる
真木優里:「……冗談よ、その程度で何か吐くとは思ってないわよ」
GM:電話の着信音が鳴る
GM:ぷるるるるるる
敷嶋警部:「…俺の携帯だな」
敷嶋警部:「でても良い?」
上戸ノア:「こちらにお渡しください」
敷嶋警部:「勝手に持ってけ」
上戸ノア:では携帯を頂いて出ます
???:「もしもし!敷嶋警部?」
上戸ノア:「おう、どうした」 それほどうまい訳でもない声真似
???:「え?誰ですか貴方」
???:「警部はどうしたんですか?」
芝石花:「あれで騙されるのかな?」真木・永倉にこそこそ耳打ち
上戸ノア:「今UGNに同行していただいております」
上戸ノア:「職務の最中に敵対的なオーヴァードの手で負傷してしまいまして」
???:「何言ってるのか、解らないんですけど」
真木優里:「無理でしょ」芝さんに
???:「U?と、とにかく警部に代わってくださいよ」
上戸ノア:「……」
上戸ノア:(話させるか、いや、それとも)
???:「場合によっては公務執行妨害になりますよ!」
上戸ノア:「少々お待ち下さい。今すぐ代わります」
上戸ノア:携帯電話の通話口を塞いでから、三人の方を向く。
上戸ノア:「支部に通報して事情だけ先に伝えといて」」
上戸ノア:そう言ってから敷嶋警部に電話を渡す。
芝石花:十一支部へ通話をはじめる。
敷嶋警部:「はい、敷嶋」
上戸ノア:自分は一挙手一投足も見逃さぬように、敷嶋警部の観察を続ける。
???:「あ、警部。署にいないからどうしたのかと」
真木優里:「あ~……、あたしがやるわ」端末で支部に連絡
敷嶋警部:「村田かぁ」
敷嶋警部:「あー…悪いな。ちょっと飲み過ぎちゃってさあ」
敷嶋警部:「知り合いに介抱してもらってたんだわ」
上戸ノア:(携帯が通じるってことは支部への連絡はできる。今起きていることを支部に伝え続けることはこれでできるはずだ)
???:「相手の人も酔ってません?連行とかなんとか言ってましたけど」
上戸ノア:(敵にオーヴァードさえ居なければ……さあ、どうなる。どうする)
永倉文吾:灯屋を初めとする他のウィッチハンターたちを警戒しつつ、あたりの様子を探っています
敷嶋警部:「いや、悪いね。でちょっと体調も悪いし、今週は有給でもとろうかなって思うんだけど」
敷嶋警部:「今の案件は他のメンバーでも」
???:「なるほど!了解です!」
敷嶋警部:「悪いね」
???:「ところで、どうでした?」
敷嶋警部:「何がだい?」
???:「化け物と戦ってみた感想ですよ!」
上戸ノア:(符牒による会話? いや、それにしても泳がせておくしか……)
敷嶋警部:「な?何言ってんの?」
上戸ノア:「──ッ!?」
???:「勝てなかったみたいですが」
???:「手ごたえはありましたか?」
敷嶋警部:「村田?」
???:「村田?村田って…」
上戸ノア:「真木さん、あんたの能力で逆探知かけられるか?」
???:「誰の事でしたっけ?」
GM:ザザ…ザザ…
GM:周囲の通信にノイズが走る
真木優里:「え?何?どうなってんの!?」
GM:ピー…ガガ…ピー
GM:廃病院のスピーカーから雑音
永倉文吾:「おい、どうなってんだ敷島さん。」
敷嶋警部:「知るかよ」
芝石花:「?」ノイズの影響で乱れた電磁波が、鉄の皮膚に刺さる。
真木優里:「駄目っぽいわね、逆探知……」
???:「あー…テス!テス!聞こえますかね?」
???:「あ?OKかな」
芝石花:ばっと顔をあげる。声のする方向を探す。
上戸ノア:「くっ……また後手に、なに?」
GM:病院の院内放送用スピーカー全てから声がする
上戸ノア:廃病院の方を見る。
永倉文吾:「聞こえてるよ」
永倉文吾:と、返事をする。こうなったら腹をくくるしかないだろう。
???:「内緒話だと電話取り上げられるかもしれないので」
???:「皆さんも聞こえたほうが安心でしょう」
???:「ですよね。警部どの」
芝石花:「お名前を教えて頂きたい」冷や汗を流しながら、言う
敷嶋警部:「何を言ってる!どういう事だ!」
???:「あ、申し訳ない。今は警部とお話ちゅうですので」
上戸ノア:「やれやれ……本物の魔女のお出ましか」
???:「自己紹介はあとで良いでしょうか?」
GM:口調はかなり落ち着いたものに変わっている
敷嶋警部:「村田…なのか」
???:「まず、一つお詫びしたいのですが」
???:「村田…という人物は存在しません」
敷嶋警部:「何を…何を言って」
???:「誰も知りませんよ、村田さん。署の人間だって知らない」
???:「だって、居ませんからね」
敷嶋警部:「じゃあ、あれは誰だっていうんだ!」
???:「申し訳ないんですが。そんな人はいないんですよ警部」
???:「誰も見た人は居ません。貴方と一緒には誰も捜査したりしていない」
敷嶋警部:「馬鹿な…いや、じゃあ俺の記憶は」
???:「記憶、というは人間に蓄積された『情報』です」
敷嶋警部:「俺を騙していたのか?いや、だが何のためだ」
???:「それを説明するにはUGNの方の力を借りたほうが理解しやすいかもしれませんね」
???:「えーと、そこの女性の方」
???:「貴方が一番情報の精査は得意そうですね」
真木優里:「……あ、あたし!?」
???:「データ通信を少し解除するので」
???:「警部について調べてみてはいかがでしょうか?」
GM:敷嶋警部について 情報:UGN5 です
真木優里:調べましょう
真木優里:シーン継続ならオリジンも効いてますね
GM:効いてます
真木優里:10dx+6
DoubleCross : (10R10+6[10]) → 10[2,2,3,5,7,8,8,9,10,10]+7[6,7]+6 → 23
上戸ノア:ヒューッ!
芝石花:全知全能だからね
真木優里:固定値で十分
永倉文吾:やったぜ
敷嶋警部について
敷…mdぺおこ…嶋良…のsl、:sclp…太郎。
4年前に殉職。死亡時の階級は警部。
4年前に部下と共にUGNとFHの戦闘に巻き込まれて死亡している。
データ改竄の痕跡あり
???:「どうでしたか?」
真木優里:「な、……」「何よこれ……」
真木優里:「死亡……?」
芝石花:「…!?」真木さんのほうを覗き込もうとする。
敷嶋警部:「は?」
永倉文吾:「どうした。真木さん。」
敷嶋警部:「誰が死んだって?」
真木優里:「敷島警部は、4年前に部下とともに殉職したことになってる」
敷嶋警部:「何言ってる!俺はここに居るだろうが!」
芝石花:「え……」
上戸ノア:「…………」
敷嶋警部:「おいおい、冗談はヨシ子ちゃんだぜ」
真木優里:「だから訳わかんないんでしょうがッ!」
上戸ノア:(幽霊)
芝石花:「そんなものは、記憶の改竄どころじゃない」
真木優里:「あんたは……『何』なの?」
???:「さて、では」
上戸ノア:(独り歩きする情報を、幽霊と呼ぶ、が)
永倉文吾:「情報が改ざんされているってのは?」
上戸ノア:言えない。とても、そんなこと。
???:「思い出せます?」
???:「自分が誰だったか?」
GM:Dロイス《怪人》が解除されました
敷嶋警部:「な…」
敷嶋警部:「なんだ…これは…」
???:「4年以上前の事を思い出せますか?」
???:「敷嶋さんみたいな方」
敷嶋警部:「ば、馬鹿な…こんな…何だ」
???:「あの頃は沢山人が死にましたからね」
???:「だれも全てを把握できなかった」
真木優里:「情報が改竄されてるとかそれどころの話じゃないわよ、これ」
???:「いやー、懐かしいですね。何十年も前にも同じことがあった」
???:「だから、簡単でした。代わりを用意するのは」
???:「全ての記憶を消した、何者でもない人に」
???:「記憶を入れれば良いだけですからね」
上戸ノア:「カードか……!」
???:「カードの副産物です」
???:「カードはね難しいんですよ」
???:「記憶だけなら簡単ですよ、それってつまり」
???:「ただの『情報』に過ぎないですから」
上戸ノア:「人間の記憶を……てめぇ、なんだと思って……!」
敷嶋警部:ブツブツとううわ言を呟いている
???:「人の話を聞いていないのか、理解力がないのか」
???:「『情報』だと言ったのが聞こえませんでしたか?」
???:「カードの事を知っているのなら話は早い」
???:「あれは、カード化するには常人を超えた意思を持っている人間が素体にならないといけないのです」
???:「その強い意思ですら。入れ物になった体の意思が強ければ逆に侵食され混濁してしまう」
GM:永倉君は思い出しても良いでしょう
GM:カードの記憶が混濁したヤクザが居た事を
永倉文吾:「………」
???:「それで僕は考えたわけです」
???:「強い意思で逆にカードの人格を塗り替える事は出来ないかと」
???:「一人では難しい、しかも同じような意思が沢山必要だ」
上戸ノア:「……吐き気がする」
???:「復讐というのは、うってつけだ」
???:「皆が同じ方を向く」
???:「人間と言うのは素晴らしいと思いませんか」
???:「たった一人に特定の記憶を与えれば」
???:「四年かけてここまでの事を成し遂げてくれるんです」
永倉文吾:「で。」
???:「一人でいい」
永倉文吾:「延々と聞いても居ないことを説明してくれたが、俺達にどうしてほしいんだ?」
永倉文吾:「褒めてほしいのか?」
???:「一粒の種。それで、勝手に広がります。僕はそれを収穫するだけです」
上戸ノア:「一人居れば、情報は勝手に増えていく。語り継がれていく、か」
???:「いえ別に?」
???:「知りたそうだったから、と言うのと」
???:「これを聞いた敷嶋さんがより最適化すると思ったからです」
真木優里:「最適化?」
GM:ヒュッ
GM:病院の屋上から影が飛び降りてくる
永倉文吾:「……ッ」
永倉文吾:背後に飛び影から距離を取ろうとする
芝石花:「もう警部とのお話は終わったでしょう?
GM:警部の傍にそれは降り立つ
ツィマーマン:「何だ…本当に」
上戸ノア:「復活したか……! 噂通りに!」
芝石花:「……!?」
ツィマーマン:警部の肩に手を乗せる
GM:ずるりと漆黒のカードが浮かび上がる
???:「良い出来だ、対馬軍曹」
敷嶋警部:「何だ…それは…俺の…何だ」
芝石花:「けっこうな威力で撃ったつもり、だったんだけどな」
芝石花:「……まったく……!」表情がゆがむ。
永倉文吾:「なら今からでももう一度殺せばいい。」
ツィマーマン:「何なんだ…気楽に…暮らしていたのに」
永倉文吾:といって殺意を込めた声を放ちます
永倉文吾:空気の揺らぎがかまいちたちとなってツィマーマンを切り裂こうとする
ツィマーマン:体に亀裂が入るが
ツィマーマン:再生する
GM:Eロイス《不滅の妄執》
永倉文吾:「……せめて応えるぐらいはしてほしんだがな。」
ツィマーマン:「兵種は…工兵」
永倉文吾:舌打ちをしながら、ツィアーマンを睨む
ツィマーマン:「階級は…技官付き軍曹」
ツィマーマン:「カードの名は…ダイヤの9」
ツィマーマン:「”大工(ツィマーマン)”対馬平五郎軍曹」
ツィマーマン:「原隊に復帰する」
芝石花:「魔女狩りのはずが、幽霊退治か」
上戸ノア:「まあいいじゃないか。幽霊退治なら人間らしい」
真木優里:「冗談じゃないわよ」
真木優里:「危険手当3倍請求してやるわ」
上戸ノア:「理屈は分かった。分かったよ。分かってるさ。誰よりも」
上戸ノア:「ああ、俺のへそくりぶちこんでやるから、全力でぶち殺してくれぃ」
上戸ノア:「個人的に、こいつらは気に食わん」
上戸ノア:拳を固く握りしめる。
上戸ノア:「記憶は情報。分かるよ。世界は情報で出来ている。記憶とて例外じゃない。無数の統一された意思を持つ人間を使って、製造困難なカードに臨む方向で調整を加えることは、確かに可能だろう」
上戸ノア:「具体例もある。俺だ。俺の血に流れる命の半分以上は伝承という情報とレネゲイドで出来ているんだからな。俺の存在そのものが、統一された複数の人間の意思によって規定されている。正しいよ、お前は、お前たちの理屈は」
上戸ノア:「だから、気に食わない。俺が、そんな枠に押し込められることがな……」
上戸ノア:「お三方、付き合ってもらえるかな?」
真木優里:「毒も喰らわば皿までってとこね」
芝石花:「ここまで足を踏み入れたらね」
永倉文吾:「仕事だからな。最後まで付き合うさ」
永倉文吾:「しかし、あんたでも怒ることがあるんだな。」
上戸ノア:「……ッ」
上戸ノア:ふ、と笑う。
芝石花:たしかに。いいものが見られたね」
永倉文吾:「人間らしいぜ」
上戸ノア:「ははっ、らしくやろうぜ!」
真木優里:「面白いもん見れたし、危険手当2倍にまけといてやるわ」
???:「やる気があって大変素晴らしい」
???:「これもまた統一された意思ですね」
???:「ああ、警部…もう警部じゃないんですが」
敷嶋警部:「何だ…」
???:「貴方の作った組織は大変素晴らしい出来でした」
???:「特良です。大事に使わせていただきますね」
敷嶋警部:「お、お前ッ!
敷嶋警部:「お前!彼らが!」
???:「最初は仮初でしたが、それも貴方が育てた自己ですね」
???:「対馬軍曹」
ツィマーマン:カードを掲げる
GM:カードから憎悪の妄念が溢れ出る
GM:《潜伏憎悪》
《傲慢な理想》
《傲慢な理想》
《傲慢な理想》
GM:のEロイスが発動します
GM:対象はN市全域
GM:少なくない人間の心に
GM:オーヴァードへの《憎悪》が付与されました
GM:潜在的に怪物への敵愾心が煽られていきます
???:「調整すれば中々使い出の有りそうなものになりましたね」
???:「今回はオーヴァードへの憎悪ですが、ふむ特定の対象などに調整すれば」
???:「おっと、思考はまたあとで良いでしょう」
永倉文吾:「………」
???:「では皆さんも満身創痍であることですし」
???:「対馬君を見逃してくれると嬉しいのですが」
???:「そうはいきませんよね?」
上戸ノア:「ダメだろ、俺たちはUGNで」
永倉文吾:「そのカードから、厄介な空気が漂ってるんだよ。」
上戸ノア:「お前たちはテロリストだ」
GM:そのカードを持ち帰られるとかなりヤバい事になるのは明白です
永倉文吾:「流石にそれは放ってはおけない。仕事どころじゃなくなりそうだ。」
???:「酷い言われですが、これでも昔は国の為に頑張っていたんですよ?」
芝石花:「そんなことに意味を見出しているのは」
芝石花:「あなたも俺たちも違うだろう?この発狂している」
芝石花:「亡霊だけだ」
永倉文吾:憎悪、厭悪、唾棄、厭悪、忌避、 厭忌。様々な負の言葉で綴ろうとしても足りない、思わず身動いでしまうほどの、強い負の感情をあのカードから感じる。
???:「まあ、今は別に国の事とかどうでも良いんですよ」
???:「軍、無くなってしまいましたし」
芝石花:「だろうね。僕もそう思うよ」
???:「見逃せないなら、仕方ない」
???:「対馬君」
真木優里:「旧日本軍、マジでろくなことしないわね!」
???:「”返してあげなさい”」
ツィマーマン:カードを敷嶋警部の頭に差し込む
敷嶋警部だったモノ:「あ゛」
敷嶋警部だったモノ:「憎い」
敷嶋警部だったモノ:「恋人を家族を殺された」
敷嶋警部だったモノ:「仕事を奪われたやつらは好き勝手に動いている」
永倉文吾:「少なくとも、あのカードはマジでろくなもんじゃないな。」
上戸ノア:「どっちが魔女だよ、本当にさ」
敷嶋警部だったモノ:「憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い」
???:「それは君が育てて、周りから集めた憎悪だ」
???:「少しは知ってもらうといい、その感情を」
???:「それでは、僕は失礼する」
???:「対馬君、あとは宜しく」
???:「おお、そうだ」
???:「名乗らなければ失礼だった」
???:「僕は荘都。階級は技術少尉だった」
荘都技術少尉:「では、さようなら」
GM:プッ…ザー…ザー…
真木優里:「随分大物ね、お名前を聞けて光栄だわ」
芝石花:「……はは」息が漏れたような。苦し気な笑いが滲む。
上戸ノア:「覚えたぜ。その名前」
芝石花:「どうしてこんな亡霊騒ぎに」
芝石花:「生きてる人間が振り回されなくちゃいけないんだろうな……」
永倉文吾:「亡霊を作るのも」
上戸ノア:「生きてるから。生き続けなきゃいけないからさ」
ツィマーマン:「人生は…思い通りに…ならん」
永倉文吾:「亡霊に決着を着けてやるのも人間にしか出来ないからな」
芝石花:「ああ。そうやって、人は作品を、芸術を、残してきたんだっけな」
ツィマーマン:「俺の…人生も…」
ツィマーマン:「お前達の…人生も…だ」
ツィマーマン:「何なんだ…本当に…」
真木優里:「ご安心なさい対馬さん」
真木優里:「もう人生のことなんか考えなくてもいいわ」
真木優里:「地獄に送り返してやるわ!」
芝石花:「それが人の思いでも。でもそれが、今を生きる人間を害するのなら、足を止めるべきなんだ」
芝石花:「そうでないなら、それは何も伝えられない。伝えられない『作品』なんて」
芝石花:「そんなものは、悲しすぎる」
真木優里:「ハン!面白くなってきたじゃない」
真木優里:「さっきまで狩られる側だったけど、倍返しにしてやるわ」
真木優里:「上戸!ビシッと決めてやんなさいな」
上戸ノア:「おうともさ」
真木優里:「ここからはあたしたちが……」
上戸ノア:「ウィッチハンター!」
真木優里:「ひざまづいて称えなさい!」
上戸ノア/真木優里:『魔女を焼く者の名を!』
GM:----
GM:シーン終了です
GM:ロイスだけとってもいいよ 回復とかもできるならOK
上戸ノア:うおー!
上戸ノア:応急きっとちょうだい!
真木優里:ロイスはフルで無傷なので終了
GM:無傷…こわ
上戸ノア:1+2d10 手持ち応急キット使用
DoubleCross : (1+2D10) → 1+14[10,4] → 15
永倉文吾:応急手当あげる
上戸ノア:わぁい!
上戸ノア:15+2d10
DoubleCross : (15+2D10) → 15+15[6,9] → 30
芝石花:じゃあ永倉君いる?
上戸ノア:よし! 時間凍結撃てる!
芝石花:ロイス取ろう
永倉文吾:僕はいらない!
永倉文吾:もうどうせ死ぬだろうし
芝石花:荘都技術少尉 P:興味/N:〇憤怒
芝石花:じゃあ自分でつかおっかな
芝石花:13+2d10
DoubleCross : (13+2D10) → 13+11[3,8] → 24
芝石花:自分は以上です
クライマックスシーン 『魔女の舞踏会』
GM:----
GM:クライマックスは全員登場です
GM:登場をどうぞ
永倉文吾:永倉文吾の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕:124->128)
芝石花:芝石花の侵蝕を+1(1d10->1)した(侵蝕:118->119)
上戸ノア:上戸ノアの侵蝕を+9(1d10->9)した(侵蝕:122->131)
真木優里:真木優里の侵蝕を6上昇(侵蝕:120->126)
GM:----
GM:クライマックスシーン 『魔女の舞踏会(ワルプルギス)』
GM:廃病院の敷地に月明かりがさす。
GM:病院の白い建物には経年劣化と思しき汚れが目立つ
GM:雨どいや配管から流れ落ちたそれは鉄錆びで赤く染まっている。
GM:それはまるで血のようで。
GM:月と星の光を反射していた。
GM:敷嶋警部とかつて呼ばれた何者でもない男。
GM:いや、何者かではあったのだろう。
GM:過去を奪われた男。
GM:そして4年間を生きた男。
GM:その全てを否定された怒りと憎しみ。
GM:そして彼だけでない憎悪を流し込まれ。
GM:その姿は異形に歪む。
GM:貌は無くがらんどうだ。
GM:何かがごぽごぽと溢れだしている。
GM:その周囲には可視化できるほどの憎しみが漂っている。
GM:そしてもう一人。
GM:男は大工だった。
GM:ただ何かを造っていれば幸せだった。
GM:宮大工の家に生まれ。
GM:寺や神社を建てる。
GM:そう考えていた。
GM:戦争が、それを許さなかった。
GM:卓越した技量と意思の強さと呪術への理解と才能が。
GM:それがなければ。
GM:こんな風にはならなかったかもしれない。
GM:何も自由にはならない。
GM:殺戮と破壊は彼の望むものではなく。
GM:だがそれが染みついてしまった。
GM:だが、彼の才能を認め。
GM:良い待遇を与えた上官への忠誠は忘れない。
GM:それだけだ。
GM:彼らを包むのは”呪い”。
GM:人を喰らう魔女の”呪い”なのだ。
GM:戦闘を開始します
GM:配置はこんな感じ
“ツィマーマン”(10) 敷嶋?(14)
↑
10m
↓
永倉(11) 芝(9) 上戸(7) 真木(4)
GM:セットアップ
上戸ノア:とくになし!
永倉文吾:なし!
真木優里:《攻撃誘導》敷島警部だったものに
真木優里:侵蝕126→129
GM:あ、ごめんなさい
芝石花:ないです
GM:衝動判定を忘れていた
真木優里:おっと
永倉文吾:チクショウ!!
GM:圧倒的な呪いが君達を蝕む
芝石花:そういえば
GM:目標値は8
上戸ノア:ひえーっ
真木優里:5dx>=8
DoubleCross : (5R10[10]>=8) → 10[1,6,8,8,10]+10[10]+5[5] → 25 → 成功
真木優里:鋼
上戸ノア:ヒューマンズネイバーを発動!
GM:あまり意味は無いけど《堕落の誘い》
GM:Eロイスで効果は侵蝕99以下なら衝動判定失敗で100になるんだけど
GM:まあバックトラック増えるだけでのサービスですね
真木優里:129+2d10
DoubleCross : (129+2D10) → 129+14[9,5] → 143
上戸ノア:6dx+1>=8
DoubleCross : (6R10+1[10]>=8) → 10[4,6,6,9,10,10]+7[6,7]+1 → 18 → 成功
上戸ノア:131+2d10
DoubleCross : (131+2D10) → 131+6[2,4] → 137
永倉文吾:9dx+4>=8
DoubleCross : (9R10+4[10]>=8) → 10[1,1,5,5,7,7,8,10,10]+5[3,5]+4 → 19 → 成功
永倉文吾:永倉文吾の侵蝕率を+14(2d10->8,6)した(侵蝕:128->142)
永倉文吾:ぎゃふん
芝石花:1DX+1>=8
DoubleCross : (1R10+1[10]>=8) → 6[6]+1 → 7 → 失敗
GM:ダイスボーナスあるから
GM:もうちょっと振れるんじゃよ
芝石花:ヌ ありがとうです
永倉文吾:3DX+1で振りたせます
芝石花:3DX+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 9[5,9,9]+1 → 10
永倉文吾:やったぜ
GM:成功ですね
上戸ノア:やったぜ!
真木優里:セーフ
上戸ノア:カバーができますね芝さん!
芝石花:ぬー すいませんありがとうです
芝石花:はい…芝庇います…
芝石花:芝石花の侵蝕を+13(2d10->7,6)した(侵蝕:119->132)
永倉文吾:そんな余裕があると思ったか!!
真木優里:有難ッス!
GM:ではセットアップの続き
ツィマーマン:Eロイス《楔の呪い》
ツィマーマン:これはEロイス二個分に相当します
ツィマーマン:このラウンドではタイタスの昇華を戦闘不能の復活以外には使えません
永倉文吾:ファック
真木優里:くっ
上戸ノア:邪悪!
芝石花:ひー
GM:ロイスを失ってないのは 真木さんか
GM:ちょうどいいかな
真木優里:何の確認だろう……
敷嶋警部だったモノ:Eロイス《憎しみの楔》
永倉文吾:元警部!!
上戸ノア:げぇーっ!
GM:そうだなー 常連客のロイスをタイタスに変えてみようか
GM:君に群がるくだらない人間たちが
真木優里:や、やろう 大事な金づるだぞ
GM:憎く感じるかもしれない
GM:では演出
GM:先にツィマーマンから
真木優里:ウス
ツィマーマン:「全て…だ」
ツィマーマン:「釘は…繋止める」
ツィマーマン:「あらゆる…物を」
GM:コン…!
GM:君達の体に怖気が走る
GM:何かを体に打ち込まれたかのような感覚
GM:それはきっと良くないものだ
永倉文吾:〈ぞわり〉
永倉文吾:呪術に関する知識などない、それでも、何かをされた恐怖だけは伝わってくる
永倉文吾:「前に相手した時より、厄介そうだな」
上戸ノア:「ああ、出力が初戦と段違いだ……! これは戦闘中に解除できん。最速で倒すぜ」
芝石花:(つめたい)(重い)(痛い)
芝石花:思考を経ていない、純粋な不快感が脳を揺らす。
芝石花:「……ああ!」
真木優里:「呪い、ねえ」
真木優里:「……はあ。言わんこっちゃないわねおじさま」
敷嶋警部だったモノ:「…」
真木優里:「哀れすぎて掛ける言葉もないわ」
真木優里:「せめてさっさと地獄に落ちなさい」
敷嶋警部だったモノ:「あ”」
真木優里:「寂しくないようにあの少尉殿もすぐに送ってあげるわ」
敷嶋警部だったモノ:「地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄」
真木優里:「……げ。なんか変な地雷踏んだっぽいわね……」
敷嶋警部だったモノ:「おまえが…おちろ…みなが…おまえを…おそれている」
敷嶋警部だったモノ:「おまえの…まわりに…あるまるにんげん…」
敷嶋警部だったモノ:「ばけものを…おそれている…わかる…はずだ」
GM:その言葉は、真実の様に君の頭に響く
GM:君を頼る依頼人たちの目は
GM:怯えていなかったか?
真木優里:「……!」何かが裏返った感覚
GM:恐怖に歪んでいなかったか?
GM:怪物を見るような
GM:そんな目ではなかったか?
GM:君はその視線を今も感じている
真木優里:「……っ!」
真木優里:「やめなさいよ……」
敷嶋警部だったモノ:「やめねえよ」
敷嶋警部だったモノ:「言っただろ?終わりじゃないのさ」
敷嶋警部だったモノ:「あ”」
敷嶋警部だったモノ:「う゛あ゛」
真木優里:「うるさいッ!そんな目であたしを見るなッ!」
GM:イニシアチブプロセス
上戸ノア:何もなければ時間凍結うちます!
敷嶋警部だったモノ:異形の転身を使用します
真木優里:小癪
永倉文吾:にゃがー!?
上戸ノア:うー! にゃー!
敷嶋警部だったモノ:戦闘移動で君達に接敵 エンゲージします
敷嶋警部だったモノ:ザザ…ザ…ガガ…
敷嶋警部だったモノ:空間にノイズの走るような感覚
敷嶋警部だったモノ:君達はほんの一瞬眩暈のような感覚を覚える
敷嶋警部だったモノ:それだけだ
敷嶋警部だったモノ:ただ、ほんの一瞬、それから目を離した
敷嶋警部だったモノ:その時にはもう
敷嶋警部だったモノ:それは君達の目の前に立っていた
永倉文吾:「……ッ!!」
永倉文吾:単純な速度の問題ではない。
永倉文吾:拍子を外されたというわけではない。
永倉文吾:まして油断していたわけでもない
永倉文吾:それなのに、まるで最初から決まっていたことであるかのように、距離を詰められている。
敷嶋警部だったモノ:「よ゛お゛、け゛ん゛き゛か゛い゛?゛」
敷嶋警部だったモノ:「う゛あ゛」
真木優里:「……おかげさまで、最悪よ」
芝石花:「真木さん、なにかされたか」
真木優里:「『なにかされた』ことしかわかんないわね」
GM:ずるり片手を上げそれは攻撃態勢に入ろうとしている
GM:再びイニシアチブプロセス
上戸ノア:何もなければ今度こそ時間凍結!
GM:どうぞ
上戸ノア:ではマイナーでオリジン:レジェンド
上戸ノア:137→139
上戸ノア:時間凍結もあったので139→144でHPは5
上戸ノア:メジャーで
秘仏開帳・虚空門如来→死神の瞳+縛鎖の空間+要の陣形
上戸ノア:対象はツィマーマンと敷嶋警部だったもの
上戸ノア:問題なければ判定入ります
GM:どうぞ
上戸ノア:3dx+19 RC
DoubleCross : (3R10+19[10]) → 7[3,7,7]+19 → 26
上戸ノア:迷うけど……このままで!
永倉文吾:どうだおらーー!!
敷嶋警部だったモノ:ドッジ
敷嶋警部だったモノ:10dx+11>=26
DoubleCross : (10R10+11[10]>=26) → 10[2,2,4,6,6,7,7,8,10,10]+7[5,7]+11 → 28 → 成功
真木優里:なんなんだアンタ
芝石花:人類の可能性
上戸ノア:うそだろ……
永倉文吾:クレイジー……
ツィマーマン:ドッジします
ツィマーマン:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,2,6,6,7,8,10]+1[1] → 11
ツィマーマン:こっちはダメ
芝石花:よしよしえらいね
上戸ノア:ツィマーマンが固定値11あってもあたってたので
上戸ノア:そこまで間違った判断はしてないんだよな……!? 警部!
上戸ノア:では演出
上戸ノア:「なに、落ち着きな、みんな」
上戸ノア:パチリ、と指を弾く。
上戸ノア:「真木さんへの呪詛を用いた負の感情感染、そして今行った霊体と実体を併せ持つ呪霊の特性を応用した移動術、どれも理屈の存在する心霊現象の情報を元にレネゲイドの力を活性化させ実現した物理現象だ」
上戸ノア:次の瞬間、時間が──凍りつく。
上戸ノア:灰色に染まる風景の中、低く低く男の声が響く。
上戸ノア:「第一に感染呪術。人間的感情を有しないジャームが、人の形を持ち、戦闘という接触を通じて人間の精神を非人間的領域まで引きずり込む呪術を応用した感情への攻撃。真木さんが食らったのが、それ」
上戸ノア:話しながら、左手の四指の上に右手の四指を重ね、親指の先を合わせる。
上戸ノア:禅定印。それは精神を統御し、彼のレネゲイドビーイングとしての力と肉体を呼び起こした。
上戸ノア:「第二に『霊感が無いと知覚できない世界に悪霊は存在する』という伝承を用いて励起されたレネゲイドによる瞬間的移動。ジャームが高速で攻撃を仕掛けている事象と、物理的にはそう違いは無い」
上戸ノア:続いて結んだそれは智拳印と呼ばれる。
上戸ノア:左手の人差し指を立て右手で握り込む。
上戸ノア:静止した時間の中に上戸ノアを繋ぎ止める“伝承(レジェンド)”の因子が励起。
上戸ノア:無数の球体によって構築された異形の曼荼羅を構築し、その輝きがツィマーマンと敷嶋警部だったものを聖性に満ちた光で照らし、動きを鈍らせんと働き始めた。
上戸ノア:「怯えなくていい。恐れなくていい。ただ戦おう。不思議なことなど、何もないんだから」
上戸ノア:法の光が世に満ちる。
ツィマーマン:「何なんだ…うっとおしい…その光は」
ツィマーマン:「邪魔だ…ああ、思い通りに…ならない」
敷嶋警部だったモノ:それは嗤った
敷嶋警部だったモノ:まるでその光が下らない者であるかのように嗤った
敷嶋警部だったモノ:そんなモノで救われるなら
敷嶋警部だったモノ:俺達は、私達は、僕達は
敷嶋警部だったモノ:「こんなに苦しんじゃあ、いないんだよ」
敷嶋警部だったモノ:「冗談、きついぜ」
敷嶋警部だったモノ:「う゛う゛あ゛」
芝石花:「……終わらせてやるだけが救いなら」
芝石花:「なるほど、僕たちの出番かもな」冗談めかした軽やかな声を出す。
永倉文吾:「頼りにしてるぜ。」
上戸ノア:「ああ、救おう。彼らを」
上戸ノア:侵蝕144→153
命中したツィマーマンは次回被ダメージ+8d 重圧&放心
GM:ガードエフェクトを封じられるのが辛いよう
GM:では再びイニシアチブ
芝石花:《触媒》を使用します。対象は永倉くん。
永倉文吾:動きます!!
永倉文吾:マイナーなし、メジャーで《サイレンの魔女》
永倉文吾:能力訓練:精神も使用
永倉文吾:(6+4+1)dx+11
DoubleCross : (11R10+11[10]) → 10[1,1,2,4,6,6,6,8,9,9,10]+7[7]+11 → 28
永倉文吾:どやー!
上戸ノア:妖精の手
永倉文吾:ありがとう!!
上戸ノア:同値回避されかねないので!
永倉文吾:1dx+31
DoubleCross : (1R10+31[10]) → 8[8]+31 → 39
永倉文吾:1足りない!
上戸ノア:よっしゃあ!
上戸ノア:惜しい!
敷嶋警部だったモノ:ドッジ
敷嶋警部だったモノ:10dx+11
DoubleCross : (10R10+11[10]) → 10[1,2,3,3,3,3,7,9,9,10]+2[2]+11 → 23
永倉文吾:ひゅー…!
ツィマーマン:ドッジ
ツィマーマン:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 7[2,3,3,4,6,7,7] → 7
上戸ノア:153→157
GM:ダメ
GM:ダメージください
上戸ノア:ダメージロールに力の法則!
永倉文吾:じゃあダメージ出します。ルール・オブ・パワーはいただけて?
上戸ノア:+4dじゃい!
永倉文吾:いくぞい!
上戸ノア:ツィマさんはこれに+8dも加わる
上戸ノア:157→161
永倉文吾:4d10+4d10+18
DoubleCross : (4D10+4D10+18) → 16[4,1,2,9]+14[2,5,4,3]+18 → 48
永倉文吾:腐ってしまった!!
永倉文吾:ツィマさん分の8d10
永倉文吾:8d10+48
DoubleCross : (8D10+48) → 37[1,9,5,1,3,2,8,8]+48 → 85
永倉文吾:どうだ!!
永倉文吾:侵蝕が147に
敷嶋警部だったモノ:そこそこ喰らいましたが まだ大丈夫
ツィマーマン:正直キツイけど まだ耐える
GM:演出をどーぞ
芝石花:左手を軽く握り、開く。
芝石花:トン、と永倉さんの肩を押す。
芝石花:彼がそうしてくれたように。
芝石花:かすかな稲妻が皮膚から通り、心地よい痺れと、レネゲイドの活性を呼び起こす。
芝石花:「頼りにするのはこっちさ」
芝石花:状況に似つかわしくない、穏やかな声で。
芝石花:「いっておいで」
上戸ノア:「おん ばざら たらま きりく──今だ」
上戸ノア:ツィマーマンと警部だったモノへ、数珠のような光が絡みつく。
永倉文吾:芝の手に背中を押され
永倉文吾:上戸の光に導かれるようにして
永倉文吾:毛筋ほどの迷いもなく
永倉文吾:殺意の籠もった声をツィマーマンと警部だったモノに届かせる
永倉文吾:敷島警部を憐れむ気持ちはある。
永倉文吾:ツィマーマンにも、多少の同情するべきところはあるのかもしれない。
永倉文吾:それでも
永倉文吾:今の永倉文吾は躊躇なく彼らに殺意を向けることが出来る
永倉文吾:そういう訓練を積んできた。
永倉文吾:そうしなければ死ぬような世界で生き抜いてきた
永倉文吾:「ああああああああああああああああああああああああ!!!!」
永倉文吾:ビリッ!! ビリッ!! ビリッ!! ビリッ!!
永倉文吾:周囲のビル群さえ砕けるが如く暴力的な質量をもった猿叫が二人に襲いかかる!
敷嶋警部だったモノ:体が大きく歪み
敷嶋警部だったモノ:がらんどうの貌からゴボゴボと良く解らないものが噴き出る
敷嶋警部だったモノ:「げ…ゲゲゲ」
永倉文吾:「ああ、クソ。」
永倉文吾:「あんたが、バケモンみてえな耐え方をするんじゃねえよ。」
ツィマーマン:大きく体を引き裂かれ出血
永倉文吾:好きな相手ではなかった。むしろ以前痛い目に合わされた悪い親父だった。
永倉文吾:それでも、自分が擦り切れてしまう前の知己だった。
永倉文吾:それが、こんな姿になっていることに、されてしまったことに、強い不快感を覚える
ツィマーマン:「かはッ…こんな目に…何度もあうのは…あの南方の…」
ツィマーマン:「戦場以来…だ」
ツィマーマン:「ここは…死ぬしか…ない…戦場…ではない」
永倉文吾:「戦場だよ。」
ツィマーマン:「そうだ…戦場だ」
ツィマーマン:「少尉が与えてくれた戦場だッ!」
永倉文吾:「俺が、あんたらを殺す気で立っている。」
永倉文吾:「なら、ここは戦場だ。」
GM:では敷嶋警部の手番になります
永倉文吾:もういい!休め!!
GM:マイナーで《骨の銃》
GM:《死招きの爪》
GM:メジャーで《コンセントレイト》《死神の手》《うごめく弾丸》
GM:対象は真木さん
真木優里:ダヴァイッ
敷嶋警部だったモノ:16dx7+10
DoubleCross : (16R10+10[7]) → 10[1,1,3,3,4,4,5,5,7,7,7,7,8,8,9,9]+10[2,2,4,5,6,6,8,10]+6[5,6]+10 → 36
真木優里:上等よ
GM:ダメージ通ると重圧
真木優里:ドッジ!《リフレックス》《命の盾》《錯覚の香り》
真木優里:10dx7+3
DoubleCross : (10R10+3[7]) → 10[1,2,3,3,3,3,4,8,9,9]+10[1,8,10]+10[2,7]+5[5]+3 → 38
永倉文吾:やったーーーー!!!
芝石花:さすがや
真木優里:侵蝕129→134
GM:演出
敷嶋警部だったモノ:人差し指を君の方に向け鉄砲をうつ真似事の様な動作で構える
敷嶋警部だったモノ:「止まりなさい」
敷嶋警部だったモノ: 「そこのひと」
敷嶋警部だったモノ: 「ぶきをすてて」
敷嶋警部だったモノ:「てをあげなさい」
敷嶋警部だったモノ: 「ていこうしても」
敷嶋警部だったモノ:「むだだ」
敷嶋警部だったモノ: 「とまりなさい」
敷嶋警部だったモノ: 「とまりなさい」
敷嶋警部だったモノ:「ていこするなら」
敷嶋警部だったモノ: 「はっぽうする」
敷嶋警部だったモノ: 「とまりなさい」
敷嶋警部だったモノ:「とまりなさい」
敷嶋警部だったモノ: 「ばん!」
GM:呪いの塊の様に蠢き悲鳴のような風切り音をあげて
GM:その弾丸は君に飛来する
真木優里:「……武器は持ってないし、抵抗もしないわよ」両手を上げる
真木優里:「ただその弾丸は」一歩下がる
真木優里:「当たらない」その弾丸は、脇をすり抜けていく
敷嶋警部だったモノ:「あ゛?」
敷嶋警部だったモノ:「ひゅう!やるじゃない」
敷嶋警部だったモノ:「う゛」
真木優里:「ぶっ壊れたレコーダーみたいになっちゃって」
真木優里:「もうまともに狙いもつけられてないんじゃないの?」
GM:永倉君の手番かな
永倉文吾:うっす
永倉文吾:マイナーなし
永倉文吾:メジャーでサイレンの魔女
永倉文吾:(6+4)dx+11
DoubleCross : (10R10+11[10]) → 10[2,3,4,4,4,5,5,10,10,10]+10[9,9,10]+4[4]+11 → 35
永倉文吾:おらー!!
永倉文吾:《勝利の女神》!達成値+24、59!
永倉文吾:侵蝕が151に
敷嶋警部だったモノ:ドッジ
敷嶋警部だったモノ:10dx+11>=59
DoubleCross : (10R10+11[10]>=59) → 10[1,2,4,4,4,7,7,9,10,10]+8[3,8]+11 → 29 → 失敗
GM:うーん
ツィマーマン:7dx>=59
DoubleCross : (7R10[10]>=59) → 8[1,3,6,6,7,8,8] → 8 → 失敗
GM:ダメージをください
永倉文吾:《フェイタルヒット》!
永倉文吾:侵蝕が155に
GM:ぐえー
永倉文吾:6d10+6d10+18
DoubleCross : (6D10+6D10+18) → 33[1,9,2,10,1,10]+29[7,4,4,5,8,1]+18 → 80
永倉文吾:だばい!!
敷嶋警部だったモノ:《透化》
敷嶋警部だったモノ:ダメージを0に
永倉文吾:ファック!!
ツィマーマン:まあ耐えられないので死亡
ツィマーマン:《不滅の妄執》で復活しますが
ツィマーマン:永倉君にはわかります
永倉文吾:わかるぜ
ツィマーマン:バラバラになった肉体が再生するときにカードが見える
ツィマーマン:それはツィマーマンの左胸の辺りに吸い込まれていく
GM:君は思い出だす
GM:カードを破壊しなければ
GM:記憶保持者を滅ぼす事は出来ないと
GM:攻撃でカードを狙えるようになりました
GM:演出をどうぞ
永倉文吾:「─────────────────────────────────ッッッッッ!!!」
永倉文吾:殺す。殺す殺す殺す殺す殺す!!
永倉文吾:殺意を振り絞る。それに反応して自分を罰しようとする首輪の力を外へと押し出す
永倉文吾:叫び声とともにその力が暴力的な音圧となって周囲を押し潰す
敷嶋警部だったモノ:圧倒的な殺意の波
敷嶋警部だったモノ:確たる『死』の力
敷嶋警部だったモノ:それは危険だ
敷嶋警部だったモノ:それの周りを漂う呪詛の思念はそう判断した
敷嶋警部だったモノ:「う゛う゛あ゛」
敷嶋警部だったモノ:呪いが『死』となり溢れだす
敷嶋警部だったモノ:『死』という概念を『死』で殺す
敷嶋警部だったモノ:圧倒的な力は
敷嶋警部だったモノ:がらんどうの貌に吸い込まれていった
永倉文吾:「───────!!─────ッッ……ッ……かはっ……かはっ……!!」
敷嶋警部だったモノ:しかしそれの周りに漂う呪いはその数を減らす
永倉文吾:「押し切れないか……!!」
ツィマーマン:「がはッ…」
ツィマーマン:吐血する
ツィマーマン:体が砕ける
ツィマーマン:バラバラになる
ツィマーマン:人体と言う形を維持できない
ツィマーマン:「ならば、どうするか」
ツィマーマン:「簡単な事だ」
ツィマーマン:「壊れたモノは修理すればいい」
ツィマーマン:「部品は…ここにある…」
GM:コン…!
GM:無数の釘がツィマーマンの体を貫く
GM:それは小さな社を修理するかのようにそれぞれの部品を元の様につなぎ合わせる
GM:人体と言う社の中心に光る物を収め
GM:男は肉体を復元する
永倉文吾:「……見たよな、真木さん、芝さん。」
芝石花:「ああ」
永倉文吾:「あれがいつの不死身の種だ。」
真木優里:「バッチリ見たわ」
永倉文吾:こいつらは、俺より格上だ。
永倉文吾:まともにやれば、勝てない。
永倉文吾:だが、自分より強いヤツと戦うことなんて、ペルーにいた時にも何度もあった。
永倉文吾:だから、知っている。格の高い化け物を相手取る時の立ち回りも
永倉文吾:「頼むぜ、二人共」
永倉文吾:「あいつを止めてやってくれ。」
永倉文吾:そのために必要なのは、仲間を信じることだということも。
真木優里:「はあ……あたしそういうの向いてないんだけど」
真木優里:「まあ、いいわ。なんとかする」
芝石花:「君に頼まれるのは悪くない気分だな」
芝石花:「それなりにいいところを見せなくちゃだ」
永倉文吾:「期待してるぜ。年の功を。」
真木優里:「女性に歳の話するなって習わなかった?」
GM:ツィマーマンの手番
ツィマーマン:「もう…動くな…」
ツィマーマン:「お前達は美しい匣に入れて埋葬してやろう」
ツィマーマン:マイナーで重圧を解除
ツィマーマン:オートアクションでウェポンケースを使ってパイルバンカーを装備
ツィマーマン:パイルバンカーを起動して攻撃+10
GM:メジャーで《コンセントレイト》&《サンドシャード》&《ペトリファイ》&《パラライズ》&《砂の楔》
ツィマーマン:9dx7+8
DoubleCross : (9R10+8[7]) → 10[2,2,3,6,6,6,7,8,10]+10[3,5,7]+5[5]+8 → 33
ツィマーマン:うーんもう一声
ツィマーマン:あ、対象は《範囲(選択)》なので君たち全員です
永倉文吾:だよね!
ツィマーマン:《創造主の業》を使用
ツィマーマン:達成値に+4d10
ツィマーマン:33+4d10
DoubleCross : (33+4D10) → 33+25[3,8,7,7] → 58
芝石花:エーーン
上戸ノア:GM! カードもエフェクトの対象として狙える感じですか!
GM:狙えますよ
上戸ノア:よし! 芝さん!
上戸ノア:ちょっとこれからむちゃするから!
上戸ノア:守って!
芝石花:なんだね!
芝石花:まかせな
真木優里:やるしかねえんだよなあ!ドッジ!
GM:芝さんまだロイス6個残ってるの?
上戸ノア:そうそう、まだ6残ってるので……あれ
上戸ノア:残ってるわ
上戸ノア:真木さんが攻撃集めてたから被害が軽めだったんだ
永倉文吾:ドッジャ!!
GM:炎で燃えても死ななかったんだっけ
芝石花:さっき村田にとったから
永倉文吾:(1+4)dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[3,5,5,6,10]+2[2] → 12
真木優里:《コンセ》《命の盾》《錯覚の香り》
永倉文吾:頑張ったけど無理!
上戸ノア:1dx+1 ドッジ 失敗したら《領域の盾》で芝さんに守ってもらいます
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 5[5]+1 → 6
上戸ノア:領域の盾!
上戸ノア:161→165
芝石花:7DX+0+0@10 回避
DoubleCross : (7R10+0+0[10]) → 9[2,2,2,3,6,8,9] → 9
真木優里:17dx7+3
DoubleCross : (17R10+3[7]) → 10[1,1,2,2,3,3,5,6,6,7,7,8,8,10,10,10,10]+10[2,4,5,5,6,8,8,10]+10[6,8,9]+6[5,6]+3 → 39
真木優里:流石に無理!
永倉文吾:姉御!!
GM:いや一個昇華したから
GM:減った分はもうとれないよ
芝石花:あ、そうだ
芝石花:すいません 村田の分を消去で…
上戸ノア:一度昇華した分を空きにしちゃってた感じですかね
真木優里:あー
GM:とはいえ5個残って侵蝕も低い方ではあるわけだね
GM:OK
芝石花:ありがとうございます どっちにしろノアくんは庇う!
真木優里:というわけで侵蝕は134→139
永倉文吾:上戸さんのロイスを消化して復活だ
上戸ノア:かたじけねえ!
GM:演出行きます
真木優里:あとダメージを!まあ死にますが!
GM:おっと
永倉文吾:おっとそうだダメージ来てなかった
芝石花:殺してください
ツィマーマン:6d10+14
DoubleCross : (6D10+14) → 32[1,4,3,10,9,5]+14 → 46
芝石花:これで安心して死ねます…上戸さんのロイスをタイタスにして生き返ろう
真木優里:永倉くんのロイスを消化して復活
上戸ノア:かたじけねえ……!
ツィマーマン:ガード値-12 行動値-10 硬直 です
GM:演出
ツィマーマン:「死は…無意味だが」
GM:コン…
ツィマーマン:「死に送るには意味がある」
GM:コン…
GM:君たちの周りに美しい彫刻が刻まれた白木の板が出現する
ツィマーマン:「死にざまは人に見せず」
GM:コン…
GM:それらは君達を包む匣
GM:棺桶になる
ツィマーマン:「ただ…燃えるだけ」
GM:コン…
GM:無数の釘が箱ごと君達を貫き燃え上がる
ツィマーマン:「燃えるだけの…匣だが」
ツィマーマン:「できれば美しいものがいいだろう?」
真木優里:「あっ」腕時計型デバイスが無情に回避不能を示す
芝石花:「ああ、生きているあなたに出会えなかったのが惜しい」
永倉文吾:「……っ」
上戸ノア:「ッ! 芝さん、頼んだ!」とっさに因子を調整し、幸運を自らに引きずり寄せる。
上戸ノア:引き換えに──
永倉文吾:釘が体を貫く。肉が裂かれ、骨が砕けていく痛みがゆっくり脳に走っていく
芝石花:《転ばされた》ように倒れ込み、燃え上がる炎と杭を受ける
永倉文吾:「…………!!」
芝石花:「すまないね。あなたの棺を受け取る資格は、どうやらないらしい」
真木優里:「……っつう……!呪術系はこれだから嫌なのよ……!」炎の中から転がり出る
芝石花:「来世は、上戸さんのボディガードでも始めなくちゃいけないか」
芝石花:身体の再構築。炎から這い、生まれた怪物のように、姿を現す
永倉文吾:かろうじて立てる程度に、肉体を再生させる。あまり余裕はない。
GM:行動値の低下はマイナーで解除可能です
GM:芝さんの行動値が下がったので
GM:上戸さんの手番かな
上戸ノア:うす!
上戸ノア:マイナーなし
上戸ノア:メジャーで
憑き物落とし→死神の瞳+縛鎖の空間+要の陣形
対象はカード、ツィマーマン、敷嶋警部だったモノ
上戸ノア:RC判定で生きます
上戸ノア:3dx+19
DoubleCross : (3R10+19[10]) → 9[2,6,9]+19 → 28
上戸ノア:妖精!
上戸ノア:165→169
上戸ノア:1dx+29
DoubleCross : (1R10+29[10]) → 6[6]+29 → 35
上戸ノア:これで!
敷嶋警部だったモノ:ドッジ
敷嶋警部だったモノ:10dx+11
DoubleCross : (10R10+11[10]) → 10[1,2,3,4,5,7,8,9,10,10]+2[2,2]+11 → 23
ツィマーマン:ドッジ
ツィマーマン:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 9[1,2,4,4,7,9,9] → 9
GM:演出どうぞ
上戸ノア:受けた場合は放心&重圧&次回被ダメ+8d 侵蝕169→178
上戸ノア:演出いきます!
上戸ノア:
上戸ノア:「死は無意味だが、人は死を見送ることで、それに意味を与えてきた」
上戸ノア:身体の半分が極小の球体になって崩れかかっている。
上戸ノア:「正しいよ。ツィマーマン、お前の理屈は正しい」
上戸ノア:呼吸は荒く、人の姿を保つことさえもう限界だということは、誰の目にも明らかだ。
上戸ノア:「故に、お前の理屈が……お前たちを殺す。お前たちのようなものを送り出す為、人は智慧を積み上げてきたのだから」
上戸ノア:両の掌を合わせ、血を吐き唱える真なる言の葉。
上戸ノア:「おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まに はんどま じんばら はらはりたや うん」
上戸ノア:それはすなわち、死を送る光明を意味する祈りであり、死者に正しき死を与える為に彼らを縛り付ける真言である。
敷嶋警部だったモノ:それの周りを漂う呪いの数が減っていた
敷嶋警部だったモノ:それらは生きた人間の恨みだ
敷嶋警部だったモノ:死者ではない生者の怨嗟と悲しみと怒りだった
敷嶋警部だったモノ:だから死者に対する縛りは効かない届かなかった
敷嶋警部だったモノ:しかし、それの数が減った事で
敷嶋警部だったモノ:それはようやく届く
上戸ノア:「警部──あんたは、死んでいる」
敷嶋警部だったモノ:「…」
敷嶋警部だったモノ:それは少しだけ
敷嶋警部だったモノ:動きを止めた
ツィマーマン:「宗派も何もあったもんじゃない」
ツィマーマン:「耳障りな音だ」
ツィマーマン:「ああ…何なんだ」
ツィマーマン:「お前達も…死人の様なものなのに」
ツィマーマン:「酷く…耳障りだ」
ツィマーマン:「その口を閉じろ」
ツィマーマン:「それは…美しくない」
GM:では行動値0の同値ですが
GM:芝さんと真木さん
GM:どちらから動きますか?
芝石花:では自分からお願いします。
芝石花:マイナー。【ハンドレッドガンズ】
芝石花:メジャー。コンボ:インスタレーション:立方群像 【コンセ】【カスタマイズ】【レインフォース】【バリアクラッカー】【ギガンティックモード】
芝石花:対象範囲はツィマーマンとダイヤの9のエンゲージ
芝石花:12dx7+6
DoubleCross : (12R10+6[7]) → 10[1,1,2,3,3,5,6,7,7,7,8,10]+10[1,1,6,6,9]+10[10]+10[9]+1[1]+6 → 47
ツィマーマン:ドッジ
ツィマーマン:7dx>=47
DoubleCross : (7R10[10]>=47) → 8[1,1,2,4,5,7,8] → 8 → 失敗
GM:ダメージをください
上戸ノア:+8dもしてね!
芝石花:5D
DoubleCross : (5D6) → 23[6,4,4,6,3] → 23
芝石花:まちがえた
芝石花:13D10+14
DoubleCross : (13D10+14) → 60[2,8,2,1,7,3,2,2,9,9,9,2,4]+14 → 74
ツィマーマン:それは耐えられませんね
ツィマーマン:復活エフェクトはありません
ツィマーマン:ツィマーマンは死亡します
GM:演出をどうぞ
芝石花:月光に、異形の肌が光を織りこんだように奇妙に反射する。鉄の砂。鉄の肌。それが波打ち、膨張し、形を為す。
芝石花:引きあい、離れる、自在な磁力の動きが、鉄の一粒ごとを踊るように操る。それが小さな杭をいくつも生み出しては、装填される。
芝石花:いくつもの貌を張り付けた、怪物のような奇形の銃が生まれおちる。
芝石花:月は美しい。闇は美しい。棺は美しい。錆は美しい。銃は美しい。悲鳴は美しい。孔のあいた貌は美しい。破壊された肉体は美しい。
芝石花:失い、壊れ、歪み、豊かな起伏を得た全てが美しい。それを齎す全てが、美しい。
芝石花:この力を、この破壊を、この風景を。
芝石花:自分がかつて生み出してきた幾つもの彫刻よりも美しいと思う。
芝石花:だから芝石花は芸術家ではない。それを自分に許すこともない。だから、
芝石花:「あなたを、大工だと認めることはできない」
芝石花:照準を合わせ、一度の呼吸。そして銃爪を引く。
芝石花:弾丸は、燃え尽きる星のように。
芝石花:亡霊の心臓、その中心を、撃ち抜く。
ツィマーマン:「ああ…お前は…美しいな」
GM:マスターシーンを挟みます
GM:----
マスターシーン『望郷』
GM:暗い板張りの床。
GM:殴られ歯が折れ、血が滴る。
GM:汚れた床に染み込んだ血は直ぐに薄汚い埃で消えてしまうだろう。
GM:男はカリカリと木片を削る。
GM:小さな釘と。
GM:棒切れを組み合わせた粗末な槌で木を削る。
GM:コン…コン…。
GM:「うるせえ!気持ち悪ィモン作ってんじゃねえぞ!」
GM:殴られる。
GM:だが、男は木片を削る。
GM:それには多くの目があり、多くの手があった。
GM:異形の仏だった。
GM:それが男を救う事はない。
GM:そんな事は理解していた。
GM:昼間は穴を掘り粗末な飯を喰った。
GM:銃を撃ち人を殺した。
???:「おや、それは素晴らしいですね」
GM:男は顔を上げる。
GM:美しい顔だ。
GM:そう感じた。
GM:階級は少尉だろうか。
???:「君は手先が器用なようだ」
???:「名前は?」
対馬平五郎:「対馬…対馬平五郎。二等兵です」
???:「そうか、うん」
???:「君に穴掘りをさせるなんて人材の無駄使いも甚だしいね」
???:「ただでさえ我々は人手不足だというのに」
対馬平五郎:「はぁ…何なんですか」
???:「それは阿修羅かい?それとも羅漢かな」
???:「いや、君の中の怒りや救いか」
GM:そんな事を言われたことは無かった
GM:自分のやっていることを理解してくれる人は居なかった
???:「君の作品がもっと見てみたいな」
対馬平五郎:「俺には…任務が…あるので」
???:「そうか、じゃあ君。僕の所に来たまえよ」
対馬平五郎:「え?」
???:「流石に一日中、仏を彫っているわけにはいけないけど」
???:「仕事を手伝ってくれれば助かる」
???:「君は手先が器用だからね」
対馬平五郎:「アンタは」
GM:男はその少尉をじっと見つめた。
GM:屈託のない笑顔、美しい顔。
荘都技術少尉:「ああ、名乗っていなかったか」
荘都技術少尉:「僕は荘都。階級は技術少尉だ」
荘都技術少尉:「君、僕の為に働いてくれたまえ」
荘都技術少尉:「そして君の作品をもっと見てみたいんだ」
ツィマーマン:「少尉…構想が…思いつきました」
ツィマーマン:芝さんを見る
芝石花:「美しいと、言ってくれるのか」
ツィマーマン:その異形の武器を持った男を
ツィマーマン:「少尉…ああ…次の作品は」
ツィマーマン:「素晴らしいものに」
芝石花:目を見開いて、男を、見ている。
ツィマーマン:「美しい匣にいれた、美しい阿修羅」
ツィマーマン:「ああ…少尉…この仕事を終えたら…必ず」
GM:カードが砕け散ります
GM:そして”大工(ツィマーマン)”と名乗った男。
GM:対馬の肉体はその継ぎ接ぎを止める釘を失い
GM:バラバラになって崩れ落ちた。
芝石花:「……過ぎるほどの、光栄な言葉だった」
芝石花:「あなたが築いた作品を見られなかったのは、本当に残念だ」
芝石花:「いつか地獄で遭ったら、見せてくれ」
芝石花:「そうしたら、いくらでも。あなたのことを称えられる」
芝石花:俯いて笑う。旧友と出会うような、なつかしい微笑みで。
芝石花:芝石花の侵蝕を+17した(侵蝕:132->149)
GM:では真木さんの手番
真木優里:マイナーで《オリジン:サイバー》
真木優里:侵蝕139→141
真木優里:メジャー《絶対の恐怖》《錯覚の香り》
真木優里:元警部に攻撃
真木優里:17dx+7
DoubleCross : (17R10+7[10]) → 8[1,1,1,1,2,2,2,2,4,4,4,4,5,7,7,8,8]+7 → 15
敷嶋警部だったモノ:ドッジ
GM:妖精、する?
上戸ノア:いえ、なしで!
敷嶋警部だったモノ:10dx+11>=15
DoubleCross : (10R10+11[10]>=15) → 9[2,3,4,7,8,8,9,9,9,9]+11 → 20 → 成功
上戸ノア:あ、おまちください、いや放心分さっぴいてもあかんわこれ!
GM:あ 放心わすれてましたね
GM:振り直します
永倉文吾:9,9引いてもあかんねこれ
GM:8dx+11>=15
DoubleCross : (8R10+11[10]>=15) → 9[1,6,6,7,7,8,9,9]+11 → 20 → 成功
芝石花:同じwwww
永倉文吾:はい、変わらん!
GM:うん 99 なくなりましたねw
上戸ノア:ん゛っw
真木優里:まあ外れたモンは仕方ないので
GM:演出どうぞ
真木優里:「……さ、あとはあんただけよ」
真木優里:その辺の瓦礫に腰を落とす。
真木優里:――攻撃の軌道計算。ハッキングによる機械操作。
真木優里:それらは真木優里自身の能力ではない。
真木優里:彼女はノイマンでもブラックドッグでもない
真木優里:「もう、疲れたでしょう」
真木優里:その声が、まとった香水が、その言葉に力を与える
真木優里:偶然を必然に見せかける。
真木優里:真木優里の能力は、「信じさせる話術」だ。
敷嶋警部だったモノ:空を見上げた
敷嶋警部だったモノ:そして君の方を見る
真木優里:「あなたは、もう……」
真木優里:「死んでいるのよ」
真木優里:だが、その言葉はもう届かない
敷嶋警部だったモノ:「俺でない…『敷嶋』は…な」
敷嶋警部だったモノ:「俺はもう誰でもない」
敷嶋警部だったモノ:「け゛け゛」
敷嶋警部だったモノ:「まだ いきてる おまえたちが いきているのに」
真木優里:「……往生際が悪い男は嫌われるわよ」
真木優里:侵蝕 141→146
GM:ラウンド終了
GM:クリナップは何もなし
永倉文吾:なし!
芝石花:ないわよー
真木優里:なっしん
上戸ノア:なし!
GM:まあないですね
GM:セットアップはこちらは無しです
上戸ノア:俺はなし!
芝石花:ないよん
永倉文吾:なし!
真木優里:……《攻撃誘導》!
真木優里:146→149 警部だったものに
永倉文吾:やったー!!真木さん!!助かる!!
上戸ノア:真木さんの攻撃誘導だ!
GM:ぐぬー
芝石花:ありがとーーー!!!!
真木優里:演出はさっきの攻撃演出の延長ということで
GM:はい
GM:では そのまま何もなければ警部の手番
永倉文吾:来いよ!
真木優里:ないかな
芝石花:なーし
GM:マイナーで重圧は解除
GM:メジャーで《コンセントレイト》《死神の手》《うごめく弾丸》
敷嶋警部だったモノ:対象は真木さん
敷嶋警部だったモノ:16dx7+10
DoubleCross : (16R10+10[7]) → 10[1,1,2,3,3,4,4,5,5,5,6,6,7,7,8,10]+10[8,10,10,10]+10[1,8,9,10]+10[2,3,7]+6[6]+10 → 56
真木優里:おまっ
真木優里:やったらあよ!
真木優里:ドッジ! 《リフレックス》《命の盾》《錯覚の香り》!サイバーも乗ってる
GM:こい
真木優里:17dx7+7
DoubleCross : (17R10+7[7]) → 10[2,3,3,3,4,5,5,5,6,7,7,8,9,9,9,10,10]+10[2,5,5,6,6,8,9,10]+10[6,7,9]+4[2,4]+7 → 41
上戸ノア:メジャー放棄で真木さんカバー入ります!
真木優里:助かるマン
真木優里:149→154
敷嶋警部だったモノ:ダメージ出します
敷嶋警部だったモノ:6d10+47
DoubleCross : (6D10+47) → 23[4,1,5,4,4,5]+47 → 70
上戸ノア:戦闘不能!
上戸ノア:無論耐えられない!
GM:上戸さんには重圧もつきますが 戦闘不能ですね
GM:では演出
敷嶋警部だったモノ:「う゛」
敷嶋警部だったモノ:自分の手を見つめる
敷嶋警部だったモノ:「そうだよ、女を撃つなんて嫌になっちゃうねえ」
敷嶋警部だったモノ: 「はんにんを」
敷嶋警部だったモノ:「しゃさつします」
敷嶋警部だったモノ: 「こうむしっこうぼうがい」
敷嶋警部だったモノ:「ていこうのすえ」
敷嶋警部だったモノ: 「やむなく」
敷嶋警部だったモノ:「バン!」
GM:怨念の銃弾が飛来する
真木優里:「……ああ」届かなかったか、と少し落胆する
上戸ノア:「悪い。先落ちる」一歩前に踏み出す。
上戸ノア:「支部長補佐として指令を残す」両腕を広げる。時間で見れば一瞬の筈なのに、不思議と声はよく届く。
真木優里:「上戸!?」
上戸ノア:「絶対倒してくれ」ノアは倒れ伏す。けど、笑っていた。胸を貫く痛みを抱いて。
上戸ノア:戦闘不能
敷嶋警部だったモノ:「しゃさつしました」
敷嶋警部だったモノ:「はんにんはまだのこっている」
真木優里:「……」ぎり、と唇を噛む
芝石花:「上戸さん、」息を呑む
永倉文吾:化け物が漏らす譫言のような言葉を耳に入れながら、上戸さんの指令を噛みしめる
永倉文吾:「全く、UGNってのは無茶ばかりいいやがる。」
GM:上戸さんが倒れたので永倉君の手番です
永倉文吾:はーい
永倉文吾:マイナーなし
永倉文吾:メジャーでサイレンの魔女
永倉文吾:侵蝕が160になってるのでエフェクトレベルやDBが諸々上がる。
芝石花:さらにつよくなる!
永倉文吾:(6+5)dx+11
DoubleCross : (11R10+11[10]) → 9[1,1,2,2,3,4,4,7,9,9,9]+11 → 20
永倉文吾:ファック!勝利の女神!達成値+27!47!
GM:増え幅がでけぇんだよw
敷嶋警部だったモノ:ドッジ
敷嶋警部だったモノ:10dx+11>=47
DoubleCross : (10R10+11[10]>=47) → 10[2,4,5,6,7,8,10,10,10,10]+7[2,3,3,7]+11 → 28 → 失敗
永倉文吾:こわいわ
永倉文吾:《フェイタルヒット》!ダメージダイス+7D10
永倉文吾:5d10+7d10+21
DoubleCross : (5D10+7D10+21) → 30[5,2,10,6,7]+44[6,2,4,10,10,10,2]+21 → 95
永倉文吾:だ!!
GM:ぴぇ
GM:耐えられませんね
永倉文吾:どんなもんじゃーい
敷嶋警部だったモノ:ラストアクション
永倉文吾:なんやワレ!!
芝石花:げげ
永倉文吾:な……ワレェッ!!
真木優里:往生際!!!!
上戸ノア:なんてやつだ!
芝石花:もういいから静かに眠ってw
敷嶋警部だったモノ:《ウルトラボンバー》&《コンセントレイト》&《死神の手》&《うごめく弾丸》&《ブレインハック》
永倉文吾:ワレェッッ!!
永倉文吾:ワ……ボケェッッ!!!
上戸ノア:ぎえーっ!
芝石花:いっぱいある~
敷嶋警部だったモノ:16dx7+10
DoubleCross : (16R10+10[7]) → 10[1,2,3,4,4,5,5,5,6,6,7,7,7,8,8,9]+10[2,3,5,7,7,9]+6[1,5,6]+10 → 36
永倉文吾:リア不やないかい!!
GM:リアクション不可
上戸ノア:カバーはできる!
GM:これは演出上の攻撃なので戦闘不能になっても死亡しないものとします
GM:カバーしても良いですし
GM:ロイス切って立ち上がっても立ち上がらなくても構いません
GM:ダメージは出しますね
敷嶋警部だったモノ:4d10+82
DoubleCross : (4D10+82) → 14[2,1,8,3]+82 → 96
永倉文吾:固定値82て…!
真木優里:上戸さんを行動放棄カバーして死亡。そのまま倒れます
芝石花:永倉さんをを行動放棄カバーして死
芝石花:こっちもそのまま倒れるね
GM:戦闘終了です
GM:演出していきましょうか
永倉文吾:はーい
永倉文吾:人を殺すのは、疲れる。
永倉文吾:上戸さんのように、奴らの呪いを祓えれるならいい。
永倉文吾:芝さんのように、相手の内側と共感し、僅かな救いを見いだせるのもいい。
永倉文吾:真木さんのように、化け物を相手どっても、人として言葉を交わそうとすることは、素晴らしいことだ。
永倉文吾:だが、俺にはそれは出来ない。
永倉文吾:ただ、殺意を言葉にして、それをぶつける。
永倉文吾:そして、死にいく相手からの怨みを受け取り、生きていく。
永倉文吾:それしかできない。そうするしかない。
永倉文吾:「あんたには、傲慢だって言われちまったけどな。」
永倉文吾:「しょうがねえだろ。疲れるものは疲れるし、疲れることはしたくないんだ。」
永倉文吾:仲間にも、警部だったものにも聞こえないような小さな声で、そう独りごち
永倉文吾:『死ね』
永倉文吾:強く、呪いの言葉を口にする
永倉文吾:首輪が軋み、永倉の体に激痛を与える。
永倉文吾:叫ぶことで、その痛みと力を外に吐き出しながら
永倉文吾:体の中を、小さな無数の龍が暴れまわるような激痛が
永倉文吾:罪悪感を僅かに薄めてくれているのを感じていた
敷嶋警部だったモノ:体が崩れていく
敷嶋警部だったモノ:圧倒的な『死』からは最早身を守る事は出来ない
敷嶋警部だったモノ:「う゛」
敷嶋警部だったモノ:「う゛う゛う゛あ゛」
敷嶋警部だったモノ:目の前に居る男。
永倉文吾:「喜べよ、警部。」
永倉文吾:「てめえが、化け物になったなら。」
永倉文吾:「俺があんた以上の化け物になって、あんたを『殺してやる』!」
敷嶋警部だったモノ:「……」
敷嶋警部だったモノ:「なあ」
敷嶋警部だったモノ:「永倉君さあ」
敷嶋警部だったモノ:「ダメだよ?UGNとなんか付き合っちゃ」
敷嶋警部だったモノ:「命が危険だよ」
敷嶋警部だったモノ:「…いやマジでさ」
永倉文吾:「────」
敷嶋警部だったモノ:「これはオジサンからの忠告さ」
敷嶋警部だったモノ:「似合わねえ」
敷嶋警部だったモノ:「よ?」
永倉文吾:その言葉に、ほんの少し力が弱まる
永倉文吾:「バカ野郎……」
敷嶋警部だったモノ:「泣きべそ」
敷嶋警部だったモノ:「だったのに」
敷嶋警部だったモノ:「さあ」
永倉文吾:「お前は、もう」
永倉文吾:心に緩みが生じていくのを感じた
永倉文吾:決意が、解けてしまう前に
永倉文吾:「囀るなッ!!」
永倉文吾:無理やりにでも気を放つ。
永倉文吾:似合わないのは知っている。
永倉文吾:今も、心のどこかに、泣き出しそうな自分がいることも知っている。
永倉文吾:UGNが、恐ろしい組織だということも理解している。
永倉文吾:それでも、俺はもう、選べない。
永倉文吾:自由に生きることも、義のない生き方をすることも、赦されない。
GM:マスターシーンが入ります
GM:----
『思い出』
GM:その男にはもはや何も残っていなかった。
GM:呪いは剥ぎ取られ、自分自身は何者かもわからない。
GM:体は砕けそうでとても痛い。
GM:だが、それでも男にはやるべき事があった。
GM:記憶は偽りかもしれない。
GM:彼を慕う人間は本当は別の男を慕ってた事は解っている。
GM:灯屋晶子の苦しみは本物だった。
GM:男は敷嶋ではない。
GM:記憶も憎しみもその動機すら与えられたものだ。
GM:だがこの四年間の自分の行動には誇りがあった。
GM:本物の敷嶋だったなら。
GM:きっとそうしたであろうという確信があった。
GM:それが勘違いでも傲慢でも構わない。
GM:化け物に苦しめられた人間がいるのは確かで。
GM:家族を失った人間が居るのは確かで。
GM:人を弄ぶ怪物がこの街に溢れているのは。
GM:間違いない事なのだ。
GM:化け物に良いヤツがいるのは知っている。
GM:人間と同じだ。
GM:でも、それは違う生き物だ。
GM:違う生き物がいるだけで傷つく人間が要るのだ。
GM:それを奴らは理解しない。
GM:綺麗ごとを言っていても根本的に理解できない。
GM:違う生き物だから。
GM:男にはやる事があった。
敷嶋警部だったモノ:「せめて、な」
敷嶋警部だったモノ:「ああ、せめて少しだけでもってヤツだ」
敷嶋警部だったモノ:「俺達の気持ちってヤツを」
GM:その貌はがらんどうでは最早ない
敷嶋警部だったモノ:「上辺じゃなくて理解できるヤツがいりゃあな」
敷嶋警部だったモノ:「話は違うかもしれねえな」
敷嶋警部だったモノ:「ま、ちょいとばかり」
敷嶋警部だったモノ:「いや死ぬほど痛いんだけどさ」
敷嶋警部だったモノ:「だって、俺達の苦しみってのは死ぬほどの苦しみだったわけだから」
敷嶋警部だったモノ:「ちょっと味わって、気が向いたら思い出してくれや」
永倉文吾:「………ッ」
敷嶋警部だったモノ:「俺の苦しみじゃねえけど。色んなヤツの苦しみを理解してやってくれや」
永倉文吾:「やめろっ!」
敷嶋警部だったモノ:「じゃあな」
永倉文吾:思わず、そう叫んでしまった。
GM:敷嶋だったモノ。
GM:敷嶋であろうとしたモノの体が膨れ上がり弾けた。
永倉文吾:永倉の首輪は、永倉自身の害意と殺意に反応し、永倉に罰を与える
真木優里:「……ッ!」腕時計型デバイスが警告を発する。
永倉文吾:永倉は、その罰を利用し、攻撃に転換している
芝石花:素早く左右を見渡す。鉄砂がさざめく。
永倉文吾:『やめろ』という言葉に、悪意はない。ただ純粋に相手の身を案じて出てしまった、素朴な言葉
永倉文吾:故に、止まる。
永倉文吾:僅かな、瞬間ではあるが、永倉から発せられていた暴力的なレネゲイドの嵐が、凪となる。
真木優里:「……芝さん!そっちお願い!」「上戸!いつまで寝てんのよ……ッ」気絶したままの上戸さんをかばうように前に出る
芝石花:それは思考を通さない、衝動的な動作。渾身の力で、永倉さんの前に踊り出る。
芝石花:「左半身がわずかに解け、薄く黒いカーテンのように、永倉さんの体を覆う
GM:君達の体を砕くような衝撃。
GM:それとともに。
GM:家族を失った悲しみ。
永倉文吾:「……バカ野郎!」
GM:自分の記憶を書き換えられた戸惑い。
GM:人生を弄ばれた怒り。
GM:数百にも及ぶ人間の怒りと憎しみ、そして悲しみと恐怖がなだれ込んでくる。
真木優里:「ああああああああっ!!!!!」
GM:それは憎悪なのか恐怖なのか怒りなのか。
GM:ただ、そういう日々を送り続けた人々の想いである。
芝石花:腕を噛み、耐えようとして声が漏れる
GM:それは君達には定着しない。
GM:ただ通りすぎるだけ。
GM:だが一瞬。
GM:自分たちの平穏な日常を壊した怪物を。
GM:憎い。
GM:と思った。
敷嶋警部だったモノ:(そういう連中がこの街には何人もいて暮らしてる、日常の守護者を気取るのは)
敷嶋警部だったモノ:(ま、ほどほどにな)
GM:敷嶋警部だった何者かは。
GM:その痕跡すら残さずに。
GM:消えた。
真木優里:「……うるさいわね、余計な……お世話よ……」膨大な負の感情を流し込まれ、発狂寸前になりながらも悪態をつく
真木優里:「バカ。本当に……」そして、そのまま気絶した
芝石花:目を見開き、ぜえぜんと息を吐く。奇妙な笑いが顔に浮かんでいる。
永倉文吾:「……あんたも、早く倒れろ。」
永倉文吾:「これ以上無理すれば、戻れなくなるぞ。」
芝石花:「…っは、はは……」皮膚を噛みちぎり、眼前の男を見て、それはゆるやかに。
永倉文吾:「それとも。」
永倉文吾:「あいつみたいに、憎悪を放ったほうが楽になれるのか?」
芝石花:「まさか…」
芝石花:「ああ。まったく」気を失う前に、小さな声で言う。
芝石花:「そんな顔する子に、化け物なんか、なれやしないよ」
芝石花:気絶します。
永倉文吾:「………バカ野郎。」
永倉文吾:ツィマーマンは死んだ。敷島警部は消えた。共に戦った仲間も、倒れた。
永倉文吾:戦場で、一人だけ生き残る。それはペルーでも何度も経験した。
永倉文吾:別に、自分が強いわけじゃない。強さと弱さとは別の、何か巡り合わせなもので、そうなってしまうだけだ。
永倉文吾:「あんたの、魂胆はわかってるんだ。」
永倉文吾:だが、その度に、殺した相手から受ける憎しみと、倒れた仲間への寂しさで、逃げ出したくなるような気持ちになる。
永倉文吾:それでも
永倉文吾:「泣き顔なんて、見せるかよ。」
永倉文吾:自分に、逃げることは赦されていない。
GM:戦闘終了です。
GM:----
GM:激戦でしたね
永倉文吾:おっと、侵蝕は173に
バックトラック
GM:バックトラックです
芝石花:人間が強すぎた
GM:Eロイスは
GM:ツィマーマン
《堕落の誘い》
《楔の呪い》2個分
《無限を継ぐ者》
《不滅の妄執》
《黒き歓び》
GM:黒き歓びは使い忘れてました
永倉文吾:やったぜ
芝石花:いっぱいあった!
真木優里:ボーナスポイント!
上戸ノア:やった!!!!
永倉文吾:6個かな
GM:敷嶋&憎悪の汚染カード
《潜伏憎悪》
《傲慢な理想》
《傲慢な理想》
《傲慢な理想》
《憎しみの楔》
《ファイトクラブ》
永倉文吾:まだあった!
永倉文吾:12個だ!
上戸ノア:あー、そっか! ファイトクラブがあの人間らしいムーブの部分!
上戸ノア:うぉお……!
芝石花:いっぱい理想!
GM:ずっと敷嶋の中に潜んでいたので
真木優里:傲慢~
GM:その辺も《ファイトクラブ》です
真木優里:心がふたつある
永倉文吾:Eロイス12個もアレば帰ってこれるかな
永倉文吾:さらにボーナスは?
上戸ノア:おじかわ~
GM:12個あれば十分でしょw
真木優里:はーい!振ります!
GM:振りたい人は12個振ってください
永倉文吾:いただくぜ!
真木優里:154-12d10
DoubleCross : (154-12D10) → 154-63[5,2,9,5,9,6,6,4,1,6,4,6] → 91
永倉文吾:173-12d10
DoubleCross : (173-12D10) → 173-62[7,1,10,4,2,1,7,10,2,6,2,10] → 111
永倉文吾:いえーい
永倉文吾:2倍ぶり!
上戸ノア:178-12d10
DoubleCross : (178-12D10) → 178-56[6,1,9,5,3,2,7,9,1,4,6,3] → 122
永倉文吾:111-8d10
DoubleCross : (111-8D10) → 111-29[4,3,3,4,3,6,5,1] → 82
真木優里:残ロイス4で1倍
真木優里:91-4d10
DoubleCross : (91-4D10) → 91-20[10,5,3,2] → 71
上戸ノア:二倍振り!
永倉文吾:てでーま!
上戸ノア:122-10d10
DoubleCross : (122-10D10) → 122-55[8,1,6,9,2,6,8,7,6,2] → 67
真木優里:帰り!
永倉文吾:真木さん、うまいなちょうど5点だ
上戸ノア:日常だ……
上戸ノア:真木さん絶妙だなあ~!
芝石花:149-12d10
DoubleCross : (149-12D10) → 149-63[6,7,5,8,5,1,1,9,6,3,4,8] → 86
永倉文吾:いえーい!
真木優里:ダイスの神、今更媚びても許さんからな
芝石花:86-4d10
DoubleCross : (86-4D10) → 86-16[1,4,3,8] → 70
上戸ノア:今回はダイス神強敵でしたね……
永倉文吾:4点だ!
永倉文吾:おしい!
真木優里:惜しい!
上戸ノア:惜しいけど帰還なのでハッピー!
芝石花:自分の出目、ミドルが良すぎたからな…w
芝石花:はぴはぴ—
GM:Eロイス12個分 Dロイス怪人分 シナリオ目的達成と いつもの五点 28点に侵蝕分を足してください
真木優里:33点!
上戸ノア:31点!
永倉文吾:31点!
GM:芝さんは32点かな?
永倉文吾:だね!
芝石花:あそっか そうです!
芝石花:+4!
GM:ではGMは合計した数値を3で割って端数切捨て+1の
GM:43点いただきます
GM:ありがとうございましたー
芝石花:めしあがれー
真木優里:真実感謝ッス!
永倉文吾:ごっつぁんです!
上戸ノア:いただきます……!
GM:----
ED1 合同END 『喫茶店』
GM:事件は終わった。
GM:しかしその傷は深く、まだ事後処理に追われる事になるだろう。
GM:しかし、少しの安らぎを得る事は。
GM:けして贅沢ではない。
上戸ノア:奇妙に捻じくれたアンモナイトの化石。針が四つある柱時計。紫色に染まる琥珀。黒檀のテーブル。そして珈琲豆の焙煎香りに混じる嗅ぎ慣れないハーブの香り。
上戸ノア:その店は、日常と非日常の境にひっそりと佇んでいる。
上戸ノア:「……という訳で、無事の全員生還を祝して飲もうって訳だ」
上戸ノア:彼は少し高そうな四角いボトルを掲げて嬉しそうに笑っていた。
上戸ノア:「乾杯!」
真木優里:「乾杯……」力なくグラスを掲げる
芝石花:「乾杯」酒のほかにショコラケーキも頼んでいる
永倉文吾:無愛想にグラスだけを合わせる
永倉文吾:カラン、と心地よい音が響く
真木優里:「ハァ~……つっかれた……」グラスの中身を半分ほど一気に飲み、机に倒れ伏す
上戸ノア:「みなさん、本当にお疲れさまでした」
芝石花:「いきなりすごい呑むね…」真木さんにビビる
上戸ノア:「酒はお浄めの意味もありますからね。ガンガン飲んで明日からまた元気に働きましょう」
芝石花:ウイスキーのオン・ザ・ロック。琥珀色の液体が氷に透けている
真木優里:「これが呑まずにいられますかっての」
永倉文吾:「真木さんは、特に疲れただろうからな。」
芝石花:「その時計、どうなってたんだい」
永倉文吾:敷島警部の攻撃をほぼ一手に引き受けてくれていた。あれがなければ、自分たちがどうなっていたかわからない。
上戸ノア:「今回の俺たちの守護神だったからね、真木さん」
真木優里:「ああこれ?これ自体は普通の市販品よ」
真木優里:「ちょっと取り付いてるモノが特殊なだけ」
真木優里:「……まあ、あんたらもよくやったわよ」
芝石花:「うんうん。みなさん頑張りました」
永倉文吾:「どうも。」
上戸ノア:「へへへ」
永倉文吾:「そう言ってくれるなら、今度サービスで何か占ってくれると嬉しいな。」
永倉文吾:「特に、金運についてだと助かる。
真木優里:「金運ねえ」
永倉文吾:酒には手を付けないまま、そう述べます
永倉文吾:「面倒だったら景気のいいこといって元気づけてくれるだけでもいいよ。」
永倉文吾:「楚漢戦争前の韓信みたいに。」
真木優里:「わかったわよ、道に迷ったらここに来なさいな」名刺を渡す
芝石花:(カンシン……?)
上戸ノア:(歴史のことになると妙に細かく語るな……)
真木優里:「あたし中国史はさっぱりなんだけど。三国志?」
永倉文吾:劉邦が項羽に反旗を翻す直前、韓信は劉邦に対し「大丈夫、項羽なんて大したことないよ、婦人の情だよ、勝てる勝てる」と劉邦をあやすようにして士気を上げている
真木優里:「芝さんもこれ。日馬支部長にもよろしく」
永倉文吾:「三国志より、大体400年ぐらい前かな」
永倉文吾:と言いながら名刺を受け取る
上戸ノア:「あ、じゃあ真木さん俺も俺も~! 占ってくれよ~!」
芝石花:「ああ。ありがとう。占いって行ったことないから興味あるな」うけとる
真木優里:『占いの館"誘いの惑い星" ミス・マーキュリー』と書かれている
真木優里:「あんたは別に必要ないでしょうが」
上戸ノア:「いや、来年、結婚するんだよね、俺」
真木優里:「あらそう」
芝石花:「え!?」
真木優里:「……は?」
永倉文吾:「へえ。意外だな。」
永倉文吾:「あんたなら、そういうことは戦いの前に言うもんだと思ってた。」
芝石花:「……はは!映画で見たことあるな」
上戸ノア:「ふふ、俺にも守るべき日常が有って、そこそこ縁起の良し悪しを気にする神経があるってことさ」
上戸ノア:「結構、人間らしいだろ?」
真木優里:「戦いの前に言ってたらヤバかったわね、フラグ的な意味で」
上戸ノア:「今回の戦いは言ってたら死んでたかもしれない。マジやばかった」
芝石花:「あんなに僕が庇ってあげたのに、死なれたんじゃ報われないよ」わざとらしく言う。
芝石花:「彼女さんに合わせる顔もない」
上戸ノア:「いやはや、仰る通りですよ……うん」
上戸ノア:「もし俺が死んだら、あいつ、俺のこと忘れちゃいますから」
永倉文吾:「それは、さっぱりしてていいな。」
芝石花:「そんな風に忘れられたら、人はもっと生きやすそうだね」
真木優里:「ま、そうね」
真木優里:「余計なことばっか覚えていても、ろくなことがないもの」
上戸ノア:「自分の身になってみると、割り切れねえなあとは改めて思いますよ、わりと」
永倉文吾:「けど、余計なものを背負ってるから、人間なんだろ。」
永倉文吾:「面倒で、厄介だったけどな。」
芝石花:「永倉くんはあんまり背負いすぎないようにね、って僕が言うのもおかしいか」笑う。
芝石花:「たまにはパーッと呑めばいい。上戸さんが払ってくれるだろ」
上戸ノア:「まあそうですねぇ……普段なら許してくれってところですが……」
永倉文吾:「……」
上戸ノア:子供みたいな笑顔を浮かべる。楽しそうに。
上戸ノア:「分け合えるものは分け合いたいものだ。ここにいるみんなとは、特にね」
永倉文吾:「じゃ、俺の分まで、あんたらが呑んでくれ。」
永倉文吾:「俺は酒は苦手だけど、呑んでるのを見るのは好きなんだ。」
永倉文吾:少し、柔らかい口調で言う
芝石花:「……よかった」
上戸ノア:(かれんさんの時から思ってはいたが──)
上戸ノア:「じゃ、ありがたく」
真木優里:「そりゃまた経済的だこと」グラスの残りを飲み干す
芝石花:「君のあんな顔は、貴重だったけど、あまりもう見たくないからね」永倉君にだけ聞こえるように。
上戸ノア:(良いやつだよな、君は)
上戸ノア:真木さんにどこからともなく新しいカクテルを差し出す。
芝石花:ちびちびと溶けだす氷と共に呑む。
永倉文吾:「いいから、飲めよ。そしてさっさと忘れろ。」
永倉文吾:そう芝さんに返す。
永倉文吾:いつの間にか、酒を飲む習慣は消えていた。
上戸ノア:ラスティ・ネイル。甘めのウイスキーベースだ。
永倉文吾:酒が入ると、肌の感覚が鈍くなる。
永倉文吾:そのことを自覚して、酒を楽しめるほど図太くはなかったし、僅か鈍りを気にせず生き残れるほど、自分が強いとも思っていなかった。
芝石花:「いやだよ。余計な物は覚えるんだろ」拗ねた声を出し、ぐいっと一息。
永倉文吾:それでも、酒の席の独特の明るさは、やはり好きなんだと思う
芝石花:「僕もカクテルかなにか欲しいな。見繕ってくれないかい」上戸さんに手を挙げる。
上戸ノア:「おや、それではそうですね」
上戸ノア:ブラックソーン。
上戸ノア:ウイスキーをベースにしてオレンジの風味が混じる飲みやすいカクテルだ。
上戸ノア:「芝さんは初めてなのでちょっと軽めの奴で」
上戸ノア:「昨日と同じ明日が来るまで、今日はゆっくり飲みましょう」
芝石花:透き通る褐色のそれを受け取る。背の高い繊細なグラスにそっと触れ、一口。
芝石花:「うん。おいしい」
永倉文吾:「なあ、真木さん。」
真木優里:「何?借金の相談ならやめときなさい」
永倉文吾:「そんなんじゃないよ。」
永倉文吾:「あんたからみて、敷島さんってのはどんなやつだったのかと思ってさ。」
真木優里:「……ああ」
永倉文吾:「俺は、一回ひどい目に合わされて、今度でまたああなっただけで終わっちまったからな。」
真木優里:「最低のオヤジよ。仕事はサボるしセクハラはするし」
真木優里:「おまけに金にも汚い」
真木優里:「……人間よ。ただの人間」
永倉文吾:「そっか」
永倉文吾:「あんたが、言うなら、そうだったんだろうな。」
永倉文吾:「借り物の体に、別の何かが入った歪な存在だったとしても。」
永倉文吾:「ちゃんと人間だったんだ。」
真木優里:「そうね」
永倉文吾:化け物でなく、人間を殺した。
永倉文吾:そのことは、少し重く感じるけれど。
永倉文吾:それでも、せめての自分の中だけでも、そう思っていてやりたい。
芝石花:「……借り物の身体と言うなら、僕も半分は鉄みたいなものだ」
芝石花:「まあ、別になんだっていいが、」ケーキをナイフで切っている
永倉文吾:「そうだな。なんだっていい。」
永倉文吾:「俺達は、俺達だ。それ以外にはなれやしない。」
芝石花:「どう足掻いたって、ケーキは美味しいし夜は美しい」
永倉文吾:「あんたの痣も、見ようによっては、かっこいいぜ。」
永倉文吾:僅かに口元を緩ませながら、そういう
芝石花:「だろ?」自慢げに言う。「子供たちにも人気だ。悪党みたいだってね」
永倉文吾:「なんたって、魔女だもんな。」
上戸ノア:「ま、良い魔女だけどな」
永倉文吾:「矛盾してないか?その言葉」
上戸ノア:「ふふ、どっちがどっちかなんて」
上戸ノア:「皆思うより曖昧だってことさ」
上戸ノア:この事件は、魔女狩りだ。
上戸ノア:徹頭徹尾、魔女狩りだった。
上戸ノア:それは確かに邪悪なのだろう。
上戸ノア:それは確かに歪んでいるだろう。
上戸ノア:あれは確かに人間のやったことだ。
上戸ノア:悩み、恨み、恐れ、嫌い、祟り、狩る。
上戸ノア:それは間違いなく人間の心の産物。
上戸ノア:それは間違いなく人間の証拠だ。
上戸ノア:戦い続けねばならないものだ。
上戸ノア:だから名を刻み、称えよう。
上戸ノア:ウィッチハンターの名を。
GM:----
ED2 上戸ノア&真木優里 『報告』
GM:11支部。
GM:『ベッラ・ディ・ノッテ』。
GM:その事務室。
GM:君達の前にはこの街の顔役でもあり、UGNの支部長でもある遠里悠が座っている。
遠里悠:「お疲れさま」
遠里悠:「大変な事件だったわね」
遠里悠:「大まかな報告は受けているんだけど」
真木優里:「ホント、マジでヤバかったんだから」
遠里悠:「事件に直接あたった貴方達の感想を聞きたいわ」
遠里悠:「ふふ、真木ちゃんらしい言い方ね」
上戸ノア:「マジでヤバかったのは事実ですねぇ」
上戸ノア:「けど、こういう攻め手をしてくるなら、FHもそこそこぐらついているんじゃないか、と俺は見ました」
真木優里:「ああ~、逆になりふりかまってない感じ」
上戸ノア:「そうそうそれそれ」
遠里悠:「何故そう思ったのかしら?」
上戸ノア:「裏方に回ってもらったみんなも、俺たちも、すっげえハードな思いはしたし、かなり危ない所ではあった」
上戸ノア:「相手の作戦への対応も後手後手になった」
上戸ノア:「けど、逆に、相手の手を見て一つ一つ潰せた。ということでもあると感じました」
上戸ノア:「この街で頻発する決戦の、次に繋がる一手にはなりえたのではないかと」
真木優里:「……そうね。タイミングが悪かったら一気にひっくり返ってたわよ」
真木優里:「もっと同時多発的に他の事件で手がふさがってたらと思うと」
真木優里:「ぞっとするわね……」
遠里悠:「そういう意味では、彼らはオーヴァードとの共闘を拒んでいたのでしょうね」
遠里悠:「自分たちの行動がオーヴァードの利益になる事はしたくない」
遠里悠:「そんな感じかしら?」
真木優里:「矛盾してるというかなんというか……」
上戸ノア:「理念も、動機も、人員物資も、無理やりな継ぎ接ぎでできている……感じ、ですかね」
遠里悠:「ただし、目的は一致している」
遠里悠:「オーヴァードへの敵意」
遠里悠:「そしてまだ、この街には魔女狩りが潜んでいるのね」
真木優里:「問題はそこよね~……」
真木優里:「まさかこっちが魔女狩りするわけにもいかないし」
上戸ノア:「そこですよ。それを探ろうとすれば、まさに魔女狩りだ」
遠里悠:「そして、その組織を利用する人物がいると」
遠里悠:「そういう事だったかしら」
上戸ノア:「はい」
上戸ノア:「旧……日本軍」
真木優里:「脳ミソにカビのはえたロートル共よ」
上戸ノア:「……」
上戸ノア:「……だよな」
上戸ノア:不思議そうに首を傾げる。
遠里悠:「彼らの事はいくつか報告されています」
遠里悠:「街に潜む彼ら、そしてウィッチハンター達」
遠里悠:「彼らは人目につかないように活動している」
遠里悠:「これはとても厄介な相手よ」
上戸ノア:「そうだ。しかも彼らは旧日本軍からある程度独立して勝手に動いています」
上戸ノア:「勝手に動かせる資金と物資がある……実に、厄介です」
遠里悠:「そうね、それを踏まえて」
遠里悠:「貴方達は彼らの意思の一端に触れた」
遠里悠:「それを、どう感じたのかしら」
遠里悠:「組織としての強さや厄介さは」
遠里悠:「当然の事で、他にもこの街は問題を抱えている」
遠里悠:「私が聞きたいのは」
遠里悠:「彼らの動機や思想について真木ちゃんや上戸ちゃんがどう感じたのかって事」
真木優里:「動機、ねえ」
上戸ノア:「……」真木の方を見る
遠里悠:「私はね、真木ちゃん」
遠里悠:「組織の恐ろしさは技術や戦力ではなくて」
遠里悠:「何を考えて動いているか、だと思うの」
遠里悠:「植えているのならパンを、貧しさには仕事を、孤独には愛を」
遠里悠:「妥協点を探る事は大事なの」
遠里悠:「さあ、どうかしら?」
真木優里:「……」あの敷島だったものの最後の一撃。その時に流れ込んできた感情
真木優里:「怒り。悲しみ。後悔。そういう負の感情……あの時感じたのはそれ」
真木優里:「いえ、そんな言葉で表せられるようなもんじゃないわね」
真木優里:「そういうのも含めて『想い』というか」
真木優里:「そういうのものが、ひとかたまりになって」
真木優里:「ヒトの形を成している」
真木優里:「……正直、あんまり思い出したくないわねアレは」ため息をつく
真木優里:「あんまり長く触れると引っ張られてしまいそう」
真木優里:「……ああ、そういうのを"呪い"っていうんだっけ?」
遠里悠:「そうかも知れないわね」
遠里悠:「でも、ヒトって良くも悪くもそういうもので」
遠里悠:「そんな呪いの一つを請け負うのが真木ちゃんみたいな占い師なんだと思うわ」
遠里悠:「全部は受け止められなくても、少しだけ楽にしてあげられる」
遠里悠:「そういうのって素敵じゃない?」
真木優里:「……そういうのはコイツに投げたいんだけど」上戸さんを指差す
真木優里:「まあ、そうね。」
上戸ノア:「人の心を受け止めるのと、術理の行使は別ですよ」
上戸ノア:肩をすくめる。
遠里悠:「上戸ちゃんは、まあ」
遠里悠:「もうちょっと強引なとこあるわねえ」
遠里悠:「それが必要な人も居るんだけど」
上戸ノア:「いやはや、面目次第もございません……」
遠里悠:「真木ちゃんの腕は信用してるわ」
遠里悠:「上戸ちゃんもその辺はお墨付きじゃない?」
真木優里:「ハァ。……悠さんにそう言われたら、やるしかないじゃないの」
上戸ノア:「無論です。そう思えばこそ、俺はあそこで飛び出しました。確実な勝利を信じて、託せる相手だと」
上戸ノア:そう言って、ニッと笑う。
真木優里:「結局最後は永倉が持ってったけど」
遠里悠:「永倉君か」
遠里悠:「あの子はどうかしら」
上戸ノア:「……不安、ですね」
遠里悠:「頼りにできそう?」
上戸ノア:「頼りにはできます」
上戸ノア:「できますが、心を戦場に惹かれている」
真木優里:「危なっかしくて仕方がないわね」
上戸ノア:「好きですけどね。好きじゃなきゃこんな事言いませんし」
遠里悠:「そうね、巻き込んでしまった悔いもあるから。気にかけてあげて欲しいわ」
上戸ノア:「ええ、かれんさんが生きていたら、きっとそう仰ったんじゃないか……って」
上戸ノア:「そう思うのです」
遠里悠:「面倒見が良かったものね」
遠里悠:「さて、と」
遠里悠:「所見はそれでいいのだけれど」
遠里悠:「ふふ、報告書はたっぷり書いて頂きたいのよね」
遠里悠:「なにしろ、関わる勢力も多くて大変なの」
上戸ノア:「ふ、ふふ……お任せください」
真木優里:「気が重いわ……」
上戸ノア:(助けて……小竹木さん……!)
遠里悠:「芝ちゃんにも少しは書いてもらうけど」
遠里悠:「ま、ここは諦めて貴方達がメインでお願いね」
GM:----
個別ED1 真木優里 『日常』
GM:N市警、11分署。
GM:の、大通りをこえた向かい側に。
GM:定食屋『月見兎』がある。
GM:朝帰りのホストや風俗嬢、忙しく働く刑事達の腹を満たす憩いの場。
GM:かつてある男が入り浸っていた場所に。
GM:君は足を踏み入れた
店のオヤジ:「らっさい」
真木優里:「どーも」
真木優里:「今日は、モーニングセット頂戴」
店のオヤジ:「普通と月見あるけど」
店のオヤジ:「どっち?」
真木優里:「そうね。……じゃあ普通のやつ」
真木優里:カウンター席に腰掛ける
店のオヤジ:「はいよ、モーニング一丁」
真木優里:「ありがと」
真木優里:コーヒーに砂糖とミルクを入れ、かき混ぜて一口飲む
真木優里:「(ウッスいコーヒーね……上戸の店ので慣れてるから余計に……)」
真木優里:「まあ、そういうのもたまにはいいわ」呟くように独り言
GM:そんな風に君が珈琲を飲んでいると
GM:少し離れた席で話す声が聞こえる
???:「だーかーら、答えられないって言ってるだろ」
灯屋晶子:「答えられないってどういうことですか?これは正式な取材ですよ」
真木優里:「(……あれは……)」
???:「いやね?解るでしょ?正式な取材っていうならちゃんと手続き踏んでくれないとさあ」
灯屋晶子:「融通利かないなあ、敷嶋さんならいろいろ話してくれのに。逆神警部はケチですね」
逆神警部:「け、ケチ?」
逆神警部:「おいおい、俺はこう社会常識に照らしてだな」
灯屋晶子:「じゃあ、奢りはナシで。ここの分は自前で払ってください」
逆神警部:「お、おま。勝手にデラックスムーン定食頼んどいて」
逆神警部:「敷嶋さんは転勤になったの」
真木優里:「……(転勤、か)」
逆神警部:「それと同じようにしろっつわれても困るって」
灯屋晶子:「むう」
逆神警部:「ま、色々怪しい噂有ったからな。左遷かもしれないけど」
逆神警部:「後任の俺に無茶言われても困るわけだ。まあ、そっちが良いネタ持ってるっていうなら」
逆神警部:「情報交換くらいはしてもいいぜ」
逆神警部:「それくらいの融通は俺だって効く」
灯屋晶子:「え、ホントですか?」
灯屋晶子:「じゃあ、そういうネタがあったらヨロシクです」
GM:そう言って晶子はその場を離れカウンターの方へ歩いてくる。
GM:後ろの方では
逆神警部:「…朝からコレ、へヴィーなんだけど。なんだよエッグカツと目玉焼きは一緒に入れなくても良いだろ」
GM:と言いながらカレーをもそもそ食べる警部の姿。
真木優里:その姿を、傍らにあった雑誌を読みながら眺めている
灯屋晶子:「珈琲下さい。濃いめで」
GM:メニューの珈琲にカプチーノやらアメリカンやらはない
真木優里:「……なるほど。その手があったのね」
GM:普通、濃いめ、凄く濃いの三種類に牛乳と砂糖を入れるかどうかだ
GM:ちなみに普通は薄い。
店のオヤジ:「あいよ、濃い珈琲」
灯屋晶子:「ありがとう」
灯屋晶子:ごくごく飲む
灯屋晶子:「まず、でも目が覚めるわ」
灯屋晶子:「お姉さん、あんまりこの店に慣れてないでしょ」
GM:と君の方を向いて話しかけてくる
真木優里:「ああそういうわけじゃあないわよ。コーヒーを飲んだのが初めてなだけ」
灯屋晶子:「そうなの?」
真木優里:「そういう気分だったのよ」
灯屋晶子:「私の知り合いのオッサンが居たんだけどね」
灯屋晶子:「徹夜明けには凄く濃い目に砂糖と牛乳ぶち込んだヤツを飲むと良いんだって」
真木優里:「……覚えとくわ」
灯屋晶子:「その辺のエナドリより効くっていってね」
灯屋晶子:「彼氏に無理やり飲ませてたの」
真木優里:「ひどいオッサンね」
灯屋晶子:「ゲロマズでさー、笑うしかなかったよ」
真木優里:「それは。……災難だったわね」薄く笑う
灯屋晶子:「でしょー」
灯屋晶子:「お姉さん仕事何してんの?」
灯屋晶子:「あ、あたしはね。記者」
真木優里:「あたしはしがない占い師よ」名刺を渡す
灯屋晶子:「つってもNスポだけど」
灯屋晶子:「ヘェー!占い師かあ、雰囲気ありますね」
灯屋晶子:「ひょっとして有名な人?」
真木優里:「こう見えても、その筋では有名なのよ」
灯屋晶子:「へえ、面白そう。今度取材させてもらっても良いです?」
灯屋晶子:といって名刺を差し出す
真木優里:「……いいわよ。占いも初回はサービスしたげるわ」
真木優里:名刺を受け取る
灯屋晶子:「ヤッター」
真木優里:「本当は金持ちしか相手にしないんですけどね」
真木優里:冗談めいて笑う
灯屋晶子:「へぇーセレブ向けだ」
灯屋晶子:「恋愛関係とかも占ってくれるんですか?」
灯屋晶子:「実はあたし、恋人を事故で無くしてて」
灯屋晶子:「すっごく落ち込んでたんです」
真木優里:「……そう」
灯屋晶子:「さっきいってたオッサン、彼氏の上司なんだけど」
灯屋晶子:「割と相談乗ってくれて、最近はちょっと前向きになれたかなーって感じ」
真木優里:「それは。……よかったわね」
灯屋晶子:「まあ転勤になっちゃったんですけどね」
真木優里:「前を向いてりゃいつかはいいこともあるわよ」
灯屋晶子:「ですね」
真木優里:「ホラ、あっちのお兄さんとか」
真木優里:逆神警部を指さす
灯屋晶子:「え?あれは無いですよ」
真木優里:「無いかー」
逆神警部:カレーを噴き出す
逆神警部:「うるせえぞ」
真木優里:「聞こえてたのね……」
灯屋晶子:「おっと、時間だ。行かないと」
灯屋晶子:「じゃあね」
灯屋晶子:「占い絶対に行くから」
真木優里:「ん。……ああ、これ」読んでいたNスポを掲げる
真木優里:「悪くなかったわよ。……半分はクソみたいな記事だったけどね」
灯屋晶子:「そういうのを見たくて買う人が殆どだからOKなんです」
真木優里:「一理あるわ」
灯屋晶子:「需要と供給ですよー」
灯屋晶子:マスターにお金を払い店を出ていく
真木優里:「じゃ。また会いましょう」手を振る
逆神警部:「……」
真木優里:「あんたは追っかけなくていいの?」
逆神警部:「いや、しばらくは監視がつくからな」
逆神警部:「監視ってのは色々な人間が手分けする事で自然になる」
逆神警部:「自己紹介がまだだった、R対策。まあ敷嶋の後任だ」
真木優里:「よろしく。」
真木優里:「今度の担当はまじめに働いてくれるといいけど」
逆神警部:「逆神だ」
真木優里:「……あんまり働きすぎても困るから、ほどほどになさい」
逆神警部:「真面目か、真面目すぎるのも困りもんだな」
真木優里:「本当にね。……真木よ。まあ知ってると思うけど」
逆神警部:「敷嶋は真面目すぎたな」
逆神警部:「ああ、よろしく」
逆神警部:「灯屋の事だが」
逆神警部:「警察は信用できないなら自分で調べるか?俺からデータを渡してもいいが」
真木優里:「……いえ。ハナっから疑ってかかるのもよくないでしょ?」
真木優里:「あんたとは友好的な関係を築きたいものだわ」
真木優里:「当然、内容の精査はさせてもらうけれど」
逆神警部:「構わない」
逆神警部:データを表示
灯屋晶子について
UGNとFHの戦闘に巻き込まれ恋人が死亡、記憶処理を受けたが何らかの理由で記憶を取り戻した。
反オーヴァード組織“ウィッチハンター”に所属。オーヴァード殺害に協力した。
情状酌量の余地を認め、一部エージェントの提言により再度の記憶処置と定期監視で対応。
『記憶処置済み』
真木優里:「……」
真木優里:「OK。ありがと」
逆神警部:「ま、支部長どのの提言もあったわけだろう」
逆神警部:「決めるのはUGNさ」
真木優里:「……そうね。」
逆神警部:「ふむ…」
逆神警部:「これは今捜査中のネタなんだが」
逆神警部:「聞くか?」
真木優里:「……協力的すぎるのも逆に気持ち悪いわね」
真木優里:「まあいいわ、貰える情報はもらっとくわ」
逆神警部:「いや、あんたなら積極的に操作してくれと思ってな」
逆神警部:「記憶破り(メモリーブレイカー)」
真木優里:「……それ」
真木優里:「まさか」
逆神警部:「カードの亜種だと言われている」
逆神警部:「何か掴んだら教えてくれ」
真木優里:「…………それは、お互い様ね」
逆神警部:「そうだな、考えておく」
真木優里:「あんた。顔に似合わず優秀じゃない」
逆神警部:「顔に…」
逆神警部:「もて
逆神警部:「地味に落ち込む事を言うな」
真木優里:「ほめてんのよ、喜びなさいな」
逆神警部:「これだから…」
逆神警部:「まあ、いい頼んだぞ」
真木優里:「はいはい。情報料かわりに支払いはしといたげるわ」
真木優里:「そのかわり残さず食べなさいね」
店のオヤジ:「デラックスムーン、1980円ね」
逆神警部:「マジか…」
真木優里:「……量の割には安いのかしら」
店のオヤジ:「玉子がね。ブランドモノ使ってるから」
逆神警部:「残りは持ち帰りで」
店のオヤジ:「へいよー」
逆神警部:「ではな」
逆神警部:残りを弁当箱に詰めてもらって店を出ていく
真木優里:軽く手を振る
真木優里:「……これも、日常ってやつかしらねえ」
真木優里:忘れてしまったもの、忘れさせられてしまったもの
真木優里:覚えていること、忘れられないこと
真木優里:そういったものが積み重なって、日常ができているのだろう
真木優里:「……あたしも、平常業務に戻んないとな。予約何件溜まってるっけ」
真木優里:「その前に報告書も作んないといけないし」
真木優里:「やることは山積み、か」
真木優里:「花籠、あんたの仇とるのはちょっと先になりそうだわ」
GM:----
個別ED2 芝石花 『記憶を持つ者』
GM:11地区。
GM:クラブハウス『STUDIO TSUKIYO』。
GM:歓楽街である11地区の中でも若者の溜まり場の一つであり。
GM:様々な情報が集まる場でもある。
芝石花:手には美しく澄んだ緑の液体。
芝石花:多くの芸術家を破滅させてきた酒、『アブサン』のカクテル。
GM:今は丁度、客の少ない時間帯だ。
GM:マスターは静かに佇んでいる。
芝石花:支部へ帰る前に、なんとなく立ち寄った。
芝石花:喧騒でも、静寂でもよかったが。この深夜特有の軽薄な静けさは最も良い。
芝石花:いや。本当は。
芝石花:そこで思考をぷつんと止める。面倒になった。本来、そこまで気負うほうではない、はずだ。
GM:カツンカツン
“クラブキング”恋城夢神:「マスター、僕にも同じものを貰えるかな」
GM:キラキラしたエフェクトを纏う男
芝石花:歩くたびに星の散るような男に、瞠目する。
“クラブキング”恋城夢神:「やあ、はじめまして。かな」
芝石花:「はあ。はじめまして」
“クラブキング”恋城夢神:「僕はクラブキングと呼ばれている」
芝石花:「ふむ」
“クラブキング”恋城夢神:「君になら話しても問題ないかな、カードの名はクラブのK。『記憶保持者』だ」
芝石花:「…!」
芝石花:「棍棒の王様という訳か」警戒に腕を引く。
“クラブキング”恋城夢神:「あ、警戒しないでほしい」
“クラブキング”恋城夢神:「僕は穏健派でね。戦いよりもきれいな女の子と美味しいお酒が好きなんだ」
芝石花:少し考えて、片手を動かせる態勢のまま酒に手を戻す。
“クラブキング”恋城夢神:「せっかく戦争が終わったのに、楽しい事をしたいじゃないか」
芝石花:「聡明な方もいらっしゃるものだ」
芝石花:「ええ。まったく、正しいと思います」
“クラブキング”恋城夢神:「はは、聡明と言われた事はなかったな」
芝石花:「それで。綺麗な女の子でもない僕に話しかけてくださった理由は、」
“クラブキング”恋城夢神:「お礼を言いに来たんだ」
芝石花:「……お礼?」ぽかんとしている。
“クラブキング”恋城夢神:「対馬君の最後を看取ってくれただろう」
芝石花:「……ああ」喉の奥で笑う。
芝石花:「彼の目に僕がどこまで映っていたか、わからないけれど」
芝石花:「そう見做してくれる誰かがいたのなら。少し。慰められるような気がします」
芝石花:グラスを軽く揺らす。
芝石花:「あなたはあの人の作品を見たことがありましたか?」
“クラブキング”恋城夢神:「ああ」
“クラブキング”恋城夢神:「残念ながら、僕の美しさの基準では評価できない作品だったけれど」
“クラブキング”恋城夢神:「情念…というのかな」
“クラブキング”恋城夢神:「凄みの有る作品だったよ」
芝石花:「……ふふ」
“クラブキング”恋城夢神:「ただ、匣は僕にもわかる素晴らしい細工だったよ」
“クラブキング”恋城夢神:「宮大工としての彼、そして仏師としての彼」
“クラブキング”恋城夢神:「二人の作家が彼の中にはいたんだ」
芝石花:「やはり、見られないのは惜しかった」
芝石花:「あなたのように、目ざめてすぐに未練を捨てられたなら」
芝石花:「……いや。そんな人なら、仏なんて彫らないか」
“クラブキング”恋城夢神:「僕の未練は戦争にはないってだけさ、楽しく生きられない方が未練だからね」
“クラブキング”恋城夢神:「対馬君の未練は自分を理解してもらえる人に出会う事だった」
“クラブキング”恋城夢神:「少尉どのは、彼を理解していたよ」
芝石花:「……」息を吐く。
芝石花:暗い光に、美しい男の顔がある。
“クラブキング”恋城夢神:「彼を理解できたのが少尉どのだけだったのが悲しいね」
“クラブキング”恋城夢神:「僕は対馬君と仲が良かった方だけれど、それでも彼にとっては」
“クラブキング”恋城夢神:「理解者と友人は違う者だったのさ」
芝石花:「……ええ」
芝石花:「理解されたいという思いは、なんて寂しいんだと」
芝石花:「自分の気持ちが、自分の苦しみが理解できれば、そう思った人の嗚咽を聞いて」
芝石花:「それを理解できないことに気づいて、そう思いました」
芝石花:あの、パンドラの箱をひっくり返したような感情の本流の中。
芝石花:最後に芝の胸を去来したのは、寂しさだった。
芝石花:自分の感情が、他人と接続され。混ぜられ。ただ一方的にぶつけることしかできない。その孤独。
芝石花:そして芝には理解できなかった。受け取ることもできなかった。その孤独。
芝石花:「それでこそ人間は素晴らしいのだとは、なかなか思えませんね」
芝石花:「……だめだな。こんなことを言うつもりでは、なかったんだけど」
“クラブキング”恋城夢神:「悩みの末にしか、作品を生み出せない人間もいるって事さ」
“クラブキング”恋城夢神:「ふふ、君の作品も見てみたいものだ」
芝石花:「残念ながら、もう芸術家ではないのでね」
芝石花:「武器以外は何も作れない。……だから」
“クラブキング”恋城夢神:「そうか」
“クラブキング”恋城夢神:「いや、対馬君が最後に出会ったのが君で良かった」
“クラブキング”恋城夢神:「君の様な人を最後に見たのなら、少しは救われただろう」
芝石花:「……」
芝石花:「……昔から、ずっと。彫刻を造っていて。何度か賞をもらったり、褒められたことは、あって。ただ。美しいと、はじめて言われました」
芝石花:だれかに美しいと言ってもらいたくて、彫刻を造っていたわけではない。
芝石花:それでも、嬉しかった。それが死の水際に起きた錯覚だったとしても。
芝石花:嬉しかったのだ。
芝石花:「酔うと、無性に寂しくなっていけない」
芝石花:「王様。お礼と言うのなら、少し話し相手にでもなってください」
芝石花:酒をマスターに頼む。
芝石花:二杯分のウイスキー。
“クラブキング”恋城夢神:「ああ、構わない」
“クラブキング”恋城夢神:「酒と言うのは甘美な時間を与えてくれる」
“クラブキング”恋城夢神:「今宵はかつての友を想い」
“クラブキング”恋城夢神:「静かに飲み明かそう」
“クラブキング”恋城夢神:「ふふ、話す事は沢山あるからね」
GM:----
個別ED3 永倉文吾 『裏社会』
GM:禍田興業、社長室。
GM:重厚な応接テーブルの向かい側で笑みを浮かべるのは。
GM:社長である禍田雅彦である。
禍田雅彦:「まず、調査結果を聞こうかな」
永倉文吾:「少々、要領を得ないかも知れないが。」
永倉文吾:「それは勘弁してくれ。思ったよりも複雑な事件だったんでな。」
禍田雅彦:「構わないよ、こちらからいくつか質問するかもしれないが」
禍田雅彦:「答えられる範囲でいいさ」
永倉文吾:「敷島警部は、知ってるよな。」
永倉文吾:禍田さんの言葉に頷きなら、そう応える
禍田雅彦:「ああ、良い意味でも悪い意味でも使い勝手が良いというのがこちらの業界での評価だ」
永倉文吾:「ヤクザの、オーヴァードを殺して回っていたのは」
永倉文吾:「そいつが中心となって集めた集団の人間だった。」
禍田雅彦:「なるほど、ね」
禍田雅彦:「理由、動機はなんだったんだい?」
永倉文吾:「そいつらの信条は、オーヴァードを殺し尽くし、人間だけの社会を取り戻すこと。」
永倉文吾:「ヤクザだけを狙ったのは」
永倉文吾:「疑心暗鬼になったあんたらがUGNなり他の組織とぶつかることを期待してたんだとさ。」
永倉文吾:「敷島警部が戦いの最中にぽろりと漏らしただけだから、どこまでホントかはわからないけどね。」
禍田雅彦:「鴻央会の一部の筋に」
禍田雅彦:「オーヴァード殺しの情報を流していたヤツが居る」
永倉文吾:「他のところにもいたんだろうな。」
禍田雅彦:「結果、それに踊らされた連中が放った殺し屋は返り討ちにあったんだけどね」
禍田雅彦:「それも警部の息のかかった連中なのかもな」
永倉文吾:「ああ、俺たちもいいようにやられたよ。」
永倉文吾:「けど、UGNとのぶつかるのだけは避けられた。」
永倉文吾:「それは、あんたが早い内に渡りをつけておいたおかげだな。」
禍田雅彦:「まあ、その辺はいいよ」
永倉文吾:言いながら、この男はどこまで予測し、何を把握した上で俺をUGNと組ませたのだろうか、と考える
禍田雅彦:「舐められたってのは確かだが、被害は最小限ですんだ」
禍田雅彦:「問題は、その警部が集めた連中ってやつだけど」
禍田雅彦:「規模はどの程度なのか」
永倉文吾:「最悪の場合」
永倉文吾:「この街の、レネゲイドウイルスの病症が発症していない人間。」
永倉文吾:「その全てが敵になる。」
禍田雅彦:「それはそれは」
禍田雅彦:「厄介だな」
禍田雅彦:「永倉君さ」
永倉文吾:「大袈裟だな、とは言わないのか?」
永倉文吾:「なんだ?」
禍田雅彦:「この街の富裕層の何%がオーヴァードか知ってるかい?」
永倉文吾:「……知るわけ無いだろ。そんなこと。」
永倉文吾:「そんな奴らと付き合いがあるなら、あんたのとこに借りなんざ作っちゃいない。」
禍田雅彦:「30%だ。しかもより特権階級やら富豪になれば更に割合が高まる」
禍田雅彦:「この街のオーヴァードの人数は他の街よりかなり多いが。それでも人口比で考えると異常さ」
永倉文吾:「化け物が、自分たちの稼いだ金を搾取してる。」
禍田雅彦:「かくゆう俺もその一人に数えられるわけだしね」
永倉文吾:「それを知ったら、少なからず不満を覚えるやつはいるだろうな。」
禍田雅彦:「そうだね」
禍田雅彦:「経済だけじゃない、政治や報道関係」
禍田雅彦:「その辺も考えるとこの街はオーヴァードに支配されてると言われれば否定できないふしはあるんだ」
永倉文吾:「その歪みを、利用できる奴らがいる。」
永倉文吾:「そして、その中には、ダストカードの製作者も絡んでる。」
禍田雅彦:「本人は利用されているとは思ってないだろうけど」
禍田雅彦:「ま、そういう事だね」
永倉文吾:「ああ、どいつもこいつも自分の意志で戦っているつもりだったよ。」
禍田雅彦:「これはとても厄介で」
永倉文吾:「だから、厄介なんだ」
禍田雅彦:「僕達が生き残るためにはどうしようもない相手だ」
永倉文吾:「あんたは、この土地に根を張った人間だしな。」
GM:ドサ。
GM:君の前に札束が置かれる
禍田雅彦:「700万ある」
永倉文吾:「これはまた気前がいいな。」
禍田雅彦:「それは今回の報酬だ」
永倉文吾:「ありがたく、頂戴するよ。」
禍田雅彦:「僕達は化け物だが、それでも生き延びなければならない」
禍田雅彦:「死にたくはないからね」
永倉文吾:「そうじゃないやつらを、殺し尽くしてもか。」
永倉文吾:「あいつらは」
永倉文吾:「俺達との戦いを、抗争や戦争のように考えてない。」
禍田雅彦:「だろうね」
永倉文吾:「落とし所はなく、鏖にするまで止まらない。」
禍田雅彦:「でも多くの人間はそうじゃない」
禍田雅彦:「どうしようもなく行きついた人間の相手はUGNに任せよう」
禍田雅彦:「そもそも彼らの目的はヤクザではなくオーヴァード全体だ。ヤクザは狙いやすいから狙われたに過ぎない」
禍田雅彦:「だけど、漠然と怪物を恐れている一般人はそうじゃない」
永倉文吾:その口ぶりに、目の前の男は自分が伝えた以上の情報を掴んでいるような感覚を覚える。
禍田雅彦:「全員を殺すなんて不可能だし、殺した後どうすんの?って話だしね」
永倉文吾:「あんたの言う通りだ。」
禍田雅彦:「オーヴァードを全員殺した後の世界は平和だろうさ。でも人間を殺しつくしてオーヴァードだけの世界なんて」
禍田雅彦:「怖くてやってられないぜ」
永倉文吾:「けどな、理屈じゃその通りでも。」
永倉文吾:「あのカードの力を使われたら、そんな理屈は軽く消し飛ぶ。」
永倉文吾:「俺は、目の前でそれを見て、実感させられたよ。」
禍田雅彦:「そこなんだよね」
禍田雅彦:「それさえなければ」
禍田雅彦:「中世の魔女狩りがそうだったように」
禍田雅彦:「一部の強硬な人間に流された民衆が魔女を焼く」
禍田雅彦:「民衆てのは流されて生きるものさ」
禍田雅彦:「だから、俺達は怖がらせ過ぎちゃいけない」
禍田雅彦:「あくまでもフレンドリーさ、怖くない、殺したりしない、共存できるってイメージ」
禍田雅彦:「でも舐められちゃダメさ。ケンカを売って勝てると思われるのもナシだ」
永倉文吾:「ヤクザの在り方と同じだな。」
禍田雅彦:「ま、そういうこと」
禍田雅彦:「これは俺達の得意な所なんでね」
禍田雅彦:「行きついた連中はUGNなりFHが対処するだろうさ」
永倉文吾:「ま、うまいことやってくれ。」
禍田雅彦:「一般人はまあうまく流す」
禍田雅彦:「で、不確定事項が君の言うカードだ」
永倉文吾:「それについては、どうするつもりなんだ?
禍田雅彦:「それを君に頼みたい」
禍田雅彦:「その情報を片手間で良いから探って欲しい」
禍田雅彦:「カードの情報を俺が買う」
禍田雅彦:「もちろん、UGNには俺から伝える」
永倉文吾:「結構、やばいヤマだって、わかっていってるよな。」
禍田雅彦:「解ってるよ、だが」
禍田雅彦:「俺だって宝条の事は忘れたわけじゃねえんだよ」
永倉文吾:「ヤクザは、ナメられたお終いだからな。」
禍田雅彦:「簡単に言うならムカついてるって事さ」
禍田雅彦:「ま、ついでにUGNに恩は売らせてもらうが、それはそれだ」
禍田雅彦:「身内に手を出されて黙ってるほどお人好しじゃないのさ俺はね」
永倉文吾:「知ってるよ。」
永倉文吾:「そうじゃなかったら、あんたにこんだけの連中がついてきたりはしないさ。」
永倉文吾:「それに、ヤクザの身内に手を出したらどんな目に合うか。」
永倉文吾:「この街で一番思い知らされたのは多分、俺だ」
禍田雅彦:「だからこそ、君に頼みたい」
禍田雅彦:「引き受けてくれるかい?」
永倉文吾:「ま、確かに。」
永倉文吾:「俺があれだけ痛い目にあったのに」
永倉文吾:「あいつらがこのまま勝ち逃げするのを見るのは、癪だな。」
永倉文吾:ほんの少し、半年前に持ち合わせた稚気を見せるように、笑う
禍田雅彦:「はは、だろ?」
永倉文吾:「ほんとにやばい橋を渡りそうなった時は、あんたらに投げるぜ。」
永倉文吾:「それか、きっちり別報酬だ。」
永倉文吾:「それでいいよな。」
禍田雅彦:「いいよ。危険手当は渋らない」
禍田雅彦:「奥津も納得するだろう」
永倉文吾:「なら、契約成立だ。」
禍田雅彦:「OK」
永倉文吾:「その上で、一つ確認したい。」
禍田雅彦:「なんだい?」
永倉文吾:「勝算は、あるのか?」
禍田雅彦:「さあ、やってみないと解らん」
禍田雅彦:「でも、博打をうつならここさ」
永倉文吾:「はっ」
禍田雅彦:「相手が随分と掛け金を引き上げてくれたからね」
永倉文吾:「あんたは、胴元専門だと思ってたよ。」
永倉文吾:「熱くなりすぎて、俺みたいにならないようにな」
禍田雅彦:「はは、スノードロップの花言葉を知ってるか?」
永倉文吾:「知らん」
禍田雅彦:「貴方の死を望む」
禍田雅彦:「それと「希望」さ」
永倉文吾:「それは、あんたにお似合いだ」
禍田雅彦:「はッ、褒めだと思っとくよ」
永倉文吾:「その呪いが届くように、せいぜい俺も気張るとするよ。」
永倉文吾:自分の首を絞める、黒い首輪を軽く叩きながら、そう嘯く
GM:----
個別ED4 上戸ノア 『情報統括』
GM:11地区。
GM:歓楽街のメインストリートから少し離れた場所にその店はある。
GM:オカマバー『ベッラ・ディ・ノッテ』。
GM:この街の情報を一手に担うUGN11支部の仮の顔。
GM:事務所にはこの場所の長である遠里と補佐である上戸の二人がいる。
遠里悠:「それで」
遠里悠:「上戸ちゃんの所見をもう少し聞きたいわね」
上戸ノア:「ここだけの話、ですよ」
遠里悠:「真木ちゃんとは別に言いたいのかしら?」
上戸ノア:二人きりになってからすぐに、そしてあっさりと、本音を吐き出す。
上戸ノア:「現場の指揮をする立場の人間として黙ってましたが、本当のところを言えば、ずっと怖かったんですよ」
上戸ノア:「大丈夫って、皆に言いたいじゃないですか」
上戸ノア:恥ずかしそうに、へにゃっと笑う。
遠里悠:「責任を持つって大変よね」
遠里悠:「でも上戸ちゃんは良くやっていると思うわよ」
上戸ノア:「へへ……ありがとうございます」
遠里悠:「まあ、たまに自分の趣味に走っちゃうのは善し悪しだけどね、ふふ」
上戸ノア:「う゛っ……仰るとおりで……」
上戸ノア:恥ずかしそうに頭をかく。
遠里悠:「それで、上戸ちゃんの思う怖さってどういう物かしら」
上戸ノア:「ええ、そこについてもお話します」
上戸ノア:「俺はウィッチハンターが宗教のようなものだと感じました」
上戸ノア:「誰かを幸せにする信仰。誰かを幸せにする教え。オーヴァードに不満を持つ不幸な人々の為の宗教ですよ」
上戸ノア:「警部は……さしずめ殉教者、か」
上戸ノア:一つ、一つ、用意していた仮説を口にする。
遠里悠:「救いと言う概念を解りやすく示すと言う意味では」
遠里悠:「表現として妥当ね」
上戸ノア:「そして本当に怖いと思ったのは、彼らとUGNで、信じるものが違う点です」
上戸ノア:「UGNの理念やUGNの信じる明日は、ある日突然、レネゲイドビーイングだと突きつけられた俺にとって救いです」
上戸ノア:「ウィッチハンターは、そのUGNの信じるものと真っ向から対立する明日を信じ、願っている」
上戸ノア:何時になく、暗い表情を浮かべる。
遠里悠:「それは間違いだと思う?」
上戸ノア:「……いいえ」
上戸ノア:「信じるものの在り処が違うだけなんだ。それ以外は同じなんだ。怒るのも、恐れるのも、愛するのも、慈しむのも。同じ……いきもので」
上戸ノア:「ただ……ウィッチハンターはUGNよりたくさんの幸せを踏みにじるでしょう」
遠里悠:「彼らはそうは思っていないでしょうけれど」
上戸ノア:「UGNとして、一個人として、怖いけれども向き合わねばならない相手です」
遠里悠:「正義って、沢山あるのよ」
遠里悠:「でも彼らのやり方はダメね。そこに上戸ちゃんが怒りを感じるのは」
遠里悠:「悪い事じゃない」
遠里悠:「具体的に、上戸ちゃんは何をするつもり?」
上戸ノア:「……UGNの仕事を続けながら、今の彼女と結婚して、当たり前に幸せな家庭を営んでみたいんですよね」
上戸ノア:「これは本質的に宗教の対決で、宗教の対決における勝利とは幸福です」
上戸ノア:「第五支部の榎木副支部長もそうですが、当たり前に幸福であることと、オーヴァードとして日常を守ることと……細い細い糸の上で」
上戸ノア:「細い細い糸の上で……粛々とこれを守り続けることが……俺の為すべき本当の戦いではないか、と」
上戸ノア:恥ずかしそうに笑う。
遠里悠:「ふふ、いいわ。上戸ちゃんの好きにおやりなさい」
遠里悠:「ただ、無茶はしないように」
遠里悠:「でも、相手は彼らだけじゃないという事も解っているわね?」
上戸ノア:「ええ、多くの敵がこの街を狙っている。戦い続ける為にも、無茶はできません」
遠里悠:「荘都実験中隊。他にも彼らを支援する者達が居る」
遠里悠:「そういう相手をしながらになるわ」
上戸ノア:「やりますとも。強く信じるって意味では、俺の方が本職です」
遠里悠:「報告はなさい、私達は一人でじゃないの。それが私達の強み」
上戸ノア:「肝に銘じます。俺はその強さに、焦がれたんですから」
遠里悠:「ありがと」
遠里悠:「そう、もう一つだけ」
上戸ノア:「え?」
遠里悠:「上戸ちゃんの報告書なんだけど」
上戸ノア:「なにか、ありましたか?」
上戸ノア:不思議そうに首を傾げる。
遠里悠:「ウィッチハンターと戦った場所。『廃病院』だったわね?」
上戸ノア:「はい、ナビでもしっかり表示されてましたよ」
遠里悠:「そう、私もそう記憶している」
遠里悠:「でも」
GM:地図と電子ナビを表示
GM:『蜘螺咲記念総合病院』
遠里悠:「ずっと、ここの病院は営業しているのよ」
GM:----
GM:『称えよ、その名はウィッチハンター』了